なぜ法律というものが存在するのかを、法学などの観点から簡潔にまとめた文章を教えていただけたら幸いです。
「人類史上の法の役割」を追求する学問が「法制史」でありますが、
その古典が、穂積陳重『法窓夜話』です。
「人生が無味乾燥でないのならその大法則である法律の話が面白くなかろうはずがない」という考えによって書かれた本で、
法律なんぞつまらん! というひとにオススメしている本です。
ウェブでも読めますのが
http://web.kyoto-inet.or.jp/people/t-shinya/yowaindx.html
いささか読みづらいので、息子さんによる前文も実にいい岩波文庫版をおすすめします。
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%CB%A1%CE%A7
なぜ法律があるのかというと、(その理由のひとつとして)あるルールを守らせないと不利益を被る人が存在するからで、つまりルールを破れば利益を得る可能性が高いわけである。
よって、法律を熟知した上でルール違反となる付近で行動を起こせば楽に利益を得られる可能性が高い。また、ルール違反が発覚しなくても同じ事が言える。
みなさん、ありがとうございました。
法の役割を追求する学問があるのですね!興味深いです。ありがとうございました。