最大の短所を挙げて頂きたいです。
この法律以前はこうだったのに、
施行後はこう変わってしまった…。
という説明もお願いします。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9A%9C%E5%AE%B3%E8%80%85%E8%87%A...
来るべき少子高齢化社会に向けて従来の支援費制度に代わり、障害者に費用の原則1割負担を求め、障害者の福祉サービスを一元化し、保護から自立に向けた支援をする法律である。
やはり介護費用の1割負担でしょう。
以前は負担する必要の無かったサービスの多くが1割負担になりました。
自立という名の下に、
負担者層を広げている気もします。
最大の短所は、自立支援法が他の福祉立法の弱者切捨てを加速し、弱者に対する負担を増やし、格差と不平等が広がるということです。
自立支援法単独だけで分析すると、自立支援法の短所や問題点は見えにくいです。
自立支援法によって増える負担を補うだけの公的援助があれば制度は必ずしも短所にはならないのですが、そうではないから問題なのです。自立支援法を含めた弱者福祉全体を分析しないと意味がありません。
障自立支援法/5割「負担増えた」/障害者団体調査 7割「今後不安」
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2007-04-23/2007042314_01_0.ht...
自立支援法施行以降の生活の変化(複数回答)
家族の経済的負担をふやした 33.2%
預貯金を減らした 31.2%
教養娯楽費をへらした 26.5%
食費を減らした 15.7%
自立支援法/応益負担廃止を要請/障全協が政府交渉・集会
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2007-04-10/2007041015_05_0.ht...
厚労省交渉では、「自立支援法のもとでの報酬単価の日払い化によって、施設運営が困難になっている」「貯金の中から利用料を払っているが、いつまで支払えるか不安」などの声が相次ぎました。
熊本県から参加した女性(47)は、利用料の負担が困難になり、施設を退所したりサービスの利用中止に追いこまれたことが引きがねとなって、障害者が命を落とす事態が全国で起こっているとして、「一番のきっかけが自立支援法なのです。障害者の権利擁護というのであれば、応益負担を一日も早く中止してください」と涙ながらに訴えました。
「障害者自立支援法110番」/「無収入でも給食費3万円」/新たな負担に相談次々
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2007-03-15/2007031514_02_0.ht...
通所施設に子どもを通わせているという相談者は、同法の施行後、給食費などとして新たに月三万円を払っていると相談。「ほぼ収入がないにもかかわらず、三万円もとるなんて、おかしい」と訴えました。ほかにも、「負担軽減策の適用要件として家族も含め全資産を公開するのはプライバシーの侵害だ」「視覚障害者のガイドヘルプ(案内者)の一割負担は大きい」「サービスの地域間格差が広がっている」などの訴えがありました。
施設利用/障害者1625人中止/「自立支援」法の負担増 理由
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2007-02-07/2007020701_03_0.ht...
調査によると、施設利用者は約二十二万人。そのうち、入所施設で五百九十八人、通所施設で千二十七人が施設利用を中止しています。
通所施設に通っていて、負担増のため利用日数を減らした人は、利用者の4・75%にあたる四千百十四人にのぼっています。
居宅サービスについては、負担増を理由に利用中止したのは八百四十九人、利用回数を減らしたのは二千九十九人となっています。
ゼロから4万8000円に/紙議員示す 障害児も深刻な負担増
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2006-12-05/2006120502_03_0.htm...
入所定員四十五人の知的障害児施設では十月の負担増で二人がすでに退所、利用料が払えないという相談が二件あった――紙氏が紹介した札幌市の例は、自立支援法の「応益」負担が障害児に深刻な事態を引き起こしていることを示しました。
いままで負担が無料だったのが、最高月額四万八千円に。施設では、親の負担を減らすために、楽しみにしていた一泊旅行を中止しました。
また、ヘルパーの事業所も深刻です。重度訪問介護の単価が下がり、引き受ける事業所がなくなってしまったところもありました。
やまのい和則の「軽老の国」から「敬老の国」へ 第841号(2006/07/14)
http://blog.mag2.com/m/log/0000027832/107482337.html
◆次に悲しいニュース。
埼玉県で7月9日、障害のある息子さんが
親から殺されるという無理心中事件が起こりました。
毎日新聞
■無理心中?:男性「息子刺し、自分も」 二男が死亡--
[読売新聞]
■72歳父が二男刺殺:自分も胸刺し意識不明/埼玉■
埼玉県草加市で、
72歳のお父さんが知的障害のある息子さん(32歳)を
包丁で刺し殺し、自分も自殺をはかりました。
以前は、授産施設に通う息子さんを、
お母さんがバス停まで送り迎えするなどしていましたが、
近所の方は、
「お母さんは入院して5月から見えなくなり、
お父さんが家事の一切をやっているようだった。
数日前には、
ベランダで何か考え込んでいる様子でいるのを見た」
と言っています。
今回の心中事件が、
4月からの障害者自立支援法のスタートに
関係しているかどうかはわかりません。
しかし、この息子さんにも、
授産施設に行くために2,3万円の自己負担が
4月から発生していたと考えられます。
障害者が犠牲になる心中事件が
最近、増えているように思えてなりません。
この事件では、頼みの綱のお母さんまでが
入院してしまったのが、原因だったのかもしれません。
★先日も京都で、障害児の相談をお母さんから受けました。
自立支援法がスタートしたこともあり、
連日、地元では障害者・児に関する相談を受けます。
私に相談に来られたお母さんは、
障害のある息子さんのお世話と同時に、
90歳のお母さんの介護をされていました。
当日も「ショートステイが空いていなかったから」
と言って、車椅子に乗ったお母さんを連れて、
相談にお見えになりました。
息子さんは障害があるのに認定が低く出て、
障害年金が受け取れないという相談です。
審査が厳しくなり、
障害年金が受けられない障害者が増えているのです。
そして、障害のために一般就労(就職)ができないのに、
障害年金はもらえず、おまけに作業所に行けば、
この4月から1割負担を払わねばならないという残酷な話です。
将来的には、この息子さんは
生活保護にならざるを得ないかもしれません。
>自立支援法によって増える負担を補うだけの公的援助があれば制度は必ずしも短所にはならないのですが、そうではないから問題なのです
同感であります。
とある知的障害児通園施設では、保護者の負担額が2倍から3倍増えました。また、職員の事務負担が増え、大変です。母子通園時には保護者の分の給食は出なくなり、保護者は弁当を持参しないといけないので、やりにくくて仕方ありません。
http://www.wam.go.jp/wamappl/db21Jido.nsf/vAllDoc/496D98F1FE82E2...
職員の事務負担まで増えるんですねw
負担大ですね!