コンペティションに参加していないものでも、癖のある良い映画が必ず数本は選ばれているので結構参考になります。
http://www.berlinale.de/en/HomePage.html
http://ja.wikipedia.org/wiki/ベルリン国際映画祭
村上春樹のエッセイに度々映画の話が、古いもの新しいもの問わず出てきます。和田誠氏と組んでよく仕事をしているので、感覚は似ているのではないでしょうか。
現在公開中のものに限るのならば、私はファッション雑誌の映画評を参考にしています。映画ファンだけでなく、一般向けにラインナップされていているため偏りがないからです。またもっと濃いものが見たいなーと思った時にはミニシアターが出しているフリーペーパーなどを参考にしています。
どうもありがとうございます。今度はちゃんと下書きをしてから書いてみます。
自分が面白いと思う映画はいくつかあるんですが、人(特に、個性的な、あるいは網羅的な映画の見方をしている人)は、どういう映画に興味を持つのか、またその興味の持ちかたはぼくにとっても役に立つのか(映画を見る見方を広げる手助けになるのか)、役に立つ人がいるのか、というのが気になったのです。
なんで映画なのか、というのは、たまたま読んだ「映画に関して語っている、個性的な創造作業をしている人」の本がとても面白かったからです。具体的な書名は『エーガ界に捧ぐ』(中原直也・扶桑社)と『TVをつけたらやっていた 押井守の映像日記』(押井守・徳間書店)です。なんか好きなんですね、この手の映画本は。ただ、どちらもとても個性的すぎる映画本なので万人にはオススメできないどころか、ぼく自身にも本当に役に立つのか、という疑問がありました。あ~、考えてみたら「あなたのオススメの映画本(映画について書いている本)を教えてください」でもよかったですね、この「人力検索はてな」の質問は。
ご返信ありがとうございます。はてなは重くてエラーが多いのが難点ですね。
"物語の構造"に魅力を感じている、と自覚なさっている時点で
次にできるアプローチは2つだと思います。
●自分が面白いと思う"物語の構造"はどういうものか?
(例:意外性のある物語、感動を誘う物語、考えさせられる物語、どういうものか明言できないが面白い物語の映画があるのではないかと考えている、など)
●映画じゃなくても"面白い物語の構造"に触れることはできるのに、映画を選んだ理由は?
(例:映像と音楽の含まれるコンテンツにもっと触れたい、好きな人が映画好き、芸能人などの華やかな雰囲気のある世界を知りたい)
多分蛇足ですが、この内側へのアプローチは、止めどころも大事です。
大抵自分のことは自分が一番よく分かっているので、
「なんで映画を見たいんだろう」と5分考えて答えが出なかったら、
現時点では理由なんかなく映画が見たいんだ!
と結論してしまっていいと思います。
再び友人・知人・ネット、あるいは映画館に直接行ってみるなど、
次の行動をするのが「よい映画にたどり着く早道」だと思います。
どうもありがとうございます。参考にしたいと思います。
なんで映画を見たいと思ったかについては、少し長文を書いてみたんですがどうも消えてしまったみたいで…要約すると「物語の構造」に興味を持ったからです。
自分の外側だけでなく内側に目を向けることも大事だと思います。
まずは、映画を見に行こうと思われた経緯を教えてくださると、
有意義なコメントがつくと思います。
その経緯から、なぜ映画を見たいのか?
自分が映画を見るときに使っているセンスと、
そのセンスを満足させるためにはどんな映画を見たらいいのか?
を浮き彫りにすることが大事だと思います。
それは、何故"和田誠"、"双葉十三郎"をお選びになったのかと
共通しているんじゃないかとも思います。
情報収集は量が多ければいいというのではなく、
自分を知った上で効率的に行う事で、
良い情報にアプローチできる可能性を高めてくれると思っています。
失敗談などを書いてくだされば、それもかなり有意義だと思います。
「私はこうこうこういう理由で映画を見たい!」
とちゃんと考えてから見に行ったのに、
全然満足できなかった!
ということももちろんあります。
じゃー、満足するために他の映画を見ようだとか、
まずは映画を見るセンスを養おうだとか、
結局映画じゃ私の欲求は満たされないわだとか、
そもそも映画を見たいと思ってた理由が実は違っただとか、
なんらかの気付きがあるんじゃないでしょうか。
ちなみに私は、映画を見る前の参考として
超映画批判(http://movie.maeda-y.com/)を使っています。
理由は超下らないです。
以前検索したときグーグルで一番上に出てきたから。
短期間でいいものにたどり着こうなんていう焦りもないので、
看板のデカさや、露出してるCMなんかで
「なんとなく世間的に認められてるな」
と思った映画を見に行ってます。わりと悠長な見方だと思います。
もし短期間で何かを得たいのなら、それこそ多くの情報に触れたり、
なるべく体系立った勉強を書籍などですると思います。
映画検定なんてものもありますね。
検定のような、闘って成果を得る、というシステムは
大いに利用価値があると思います。
どうもありがとうございます。参考にさせていただきます。
どちらも知ってはおりますが、参考にしている人がいる、というのは参考になるご意見なのです。
次のダイアリーの映画感想を楽しく読み、参考にしています。
http://d.hatena.ne.jp/samurai_kung_fu/ (ゾンビ、カンフー、ロックンロール さん)
http://d.hatena.ne.jp/zoot32/ (空中キャンプさん)
お二人とも、たくさん観てるし、観に行かれるのが早いですから、
新作を観るかどうかの参考になりやすいかと思います。
すでにご存知でしたらすいません。
クチコミ系とサイト持ちの映画批評家の意見には注意(あまり参考にならない)、ということですね。
どうもありがとうございます。
当てにならないものといえば、まず「ぴあ満足度ランキング」みたいな口コミ系のやつ。
採点基準が人にってまちまちで不確定。組織票、サクラ、捏造などがやり放題の可能性あり、などなど。
次に、こういう質問に対して、映画批評家を名乗っている人が批評を載せているサイトを紹介する人がいるけど、批評を書いた原稿料をもらうのが仕事の批評家が無料で個人サイトで公開するということは、要は批評家としてやっていけない人だということで、実際読んでみるとそれもうなずけるレベルの文章だったりします。
たくさんいる映画評論家の中でも確かな人はいるのですが、絶対というわけではありません。
結局、何を参考にするかというと、特定の何かというより、できるだけ多く情報を集めて判断するということです。それから、映画を観ていた方ならお判りだと思いますが、結局は「勘」だったりします。
よくレンタルビデオ店で公開中や公開間近の作品に関する
過去の作品を出演俳優別や監督別で紹介していますが、
その中でも特に「店長のオススメ」や「当店のイチオシ」の札が
貼ってあって更に手書きで感想や批評までついてると、
明らかに書き手の趣味で書いているという感じがするので、
それを参考にその過去作品を観てから判断する時があります。
ただ借りて観る時点で自分の判断がワンクッション入っているので
ちょっと質問の答えになってませんね・・・すいません・・・。