※ミューザック小説応募

http://q.hatena.ne.jp/1178809895

題名:「訪問販売」(小説はコメント欄にあります)

(1) 訪問販売員の男が持って来た物。
(2) 孫娘が出かけて行った場所。
(3) この後の顛末。

三つ全部でなくてもいいですが、特に(1)を当ててください。

回答締め切り予定:5/14 15:00頃

回答の条件
  • 1人2回まで
  • 登録:2007/05/11 01:18:46
  • 終了:2007/05/14 16:33:02

ベストアンサー

id:markII No.2

markII回答回数744ベストアンサー獲得回数232007/05/11 09:18:14

ポイント30pt

元ネタはグリム童話「赤ずきん」でしょうか。


私の知ってる内容だと

娘がおばあさんの家にお使いに行く

狼が先回りしておばあさんを食べる

狼はおばあさんのフリをして赤ずきんを待つ

赤ずきんが到着し、狼に食べられる

通りがかった猟師が寝ている狼の腹を切り開いて二人を助ける

というものだったと思います。


マジックハンド・集音イヤホン・拡大鏡

これらはおばあさんの手、耳、目について赤ずきんが質問する場面ですね。

ということは、(1)最後に訪問販売員が持ってきたのは入れ歯か差し歯?


そして(2)娘が出かけたのは弁護士事務所か、クーリングオフ用紙を買いに行ったか。




しかし、kuro-yoさんの作った謎解きですから過去の例から見てもこのまますんなりとはいかないでしょう(笑)


よく考えると相場の5割増程度ならたいしたことないですし、娘に忠告を受けてから超高額な入れ歯・差し歯を購入するというのも話の流れからおかしい気がします。そうなるとこの後、娘(の財産)を食べるのも難しくなります。


実はこれはひっかけで、おばあさんの購入した「他にもいろいろ、」の中にすでに入れ歯は含まれていたと推測します。そして、このあと販売員が持ってきた物でその後娘も食べることが出来るようになる展開となると…。

『婚姻届』なんていうのはどうでしょう。


物語では、娘が到着した時にはすでにおばあさんは食べられていたわけですから、親身に相談に乗ってくれる販売員に「未亡人のおばあさんの心がすでに食べられていた」という考え方にすると綺麗にまとまりますね。

そして販売員は結婚詐欺としていずれ財産を搾り取っていこうという計画なのでしょう。


(3)娘が戻ってきた時にはすでに婚姻届にハンコを押した後。

結婚後、販売員は借金を繰り返すなどし、おばあさんの財産を奪っていく。娘もおばあさんを助けようとして何度かお金を出してあげることに。

ところがある日突然、警察が家にやってきて販売員を逮捕。

販売員は結婚詐欺師として警察に指名手配されていたのだった。


警察は物語でいう猟師ですね。

警察が詐欺師を追うのは猟師が狼を追うのと一緒で、「偶然通りかかって二人を助けた」という点で、弁護士よりも警察のほうが物語に忠実になると思いました(弁護士は依頼しないと動いてくれない)。

id:kuro-yo

むむ、そこまで深読みされるとは!

でも、あまり凝ってないんです。ごめんなさい。

むしろ、このお話の方が数倍おもしろい!

2007/05/14 15:40:08

その他の回答(10件)

id:TNIOP No.1

TNIOP回答回数2344ベストアンサー獲得回数582007/05/11 03:52:05

ポイント25pt

物語は赤ずきんかな?

登場人物はおばあさん、狼、孫娘、狩人の4人。


1)手、耳、目ということは最後は口。

有名な台詞「お婆ちゃんの○○はなぜ△△なの?」というやつですね。

最後は「それはお前を食べるためだよ!」ですから、入れ歯が妥当でしょうか。


2)孫娘は狩人(弁護士)を呼びにいったのでしょう。

狩人は最後にお婆さんと孫娘を助ける存在です。


3)娘が入れ歯の高額ローンの連帯保証人等にされていて娘の財産も食べられる。

が、最後は弁護士によって救われる。


といったところでしょうか。

id:kuro-yo

文句なしの正解です!

2007/05/14 15:38:45
id:markII No.2

markII回答回数744ベストアンサー獲得回数232007/05/11 09:18:14ここでベストアンサー

ポイント30pt

元ネタはグリム童話「赤ずきん」でしょうか。


私の知ってる内容だと

娘がおばあさんの家にお使いに行く

狼が先回りしておばあさんを食べる

狼はおばあさんのフリをして赤ずきんを待つ

赤ずきんが到着し、狼に食べられる

通りがかった猟師が寝ている狼の腹を切り開いて二人を助ける

というものだったと思います。


マジックハンド・集音イヤホン・拡大鏡

これらはおばあさんの手、耳、目について赤ずきんが質問する場面ですね。

ということは、(1)最後に訪問販売員が持ってきたのは入れ歯か差し歯?


