最近池谷裕二先生の本にハマっています。
http://www.7andy.jp/books/detail?accd=30783943
もっと脳のこと、特に前頭葉のこととか、
高次機能障害のことを知りたくなりました。
池谷先生のように軽快に脳のことを教えてくれる
本やwebsiteを紹介してください。
英語でも専門的なものでも構いません。お願いします。
ジュラシック・コード(渡邊 健一)
http://www.amazon.co.jp/%E3%82%B8%E3%83%A5%E3%83%A9%E3%82%B7%E3%...
専門家の本ではないです。
ですから、知識欲を満たしたいのであれば不向き。
だいぶ前に、人間の脳には「爬虫類の脳」がある、と聞いた。
そのときは「ふ~ん」って感じでした。(知識として知っただけ)。
この本を読んで、その「自分の中の爬虫類の脳」と、自分自身が、うまく付き合って、人生をやっていかなきゃならないんだ。と思い直しをさせられた。
その「思い直し」をさせてくれたので、ここでご紹介、という次第。
(ですから、すでに、そういうふうに思っているのであれば、読む必要はないと思います)
http://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=010000000000003...
(立ち読みページもあります)
『前頭葉は脳の社長さん?』
ありがとうございます。
新しい本ですね。
こういう本を探していました。
私は現在、脳科学を研究しようと考えている大学生です。
教授や周りの研究者に言わせると以下の本がよさそうです。
私も読んだのですが。。
①無意識の脳 自己意識の脳 (単行本)
アントニオ・R・ダマシオ (著), 田中 三彦 (翻訳)
http://www.amazon.co.jp/%E7%84%A1%E6%84%8F%E8%AD%98%E3%81%AE%E8%...
②感じる脳 情動と感情の脳科学 よみがえるスピノザ (単行本)
アントニオ・R・ダマシオ (著), 田中 三彦 (著)
http://www.amazon.co.jp/%E6%84%9F%E3%81%98%E3%82%8B%E8%84%B3-%E6...
ダマシオは脳損傷患者から、脳本来の役割や機能を追求する研究者です。
http://www.uihealthcare.com/depts/med/neurology/neurologymds/dam...
続いて、
③エモーショナル・ブレイン―情動の脳科学 (単行本)
ジョセフ ルドゥー (著), Joseph LeDoux (原著),
http://www.amazon.co.jp/%E3%82%A8%E3%83%A2%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%...
④シナプスが人格をつくる 脳細胞から自己の総体へ (単行本)
ジョセフ・ルドゥー (著), 谷垣 暁美 (翻訳)
http://www.amazon.co.jp/%E3%82%B7%E3%83%8A%E3%83%97%E3%82%B9%E3%...
→著者ルドゥーは情動(emotion)に関連すると言われてる扁桃体を研究しています。
http://www.cns.nyu.edu/ledoux/
まだ、私は読んだことがないのですが、ロールズという学者の
著書が最近、注目されているそうです。
http://www.cns.ox.ac.uk/research.html
他にも、カリフォルニア工科大の研究者は先進気鋭の脳科学者がそろっております。
http://www.hss.caltech.edu/ss/faculty
もし、これからnobnob3に有益な情報がありましたら、
連絡させていただきます。
最高です!涙が出てきそうですね。
かなり専門書みたいなので、
先に紹介してくれた一般向けのものを読んでから
試してみたいと思っています。
一番お勧めはどれでしょうか?
私の最近の興味は前頭葉です。
とりあえず、先のMEI-ZA-YUさんのかかれたように
ブルーバックスの『前頭葉は脳の社長さん!?』を読まれることを勧めます。
そのうえで、参考文献に書かれている本を読むとよいと思います。
上に挙げた本は、みな価格が高めですので最寄りの本屋さんで
立ち読みしてから購入するのを決めたらいかがでしょうか!?
ちなみに、nobnob3の希望ですと、扁桃体中心のルドゥーは避けた方がよいと思います。
とりあえず、ダマシオの②
『感じる脳 情動と感情の脳科学 よみがえるスピノザ (単行本) 』
ですね。
これからも何かありましたらご遠慮なく質問してください。
ありがとうございます。
明日、『前頭葉は脳の社長さん!?』が届く予定です。
丁寧にありがたいです。
私も大学で脳科学(認知神経科学)を研究している学部生です。
上で紹介されているラマチャンドランの本や、wacmさんの挙げられている本などはどれもハズレがなくてとてもいい本だと思います。
この分野は海外の物は特に、専門書でも一般の読者を想定して書かれているので問題なく読めると思いますよ。
上に加えて私が薦めるとしたら、
①妻を帽子とまちがえた男 オリバー サックス (著)
http://www.amazon.co.jp/%E5%A6%BB%E3%82%92%E5%B8%BD%E5%AD%90%E3%...
②ニューロサイエンス入門 松村 道一
http://www.amazon.co.jp/%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%AD%E3%...
③サブリミナル・マインド―潜在的人間観のゆくえ 下條 信輔
http://www.amazon.co.jp/%E3%82%B5%E3%83%96%E3%83%AA%E3%83%9F%E3%...
④前頭葉の謎を解く―心の宇宙 船橋 新太郎
http://www.amazon.co.jp/%E5%89%8D%E9%A0%AD%E8%91%89%E3%81%AE%E8%...
⑤意識の探求―神経科学からのアプローチ (上・下) クリストフ・コッホ
http://www.amazon.co.jp/%E6%84%8F%E8%AD%98%E3%81%AE%E6%8E%A2%E6%...
でしょうか。①は有名な著者ですがエッセイになっていて軽く読めると思います。
②は教科書ですが、読み物として読めますし、神経科学の日本語の入門書としてはかなり優れていますし、これを読めば専門書的なものも読みこなせる基礎知識は問題なくなるかと思います。
③これは脳科学の隣接領域の認知心理学の本ですが、新書で割と読みやすい割に知識の量はかなり膨大という感じ。高次脳機能障害に関心があるならプライミングなどもきっと面白いと思うのではないでしょうか。
④は前頭葉の機能をサルを使った手法で研究している先生の本です。これはちょっと専門的なのですが、前頭葉と場所はクリティカルです。
⑤は少し外れるかもしれませんが、意識が脳の中でどう表象されているかという問題を扱っているもので、かなりホットな本です。意識に関連する現象をいくつも挙げていますし、この領域の最前線がどうなっているかを知りたいと思うなら面白いと思います。
…と、こんなに挙げてもさらに混乱するだけでしょうか。すみません(笑)汗
一応私の解答の①~⑤はお薦め順です。高次脳機能障害や前頭葉に興味があるのでしたら、他の回答者さんの挙げているなかで選ぶならラマチャンドラン、それからダマシオの本がいいのではないかと個人的には思います。
本当にありがとうございます。
本をゆっくり読む時間もあまりないのですが、
②ニューロサイエンス入門 松村 道一
③サブリミナル・マインド―潜在的人間観のゆくえ 下條 信輔
にはかなり興味を持ちました。
とりあえず注文した分が読み終わってから
考えます。質問して良かったです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/脳科学