「きゃーっ!」
私は、機体が急降下しているのを感じた。もう絶対絶命だと思った。
私はなんとか姿勢を保とうと必死でもがいたが、恐怖のせいか、どうしてもうまくいかなかった。
傍らの男性が静かに私の手をとり、ささやいた。
「大丈夫ですよ。落ち着いて。」
「こんな時に落ち着けるわけ…」
「私がそばについていますから。」
そんなやりとりの最中も飛行機は何の束縛もないかのように落下し続けた。
ふと窓の外に目をやると、雲を抜け、眼下に地面が広がっているのが見えた。
私は恐ろしくなり、思わず男性にしがみついてしまった。
そして数秒後、衝撃とともに、このほんの少しの間忘れていた感覚が私を襲った。
〜〜〜
どの辺がホラー「ではない」のか、考えて下さい。
>> このほんの少しの間忘れていた感覚が私を襲った。
しまった!! この人、私が一番嫌いな人だったんだ。
いくらパニックに陥っていたとは言え、しがみついてしまった
自分に落ち込んだ....
では
しまった!! この人、俺が一番嫌いな人だったんだ。
いくらパニックに陥っていたといは言え、なぐさめてしまった
自分に落ち込んだ…
…でも、その後にロマンスの兆しが(笑)
要は加速度の問題なのでは?
体が感知するのは加速度(=力)であり、速度の絶対値ではありません。上方向に高速で進んでいたものが減速すれば、長く無重力を感じます。
離陸後上昇していた飛行機が、定常飛行に移る前、一瞬無重力を感じるでしょう。
または、着陸前に無重力だと感じることもありえます。
そのとき、落下だと感じることも多々あります。上昇エレベーターが止まるときふわりとするでしょう?
この原理を生かして、遊園地のアトラクションで「それまで登らせていた乗客席を停止またはゆっくりおろす」ようにコントロールすることで、「静止からの急降下」と思わせることができます。
はい。
傍らの男性が静かに私の手をとり、ささやいた。
「大丈夫ですよ。落ち着いて。」
「こんな時に落ち着けるわけ…」
「私がそばについていますから。」
の部分だと思います。
なぜならば、この文章を何も知らない人に見せると、誰一人として「ホラー」と答える人はいないと思うからです。
ホラーっぽくなくてごめんなさい。
ジェットコースターに乗っているのですかね。
もちろん、安全点検や探傷検査がしっかりと行われていて安全性の保障がある遊園地で。
ジェットコースターはがっちり固定されていますので、姿勢を保つのはそう難しくないかも。もとより、隣の人にしがみ付くのも難しいような…
絶叫マシンに乗ってて、隣の人から優しくされたり手をとられたりしたら、かえって怖い気もします…
>衝撃とともに、このほんの少しの間忘れていた感覚が私を襲った。
これを見て機体が上昇するあの感じが起きたのではないのでは無いでしょうか。
どこにも事故が起きたとは書いていないですし
あくまで「私」の勝手な思いこみではないのかと考えました。
そういえば、初めて飛行機(ただしジャンボジェット)に乗った時の衝撃は今でも忘れられません。
でも、YS-11に乗りたかった(笑)。
おみごと!
いるかさしあげます。
航空機を使った無重力体験が思い浮かびました。
航空機が自由落下していて、無重力を初めて体験する人がドキドキっていう。数秒して航空機が通常通り航行し始めて、重力が戻ってくる。
そんな感じではないでしょうか。
ときどきテレビなんかでやっていて、おもしろそうにも思いますが、実際に体験するのはかなり怖いでしょうね。普段当たり前にある重力がなくなってしまって、なんとも心許ないような。
私も一度は体験してみたいような…
正解です!
主人公はあまりにのめり込んでしまって、気が付けなくなっていたが
実はここは、航空学校のシュミレーターの中だった。
教官が同乗しているにもかかわらず、この醜態。
もちろん、ハンコはもらえませんでした。(教習所風)
忘れていた感覚は現実のリアルな重力感。
または、主人公がこんな感じだったからかな。
教官がケインコスギみたいだったらいいなぁ〜。
コメント書いて下さって良かった!!
夢かな、と思っていました。
この飛行機は急上昇した後に急降下して、擬似無重力状態になっているのではないでしょうか。
>私は、機体が急降下しているのを感じた。もう絶対絶命だと思った。
私はなんとか姿勢を保とうと必死でもがいたが、恐怖のせいか、どうしてもうまくいかなかった。
必死でもがいても、無重力状態で思うように動けなかった。
>そして数秒後、衝撃とともに、このほんの少しの間忘れていた感覚が私を襲った。
ある程度、高度が下がるとその瞬間にすごいGを感じる。
だと思います。
しばらく前に、嵐がTVでやっていましたね。
正解です!
無重力体験飛行を回答された方は、思いのほか少なかったです。
おみごと!
いるかさしあげます。