そして(2)娘が出かけたのは弁護士事務所か、クーリングオフ用紙を買いに行ったか。




しかし、kuro-yoさんの作った謎解きですから過去の例から見てもこのまますんなりとはいかないでしょう(笑)


よく考えると相場の5割増程度ならたいしたことないですし、娘に忠告を受けてから超高額な入れ歯・差し歯を購入するというのも話の流れからおかしい気がします。そうなるとこの後、娘(の財産)を食べるのも難しくなります。


実はこれはひっかけで、おばあさんの購入した「他にもいろいろ、」の中にすでに入れ歯は含まれていたと推測します。そして、このあと販売員が持ってきた物でその後娘も食べることが出来るようになる展開となると…。

『婚姻届』なんていうのはどうでしょう。


物語では、娘が到着した時にはすでにおばあさんは食べられていたわけですから、親身に相談に乗ってくれる販売員に「未亡人のおばあさんの心がすでに食べられていた」という考え方にすると綺麗にまとまりますね。

そして販売員は結婚詐欺としていずれ財産を搾り取っていこうという計画なのでしょう。


(3)娘が戻ってきた時にはすでに婚姻届にハンコを押した後。

結婚後、販売員は借金を繰り返すなどし、おばあさんの財産を奪っていく。娘もおばあさんを助けようとして何度かお金を出してあげることに。

ところがある日突然、警察が家にやってきて販売員を逮捕。

販売員は結婚詐欺師として警察に指名手配されていたのだった。


警察は物語でいう猟師ですね。

警察が詐欺師を追うのは猟師が狼を追うのと一緒で、「偶然通りかかって二人を助けた」という点で、弁護士よりも警察のほうが物語に忠実になると思いました(弁護士は依頼しないと動いてくれない)。

id:kuro-yo

むむ、そこまで深読みされるとは!

でも、あまり凝ってないんです。ごめんなさい。

むしろ、このお話の方が数倍おもしろい!

2007/05/14 15:40:08
id:fumie15 No.3

fumie15回答回数377ベストアンサー獲得回数72007/05/11 10:08:40

ポイント24pt

赤ずきんちゃんですね。

1 訪問販売の男が持ってきたもの

 朱美ちゃんによく似た人形or朱美ちゃんではないでしょうか?

2 孫娘が出かけていった場所

 朱美ちゃんは訪問販売の男に捕まえられて、再びおばあちゃんのところへ連れて行かれたのではないでしょうか?

3 この後の結末

 朱美ちゃんの両親がやってきて、おばあちゃんと朱美ちゃんを助け、訪問販売の男は警察に連れて行かれるのではないでしょうか? 

id:kuro-yo

に、人形!?

サスペンスの香りが漂ってきます。

そういえば昔、江戸川乱歩の「人形の館」かなんかを読んで怖くなって、夜、眠れなかった事がありました。結局熟睡しましたけど(笑)。

2007/05/14 15:43:45
id:Zelda No.4

回答回数1027ベストアンサー獲得回数162007/05/11 13:21:37

ポイント24pt

こういったジャンルの問題は解答したことがなく、自分が的外れな答えをするんじゃないかと不安ですが。

話の元は「赤ずきん」。

童話「赤ずきん」ではおばあさんと赤ずきんは狼に食べられてた後、猟師(狩人)が狼を銃で撃っておばあさん達を助けるわけですがですが現代版ではう~ん。

(1)おばあさんの信頼を得た販売員は今までの商品の値とは比べ物にならないほど何かとてつもなく高額な商品(土地など)の契約書?を持って来る

(2)孫娘は市役所or警察(狩人)におばあちゃんがあやしい訪問販売員に高い商品を毎回買わされている事を相談しに行く。

(3)おばあさんは訪問販売員の男が持ってきた契約書にサインしおえよう(狼に食べられよう)としていた。そこに市役所or警察署(狩人)の方と娘さんがおばあちゃんの家にやってくる、おばあちゃんが今までに訪問販売員から買った商品がどのような物か市or警察で把握すると共にあやしい訪問販売員の対処の仕方を教える為に。販売員と市役所or警察(狩人)の方が対面。いままでにおばあさんに売っていた商品の値が法外である事・そして今回販売員が持ってきた契約書の内容がとんでもない内容・金額であると(また狼に食べられそうになっていることを)確認した市役所or警察(狩人)の方は、訪問販売員を捕まえて(狼を銃で撃っておばあさんを助け)めでたしめでたし。

