XOOPSのライセンスについて調べています。

XOOPSをカスタマイズしてテーマファイルやパッケージを販売している業者がありますが、これはGPLの規定に違反しないのでしょうか?
GPLである以上、改変バージョンの配布を行う際には、ソースの公開は必須条件だと思うのですが、公開してしまったら有料で販売する意味なんてないわけで・・・。

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  • 登録:
  • 終了:2007/04/13 00:30:10
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回答5件)

id:b-wind No.1

回答回数3344ベストアンサー獲得回数440

ポイント20pt

XOOPS に限らない話だと思いますが。

まず、テーマの配布に関してはライセンスは GPL に限定されるものではないと思います。

あまり XOOPS は使っていないので間違っているかもしれませんが、見る限り XOOPS のテーマファイルは通常の HTML や画像ファイル等で構成されており、XOOPS のプログラムとは比較的独立して作成できるものであると考えられます。

もちろん既存のテーマからの改変物であれば、元のテーマのライセンスの影響を受ける可能性がありますが、自前で作成したものであれば自由にライセンスを定義できるはずです。


また、XOOPS のカスタマイズについてですが、一般にプラグインとされるものについては GPL における改変物の対象外とされることが多いと思います。

このあたりは解釈の分かれるところかもしれませんが、特定の API にしたがって作成しているだけであり XOOPS の派生物ではないという見かたです。


XOOPS 本体に改変を加えた場合は、まちがい無く GPL ライセンスが適用されます。

ただ、一般的に誤解されやすい点ですが GPL ライセンスのプログラムは世間一般にソースコードを公開しなければいけないわけではありません。

あくまでバイナリなどを受け取った相手に対して、要求されれば何らかの手段で公開する義務があるだけです。

(XOOPS の場合 PHP なのでプログラムとソースコードが同一ですが)

ただし、それを再配布する事は妨げてはいけないので再配布されてしまえば結果的にだれも有償で買う人はいなくなるでしょうけども。


具体的に業者がどのようなレベルでカスタマイズしているかによって変わってくるので一概にどうとは判断できないとは思います。

id:mogumoge

ご返答ありがとうございます。

>ただ、一般的に誤解されやすい点ですが GPL ライセンスのプログラムは世間一般にソースコードを公開しなければいけないわけではありません。

この部分について勘違いしていたようです。

受け取った相手のみということですか。

ここでひとつ疑問がでました。

受け取った相手に公開といいましても受け取った相手は当然ソースコードを受け取っているわけで公開する必要はないのではないでしょうか?

2007/04/06 01:05:10
id:TNIOP No.2

回答回数2344ベストアンサー獲得回数58

ポイント20pt

違反です。

まあ音楽や動画を購入する意味が無いと言ってるのと同じなわけで・・・

ネット上ではそういうのを挙げ出すとキリがありません。

id:mogumoge

あれ・・・上の方の見解とは違うようですね・・。

2007/04/06 01:06:52
id:b-wind No.3

回答回数3344ベストアンサー獲得回数440

ポイント20pt

受け取った相手に公開といいましても受け取った相手は当然ソースコードを受け取っているわけで公開する必要はないのではないでしょうか?

XOOPS の場合、プログラムとソースコードが等価なのでそうなります。

別途公開する必要があるのは C/C++ 等バイナリとソースコードが分かれるパターンです。

id:mogumoge

なるほど!よくわかりました。

2007/04/06 06:58:58
id:quintia No.4

回答回数562ベストアンサー獲得回数71

ポイント20pt

ご質問のような例を見たことがないので、逆質問の形になって恐縮ですが、パッケージの場合一定期間のサポート込みだったりしませんか?

あるいは運用にあたって必要なカストマイズ作業を込みにした請負契約だったりとか。

パッケージそのものは、GPLにしたがって公開の要求があればそれに応える必要がありますが、サポートやカストマイズを有償で行うビジネスモデルは昔からありますよね。

id:mogumoge

たしかに、パッケージ販売をしている業者の多くはサポートも込みのサービスとなっているようです。

2007/04/06 14:52:03
id:KazyN No.5

回答回数352ベストアンサー獲得回数32

ポイント20pt

公開してしまったら有料で販売する意味なんてないわけで・・・。

ここは、確かに従来のソフトウエアの考え方からするとそうなる部分もあるのですが、反面、お金を払ってでもテーマやパッケージを求める人たちというのは、その代金の対価として「サポート」などを期待しているというのもあると思います。

市場の原理と同じで、需要側と供給側の価値観が一致すればその部分は問題はないでしょう。

ただ、その行為が GPL に違反するかどうかはまた別問題なわけですが、実際問題として GPL では特に商行為を禁止しているわけでもないので、違反ではないと思います。

http://xoops.smej.com/modules/tinycontent/index.php?id=2

http://jp.xoops.org/modules/newbb/viewtopic.php?viewmode=flat&am...

id:mogumoge

やはり、サポートというわけですか。

ソースの公開について皆さんの見解がわかれているようで、私も混乱してきました。

公開対象が難しくて、世間一般にか、ソースを受け取った相手にか。

もう少し回答を待ちたいと思います。

2007/04/06 14:56:20
  • id:toyoshi
    >サポートやカストマイズを有償で
    サポート代金と考えられる場合、買ったテーマを無償で再配布しても問題ないということか?
  • id:b-wind
    >買ったテーマを無償で再配布しても問題ないということか?
    サポートの有無にかかわらず、テーマが GPL で配布されたのなら YES 。
  • id:iwaim
    >>
    また、XOOPS のカスタマイズについてですが、一般にプラグインとされるものについては GPL における改変物の対象外とされることが多いと思います。
    このあたりは解釈の分かれるところかもしれませんが、特定の API にしたがって作成しているだけであり XOOPS の派生物ではないという見かたです。
    <<

    以下、XOOPSの機能(コード)を使うプラグインについて言及します。

    《特定のAPIにしたがって作成》しているだけで、たまたまその実装系がGNU GPLのものでしかないという主張はあるのかもしれません。

    ただ、そのプラグインはAPIの実装系と動的にリンクするわけですから、プラグインがGNU GPL以外で頒布されていたならば、被頒布者はGNU GPLの実装系と共に使うことはできません。GNU GPLの実装系と共に使うと被頒布者がライセンス違反をしているということになるはずですから。

    とすれば、事実上、そのようなプラグインを頒布する意味はないか、或いは『被頒布者が勝手にライセンス違反しているだけだよ』と開き直るかのどちらかになるでしょう。もちろん、後者の態度はどうかと思うわけですが。実装系がGNU GPLしかないのを知っているにもかかわらず『私は知らないよ』という態度を取っているのですから。

    これらを踏まえると、現実的にはXOOPSの機能(コード)を使うプラグインであるならば、GNU GPLにせざるを得ないと言えると考えています。

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