【イエはてな】リブ・ラブ・サプリ#025

　みなさんこんにちは。先日は有線放送の謎を解明していただいてありがとうございます。「民間療法」ということで、再び妙な記憶がよみがえってきました。

　30年以上前のことなのですが、わたしが住んでいたところで「てんとくこうせん」というものが流行っていました。おばあちゃんたちが喜んで使っていたのを覚えています。

• どんな字を書くのかわかりません。「てんとくこうせん」と呼ばれていました。
• 茶色い液体でした。
• 瓶に入ってましたが、特別にラベルはついていませんでした。なんらかの方法で作ったものを適当に瓶に詰めただけかもしれません。
• なんにでも効くようなことを言われていて、飲用・外用、両方に使っていましたが、味は覚えていません（飲んだことはないのかも）。
• あせも、虫さされになると「てんとくこうせん」を脱脂綿でかゆい場所につけてました。下着が汚れるのであまり好きではありませんでした。
• ご町内のある家から買うか・もらうかして使っていたようです。

　半年か一年もするとブームが去って見かけなくなりました。一体これはなんだったのでしょう？？

　「天徳鉱泉」ではないかと想像して検索してみたところ、茨城県水戸市と長野県塩尻市にそういう名前の温泉があるのはわかりました。また、佐賀県多久市に天徳鉱泉（株）という医薬品製剤製造の会社があるらしいこともわかったのですが、サイトもなにもなく、どういう製品を扱っているのかわかりませんでした。

　おばあちゃんたちはなんらかの説明を聞いて使っていたのでしょうが、子供だったわたしには得体の知れない茶色の液体でしかなく、当時のことを思い出すたびに不思議な気分になります。

　有線放送の時のように「うちではまだ使ってます！」なんて人が現れたらいいなと願いつつツリーを作成（笑）　よろしくお願いします。