街を見渡せば、100通りの家族に100通りの家。家をのぞいてみれば、それぞれの暮らし振りが面白い!“イエ・ルポ”とは、実際に見たり聞いたりしたイエの話、またはご自分の家の暮らしの中で生まれたユニークな工夫やアイデア、習慣や出来事をミニルポ感覚で書き込んでもらう“イエ・ルポタージュ”コーナーです。
*〈今週のお題〉に沿った、みなさんが知っている面白いイエの話を教えて下さい。
*〈今週のお題〉以外の話題のイエ・ルポも常時自由に投稿して下さいね!
イエ・ルポ #023 THEME「我が家のトンデモ話!イエと家族の珍事件」を教えて下さい
→ルポ例はコチラ
http://d.hatena.ne.jp/ie-ha-te-na/20070518
※今回の「いわし」ご投稿は5月23日(水)正午で終了とさせて頂きます。
※参考にさせていただいた「いわしへのコメント」には、【いわしポイント×20pt】を差し上げます。
※お願い
モラルのない一行投稿などはご参加者の皆様に大変ご迷惑となりますので、ご遠慮下さい。
またそのようなご投稿にはポイントの送信を控えさせて頂きますのでご了承下さい。
皆、それぞれの失敗を責めずに明るく許し合える家。そんな優しさが溢れたエピソードです。お母さんの機転の利き方も素晴らしいです。愛情と裁縫の腕が合わされば、こんな魔法も出来てしまうんですね。きっとTinkerBellさんも素晴らしい魔法が使える妖精になれることでしょう。そしてその子が将来、私もTinkerBell母さんのようになりたい、って思うようになります。
うわぁ、レースのカーテンが、ウエディングドレスのようなスカートに変身。なんて素敵な思い付きなんでしょう。これでいっぺんに、失敗が素敵な出来事に変わってしまいましたね。お母様、最高です。
TinkerBellさんのお母様は、たしか「永遠の17歳」だったと思いますが、ついでに妖精さんでもあったんですねー。IDの由来も分かって、なんだかほのぼのしてしまいました。こんな素敵なお母様に導かれて、TinkerBellさんもこれからどんな素敵な妖精さんになっていくことでしょう。楽しみですね(^-^)
私が小学校の2年生くらいだったと思います。
時期もちょうど今ごろでした。
よく晴れた日で、風がとても心地よくて、母はお洗濯に精を出していました。
私はお絵かきにいっしょうけんめいで、その横で父がコーヒーを飲んでいました。
いい休日の午前中でした。
とつぜんバタンと音がしたのでびっくりして音のする方を見ると、
母が窓際でこけていました。
手にはしっかりと、掛け替えたばかりのレースのカーテンを握りしめていました。
父があわてて抱き起こしに行くと、母はだいじょうぶとすぐ起きあがりましたが、
カーテンは吊り金具が飛び散って外れてしまいました。
おまけに今度は私が大失敗。
父が外れてしまった金具を直している最中、
カーテンはちょっと畳んでテーブルの上に置かれていたのですが、
今度はそのわきを通った私がそれを引っかけて落としてしまいました。
一緒にテーブルの上にあったコーヒーまで落ちてしまい、もう私は大泣きです。
真っ白なカーテンは見るも無惨にコーヒーがかかってしまいました。
父は、こんな所に置いてしまったお父さんが悪いんだからとなぐさめてくれますが、
私はなおさら申し訳なくなってしまって、そして台無しになってしまったカーテンがかわいそうで、
もうびーびー泣いてしまいました。
そうしたら母が、ちょっと立ってごらんと私を立たせて、
カーテンのシミを拭いて、それを私の体に当てました。
そして、今からすてきな物作ってあげるからと!!
その日の午後、カーテンはすてきなオーバースカートに変身しました。
私は真っ白なワンピースに着替えて、カーテンから変身したレース地のオーバースカートをそれに重ねてもらいました。
私は窓際に行って、残ったレースのカーテンを頭からかぶって、
およめさんみたい?とはしゃいでいました。
転んでもただでは起きない母。
台無しになってしまったカーテンをこんなすてきなものに作り替えてしまう母。
まるで魔法使いのようだと思いました。
母にそう言ったら、やだー、私は魔法使いじゃなくて妖精よ、と言っていました。
私の今のこのIDは、いつか私もそんなすてきな力を持ちたいと思ってつけたものです。