id:kuro-yo

いえいえ、ばっちりです。

2007/05/14 15:44:08
id:ajapo No.5

iyoupapa回答回数1ベストアンサー獲得回数02007/05/11 14:59:37

ポイント24pt

おばあちゃん、「朱」美と言う名前、スカーフ辺りから赤ずきんちゃんのミューザックであろうと思いました。

であれば、訪問販売員(=「狼」)はおばあちゃんの次に朱美を狙うはずです。しかもおばあさんのふりをして。で、思いついたのが「代理店契約書」(=1の答え)。おばあさんを代理店にして(=おばあさんのふりをして)、朱美に売りつける(=赤ずきんを食べる)算段です。カタログなども入った代理店キットと言った方がいいかな。

途中で朱美が行っていたのは、道草で狼に会うのですから、どうでもいいセミナーに行ったら(=道草したら)、悪徳商法にあった(=狼にあった)と考えて、セミナー商法(=2の答え)の類ではないでしょうか?

この後はこんな展開なんでしょうか(3の答え)。

朱美も商品を売りつけられる。しかし、警察(=猟師)が訪問販売員を逮捕(=狼を撃ち殺す)。幸運にも2人に多少のお金が戻る(=救出される)。

あまり自信がありません...

id:kuro-yo

代理店契約ですか、なるほど。

元の話の「狼と入れ替わる」「赤ずきんを食べる」に対応したわけですね。

2007/05/14 15:45:21
id:roro_square No.6

畳川ロロ回答回数1ベストアンサー獲得回数02007/05/12 04:15:18

ポイント25pt

もしかしたらものすごく的外れかもしれませんが、

この小説の元ネタは童話「赤ずきん」としか考えられませんでした。

販売員が売りに来たものを人間の体の部位にたとえてみると、

  • マジックハンド⇒手
  • 集音イヤホン⇒耳
  • 拡大鏡⇒目

となるのは明らかで、これは「赤ずきん」のなかでおばあさんに化けた狼が、

赤ずきんに体を少しずつ見せてゆく、その部位と重なります(順番や過不足まではわかりませんが)。

私が「はっ!」と気付いたのは、おばあさんの「これはね・・・」みたいに買ったものを説明する口調でした。ちょっと鳥肌が立ちました。

ここで気になるのは、台詞や動向などは「赤ずきん」と酷似しているのに、その動作主が違う、という点です。

おそらく、kuro-yoさんが話を現代化する際に、「狼がおばあさんを食べて、変装をして孫をも騙す」という筋が現代的でなかったために、登場人物の立ち位置と動作をシャッフルさせたのでしょう。

あるいは、簡単にはこの小説の謎を解かれたくなくて、このような仕掛けをしたのかもしれませんね。

しかし、おばあさんが狼(販売員)に食い物にされて、それを赤ずきん(孫)が助ける、という大筋が通っているのには、感嘆するばかりです。


前置きが長くなりました。回答です。

(1) 訪問販売員の男が持って来た物。

流れからすると、「赤ずきん」の話における「口」に関係するもの、ここでは「入れ歯」あたりが妥当かと思います。しかし、入れ歯を売りに来る、という事が「赤ずきんがついに襲われる」というのに相当する決定的な事態にはならないのではないか、という疑念も拭えません。

それでも一応、私の回答は「入れ歯」にしておきます。それ以上は浮かばないのです。。

(2) 孫娘が出かけて行った場所。

これはまず間違いなく警察か、消費生活センターとかそういう場所に通報に言ったのではないか、と思います。

(3) この後の顛末。

「赤ずきん」の物語は、よく知られているものは、赤ずきん狼には食べられず、直接おばあさんを助ける、みたいな話だと思うのですが、原作は確か、赤ずきんも食われてしまって、そのふたりが消化される前に猟師がそれを助ける、という話だったと思います(確か。。定かではありません)。

それを考えると、この小説ではどのような経路を辿ってかはわかりませんが、(たぶん警察か何かが猟師の役をやってくれるのでしょう)、おばあさんは販売員に完全に食い物にされる前に助かって、めでたしめでたし、というような感じの顛末になるのではないかと思います。


