皆さんが過去に読んだ作品の中で、上記に当てはまるような傑作がありましたらぜひその「ベスト3作品」を教えて下さい! 必ず読ませて頂きます。よろしくお願いいたします!!
ポールギャリコ「七つの人形の恋物語」
高校生のとき、この本を読んで恋をしたくなりました。
すてきな恋に出会えました。
稲見一良「男は旗」
社会人初心者の頃、この本を読んで冒険の旅に出たくなりました。
今でも夢を追いかけています。
(小説じゃないけど)坂口安吾「堕落論」
高校生のぼくに、強く生きる勇気をくれました。
小説じゃないけどその論理の展開はすごくエキサイトです。
すごく読みやすいし。
絶版で手に入りにくいものもあるかもしれないけど、ストーリーの面白さにポイントを置いて選んだぼくのベスト3です。
1位 福井晴敏「終戦のローレライ」
個人的に好きなので。文庫で4巻になりますが、一気に読みました。
2位 伊坂幸太郎「ラッシュライフ」
和製パルプフィクションみたいな感じです。面白いです。
3位 重松清「流星ワゴン」
30代、40代のお父さん達が涙するような話。泣きました。
ストーリーの展開の上手さであれば伊坂幸太郎がお勧めです。
やはり熱中という点では子供の頃読んだ作品から。
江戸川乱歩の三作です。順番はつけられませんが。
「孤島の鬼」「パノラマ島綺譚」「陰獣」
そりゃもう最初に読んだ時はショックでした。その頃教科書は漱石の「こころ」でしたから。大人になって驚いたのは円朝ですね。ちなみに今読んでるのはラニアンとデカルトとハインラインです。
ご質問者の「それからの人生に、プラスになるような何かを与える、そんな物語」という視点でお応えします。年齢は30代です。
10代の「自分探し」の時代に乱読したBildungsroman(教養小説)のカテゴリーにそんな“物語”が幾つかあります。「どう生きるか」を求めて書物に貪りついていた時期に出会ったので、その後の人生への影響は計り知れません。自分の中では忘れ得ない傑作です。
ブルジョア・落葉の声 (1974年) (芹沢光治良作品集〈第8巻〉)
「落葉の声」です。今でもこの短編を読んだときの感動は忘れ得ません。選び抜かれた一語一語が自分の細胞の中に溶け込んでいくような一体感、それまでに経験したこのないような読書体験をしたのがこの本です。
マンの小説としては、「ヴェニスに死す」が好きですが、当時の自分への衝撃度を考えるとこちらになります。
僕は小林秀雄の評論集はすべて“私を取り巻く物語”として読んでいました。この「近代絵画」は擦り切れるほど繰り返し読みました。
<番外>
30歳を過ぎて、ビジネス書しか読まなくなった自分にも未だに10代の頃のような「やわらかい感性」が残っていたことを確認させてくれた“物語”です。自分をいたわり、人にやさしくなれる“物語”です。読んだ後、もう1冊を妻に送りました。
当方活字中毒なので、作品単体を選ぶことが出来ませんでした。ので、作家さんで三名挙げて、それぞれに特に好きな作品と言うことで。ご希望に添えていなかったらスルーしてください。
江戸川乱歩は自分に小説の面白さを教えてくれた作家ですその意味で一位です。小学校低学年の頃に少年探偵シリーズを読んだのに始まり、そのまま恐らくはほぼ全ての作品を読んだのではないかと思います。敢えてベストを挙げるのであれば、「人間椅子」が一位です。お約束ですが、「五千銅貨」や「芋虫」も好きな作品です。
星新一のショートショートは全て「最初の話を読んだら最後まで止まらない」感じでした。コンスタントに好きなので二位です。少し怖くてでも楽しい感じの独特の雰囲気が今でも大好きです。「ボッコちゃん」や「誰かさんの悪夢」あたりが大好きです。
最近の作家さんで魅力的な人と言うことで、乙一氏が三位です。読んでいてゾッとするような世界観が好きです。オススメは「平面いぬ」と「死に損ないの青」です。
番外ですが、作品単体であれば、SFの「夏への扉」等も好きです。
一瞬の風になれ
陸上のことなど何も知りませんが、それでもこころが熱くなります。ただ、自分のコースをひたすらに走る主人公のひたむきさに、時間を忘れて読みふけりました。
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月の影 影の海 十二国記
何もわからないまま異世界に流された主人公が、人にだまされたり、裏切られたりしながらも、必死で生き抜いてゆく。
ファンタジーとしてもすばらしいですが、自分と向き合うことの勇気を教えてくれた本。
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ぼんくら
江戸庶民の日常におこる様々な事件。
宮部さんの文章がすばらしく、自分も江戸時代の長屋にいるような気分で読みました。
明るく切なく、日常を必死で生きている人、一人一人がいとおしいです。
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メジャーすぎる気もしますが、だいぶ悩んでこれで。
『コインロッカー・ベイビーズ』(上・下)
エネルギーに圧倒されました。
『白い犬とワルツを』
ベストセラーはつまらない、と思うのをやめました。
『鉄道員』
短編集ですが、どの話も好きです。
小説ではないので番外としますが、『夜の言葉』。
上の3つよりもお勧めです!
『旅のラゴス』筒井康隆
壮大なスケールで一人の男の旅路を描いています。終盤の展開は圧巻でした。筒井康隆は、常にこれまでとは違うことに挑戦しているなあと感じるサッカです。とても豊かな読後感を味わいました。
『深夜特急』沢木耕太郎
日本からイギリスのロンドンまで、ただ一人で旅をする男の物語です。道中で出会うさまざまな人物や出来事に魅了されました。読み終えた後は無性に旅に出たくなります。
『竜馬がゆく』司馬遼太郎
坂本竜馬という歴史的人物の生涯を描いた小説です。坂本竜馬という男は、男子に生まれたからにはかくありたい、と思うような魅力的な人物であり、司馬遼太郎の素晴らしい文章とともに堪能しました。読み終えた後、一刻も早く何かせねば、という気持ちになります。
今までで一番よかったのは一つしかないのですが、
「東京タワー」
ドラマになってしまう前に読んだのですがとても感動して影響を与えられました。
ファウンデーションシリーズ アイザック・アジモフ著
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A6%E3%83%B...
光の帝国 恩田 陸著
http://www.amazon.co.jp/%E5%85%89%E3%81%AE%E5%B8%9D%E5%9B%BD%E2%...
六番目の小夜子 恩田 陸著
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です。
六番目の小夜子 恩田 陸著などは、人生でプラスになるのでは?と思います。
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