日経リサーチが行った調査によると、ブラウザを立ち上げたときに表示される「トップページ」として、Yahoo！JAPANを利用しているユーザーが6割以上を占めてダントツの1位なのに対して、2位のGoogleを利用しているのは1割に満たない数であったことが明らかになったそうです。

やはりgoogle AdSenseでしょう。

同じ広告料が主体の企業でも、Yahoo！JAPANをトップページにしている人とgoogle AdSenseが貼ってあるblogでは後者の方が断然多いでしょう。

Yahoo!JAPANの今年の純利益は570億。Googleは世界で3077百万ドル。Googleの収益のうち日本が17%以上を占めていれば、日本でもGoogleの勝利ですので、Googleの方が儲かっているかと思います（推測

１，Googleの場合、Googleツールバーを導入している人が多いですから、検索で主にGoogleを使用する人でも、トップページとして表示させる必要がないこと。

２，Googleのトップページは、スッキリとした、検索のみのページである事に対して、Yahoo!のトップページは、いろんなサービスへのリンクもまとめられている事。

以上の理由で、検索ではGoogleを主に使う人まで、Yahoo!をトップページにする人がけっこういるからだと思います。

日本に限定すればヤフーのほうが儲かってますよ。

逆にアメリカでの話に限定すればグーグル９割、ヤフー１％とかいう結果になるでしょう。

海外では圧倒的にグーグルが人気です。

私はポータルはYahooですが、検索はgoogleです。おのずと広告をクリックするのはgoogleの方が多くなっています。

http://d.hatena.ne.jp/higekuma3/20070608/1181233957

Googleは言わば、広告主から出向された広告を定型フォーマットに編集し、ディストリビューター（新聞各社のようなものでポータルサイトがそれにあたると仮定します）に掲載してもらうように計らってくれる広告代理店の役割を担っていますが、

広告主（数、予算）＋ディストリビューター（数、集客力）＝　？

この？の部分がYahoo!よりも強いんでしょうね。きっと。

それは、こちらの検索連動型広告でパートナー契約を結んでいるポータルサイトの力関係も絡んでのことになります。

検索エンジンの相関図

http://www.sem-ch.jp/library/000405.html#3

もし、実際にGoogleの方が日本で儲かっているのだとしたら

・パートナーポータルサイトの質がYahooのそれよりも高く

・検索結果に表示される広告が、Yahooよりも秀逸で

・検索ユーザーにクリックしてもらう率が高い

のだと思います。

＜補足＞

http://journal.mycom.co.jp/news/2007/04/23/029/index.html

http://japan.cnet.com/column/somethingnew/story/0,2000067121,202...