妄想的な読みがほとんどになり、またひどく長くなってしまいましたが、

とても楽しんで読み、謎解きをさせていただきました。

ありがとうございました。失礼します。

id:kuro-yo

楽しんでいただけたようで、嬉しいです。

2007/05/14 15:45:59
id:manyhitter No.7

manyhitter回答回数11ベストアンサー獲得回数02007/05/12 23:02:31

ポイント25pt

元ネタ小説はおそらく「赤ずきんちゃん」でしょうか。


古いものから新しいもの、諸説いろいろあるらしいですが、最もノーマルな話から考えると、

(1)持ってきたのは「入れ歯」。

(2)朱美は消費者センターかどこか、いずれにせよ市場価格を調査する組織に行った。

(3)この後は、訪問販売の男が懲らしめられる…

そういうニュアンスでよろしいかと思います。

id:kuro-yo

正解です。

赤ずきんのお話は、思春期の女性の、異性(=狼)に対する期待と恐れを云々…、みたいな本を持ってます(笑)

2007/05/14 15:51:00
id:threecloudjp No.8

threecloudjp回答回数139ベストアンサー獲得回数62007/05/14 00:40:07

ポイント25pt

赤ずきんですね。


(1)入れ歯。

この筋書きでいくと、次は原作でいう

「おばあちゃん、どうしてそんなにきらきらとがった歯をしているの?」

「それは…お前を食べるためさ!!」

のシーンに対応するのでは。


(2)交番。

原作では次は猟師の出番。とりあえず悪徳商法の実態を相談すべし、と、治安維持してくれる人を呼びに行ったのではないか。


(3)悪徳セールスマンは退治され、おばあさんは損害賠償してもらえる。お年寄りを狙った悪徳商法には気をつけましょう。

めでたしめでたし。

id:kuro-yo

正解です。

私もひっかかりやすいので、気をつけなくっちゃ。

2007/05/14 15:52:17
id:miu2d4r No.9

miu2d4r回答回数93ベストアンサー獲得回数72007/05/14 02:25:05

ポイント20pt

① 訪問販売人が「孫娘のため」と言って持ってきたのは

   おばあちゃんに高額な保険料を払わせる死亡保険。

   全財産を食いつぶすほどの法外価格。

   しかも受取先が訪問販売人の組織になっているという。

 

② 孫娘はその街の凄腕ハンターだという男に会うため

   駅の伝言板にXYZ・・・という求人広告を書いた。

 

③ 訪問販売の男はハンターのコルト・パイソン357により

  始末される。

  後日談として、今度は孫娘がハンターに食べられそうになるが、

  ハンターの相棒に危ういところで阻止されるのだった。

 

回答までミューザック(?)。

id:kuro-yo

爆笑してしまったではないですか(爆)

〜〜〜

そしてある朝、祖母が目覚めると、訪問販売で買ったある画家の絵がなくなっている事に気付いた。代わりに絵のあった場所には、トランプのような物が…そのトランプはメッセージカードだった。

「おばあちゃん、この絵が気に入ったので、持って帰ります。朱美」

2007/05/14 16:25:26
id:sayonarasankaku No.10

sayonarasankaku回答回数930ベストアンサー獲得回数642007/05/14 02:27:27

ポイント25pt

これは、赤ずきんちゃんですね。


(1) 訪問販売員の男が持って来た物。

  赤ずきんちゃんの最後は口に関係してましたよね。

  「おまえを食べてしまうためだよ!!」って言ってましたものね。

  まさか、訪問販売で入れ歯は買えないから、入れ歯の接着剤かな・・?


(2) 孫娘が出かけて行った場所。

  交番


(3) この後の顛末。

  おまわりさんを連れてきて、法外な値段で売る詐欺師をつかまえてもらった。



でも、5割増しじゃあ、そんなに法外じゃないですよね・・・

これしか、思い浮かばないです・・・

id:kuro-yo

やっぱり5割増くらいじゃだめですか。

私もなんとなくそんな気がしてました。

2007/05/14 15:53:37
id:trial-uz No.11

trial-uz回答回数4ベストアンサー獲得回数02007/05/14 14:16:42

ポイント25pt

はじめまして

通りすがりではありますが参加させてください。




まず、オリジナルは「赤ずきん」ですね。

で、オリジナルと照らし合わせるとこの次は、

「おばあちゃんのお口、どうしてそんなに大きいの?」

なので、販売員は「食」に関するものを持ってきたと推測されます。

ところで、過去に買った物は、マジックハンド、拡大鏡、集音イヤホンですね。

このうち、マジックハンドは良く分からないですが後の2つはTVショッピング等でよく見る物です。

なので、食に関係があるTVショッピングの定番と言えば、包丁なのではないかと思われます。


オリジナル通りに展開するならこの後、朱美は食べられないといけない訳ですが…

問題は狼は誰かという点ですね。

この文では、おばあさんはあくまでおばあさんで、狼と入れ替わっているわけではありません。

冒頭、状況描写が全く描かれていないことと、洗濯物についての会話から、病室ではないか(狼=病気か?)とも思ったのですが、それでは販売員が説明できないし…。




もっと辻褄のあう展開がある様にも思いますが、時間もありませんのでこの辺でギブアップさせて下さいw

これからも度々参加させていただきたいと思いますので、今回は顔見せと言うことで…

id:kuro-yo

包丁もOKです。

私が普段、どんな番組を見てるか、バレバレ(笑)

これからも、ちまちま出題すると思いますので、ご遠慮なくご参加ください。

2007/05/14 15:54:43
  • id:kuro-yo
    補足です…。
    今頃気付いたのですが、私は元ネタの物語をできるだけ多くなぞったつもりだったのですが、私の勘違いでいくらかなぞり足りない部分がありました。
    そういうわけですので、(2)と(3)については、元ネタを活かした回答であれば、良しとします。
    (1)については、いろいろ解釈が分かれるところですが、題意を汲んていれば正解としたいと思います。
  • id:kuro-yo
    【ミューザック小説:「訪問販売」】(※誤字脱字修正版)

    「おばあちゃん、来たよ。」
    若い娘におばあちゃんと呼ばれた老婆は、視線をテレビから戸口の方へと向け、眼鏡の奥でニコリと微笑んだ。
    「良く来たわね、朱美ちゃん。お母さんのお遣いかい?」
    朱美は、包みを祖母のいるベッド脇のテーブルに置くと、傍の丸椅子に腰掛けた。そしてスカーフを丁寧にたたみながら、言った。
    「そうなの。これ、うちで漬けた糠漬けと梅漬け。それからこれはお隣からもらった海外旅行のお土産。」
    「いつもいつもすまないね。」
    「お洗濯物は帰りに持っていくからね。それから、要りようの物があったら教えてね。買い物があるなら、私、行ってくるから。」
    「ありがとうね。でもね、買い物はもうしなくていいのよ。」
    「あら、どうして?」
    「最近は訪問販売の人が来てくれるのよ。」
    「訪問販売…?」
    「いろいろ親身になって相談に乗ってくれるし、買い物にも行ってくれるし、年寄りの独り暮らしにいろいろ便利な道具を持ってきてくれたりするの。」
    「例えばどんな…?」
    「例えば、これね。いつもベッドに寝ているとね、朝夕にカーテンを開け閉めするのが大変なの。このマジックハンドを使えば、…ほら、こんな風に簡単にカーテンの開け閉めができるのよ。」
    「そ、そうね。それから?」
    「最近、耳が遠くなっちゃってね。この集音イヤホンとか言うのを耳に入れておくとね、テレビの音も電話の音も、お前の声も良く聞こえるのよ。両方の耳で聞けるようにって、二つも用意してくれたの。」
    「そうなの…」
    「それから、この拡大鏡はね、…ほら、こうすると手に持たなくても使えるの。小さい字も良く見えるし、おまえの可愛い顔もはっきり見えるのよ。他にもいろいろ、…これとか、…あれとかも、持ってきてくれたのよ。おかげで生活が便利になったわ。」
    「おばあちゃん、私なんだか心配だわ。」
    「あらどうして?」
    「最近、親切な訪問販売員を装ってお金を騙し取る人がいるらしいわよ。その人は大丈夫なの?そんなにいろいろな物を持ってきて…あとで法外な料金を請求されるんじゃない?」
    「やあね、これはもらったんじゃなくて、買ったのよ。もう支払いは済んでるんだから、それはないでしょう。」
    「え…これ全部、買っちゃったの…全部でいくらしたの?」
    「えーとね…」
    祖母が口にした金額は、市価の5割増し程度の金額だった。
    「おばあちゃん、私ちょっと出かけてくるわね。すぐ戻るから。」

    朱美が祖母の家を出てしばらくしてから、入れ違いに一人の男が祖母の家を訪問した。
    祖母は男に挨拶した。
    「あら、いらっしゃい。今日もいらしてくださったのね。」
    スーツ姿の男は、アタシュケースをあがりまがちに置きながら、言った。
    「お元気にお過ごしでしたか?」
    「おかげ様で。今日は、何を持ってきてくださったのかしら?」

  • id:kuro-yo
    〜解答編〜「訪問販売」

    「おかげ様で。今日は、何を持ってきてくださったのかしら?」
    男は、パチンという小気味良い音とともにアタッシュケースを開き、中から入れ歯を取り出した。
    「この入れ歯は今までの入れ歯と違って、とても丈夫な素材を使っているんですよ。これで硬い食べ物も楽に食べられるようになりますよ。しかも汚れにくいのでお手入れも簡単。カビも防ぐので衛生的ですし、お口の匂いを抑える働きがあります。そして、長持ちするので経済的で、………」
    男は、入れ歯の効能を止めどなく話し続けた。
    祖母は男の話が終わるのを待って、男に言った。
    「生憎、私は昔から歯が丈夫でねぇ。歯は揃っていて、食事には不自由しないのよ。それに、入れ歯を作るには、歯医者さんの処方がいるのじゃなかったかしら。」
    男は一瞬当惑の表情を見せたが、すぐに入れ歯をアタッシュケースに戻すと、今度は電気製品を取り出した。
    「では、お料理の手間を省く電動のフードプロセッサーはどうですか。」
    「フード…なんとやらも、要りませんわ。うちは娘や孫が時々面倒を看に来てくれるのよ。もっと他の物はないかしら。」
    それを聞いて、男はしばらく黙っていたが、それまでの物腰柔らかな態度を一変させ、ネクタイを緩めると、あがりまがちにどかっと腰を下ろして、どなった。
    「やい、ばあさん!」
    祖母は、男のあまりの変わりように目を丸くした。男は構わず続けた。
    「ちょっと親切にしてやったからっていい気になりやがって!こちとら商売やってんだ。人をさんざこき使っておいて、あれっぽちの代金で済むと思ってんのかい!」
    「でも、それはあなたが…」
    「だまれ、ババア!いままでの分のサービス料と出張料、それと手数料も、きっちり払ってもらおうか!」
    とその時、不意に玄関の扉が開き、朱美と、朱美が連れてきたらしい警察官が入ってきた。男は青ざめた。
    祖母は、ほっとため息をつくと朱美に言った。
    「ふう、朱美、いいところに帰ってきたわ。あなたの言う通り、ひどい狼だったわ。」
    警察官は男に言った。
    「さて、署まで一緒にきてもらおうかな。そこでゆっくり話を聞こう。」
    男は、ごくりと生唾を飲み込むと、言った。
    「その前に、水を一杯、飲ませてくれ。」



    …ベタなお話で失礼しました。

    というわけで、モチーフは「赤ずきん」です。
    朱美という名前も赤ずきんから採りました。スカーフをしているも狙ってです。
    言うまでもなく、狼は訪問販売員。優しい言葉でおばあちゃんを騙します。でも赤ずきんは騙されません。
    大きな手はマジックハンド、大きな眼は拡大鏡、大きな耳は集音マイク。そして最後に大きくて立派な口(入れ歯)が出てきます。
    猟師は警察官です。このあと、きっと、警察官に腹を探られる事でしょう。
    最後に狼は喉が渇いて、水を飲みに川へ行きます。

    (1)入れ歯。ただ、訪問販売で入れ歯を売る事は考えにくいですので、入れ歯に準ずるもの、つまり食に関係あるものなら正解とします。
    (2)朱美が出かけた先は警察署または交番。そして(3)その後の顛末は上に書いたような感じです。

    お楽しみいただけましたでしょうか。
  • id:kuro-yo
    ポイント配分は、lionfan様からののっかり100ポイントを使い切り、25ポイントを基本の正解ポイントとしました。
    予想通り全員赤ずきんがモチーフである事に気付かれたご様子ですので、微妙な配分になりました。
    markIIさんの回答に感銘受けました(笑)ので、+5ポイントといるかを差し上げます。

    さて、ミューザック小説としてのできはどうでしたでしょうか?
    自分でも詰めが甘かったと思いますが、みんさんに楽しんでいただけたのでしたら何よりです。
  • id:sayonarasankaku
    なるほど!!
    5割増ですますつもりじゃなかったんですね。
    本当にありそう~。
  • id:lionfan
    くう、「赤ずきん」まではわかったのですが、
    「入れ歯」を思いつきませんでした・・・。
    楽しめました。ありがとうございます。
    回答を締め切るときに回答ポイントとして300pt差し上げます。

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