17世紀、ロンドンには「スルタンの妃の首」という名のコーヒーハウスがあったということなのですが

(岩波ジュニア新書 砂糖の世界史 川北稔著 P75より)

・この名前の元となった事柄があるのか、ないのか
・あるならば、スルタンや妃の名前、事柄の詳細

を教えてください。参考文献も教えていただけると助かります。

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  • 1人2回まで
  • 登録:2007/07/01 11:39:03
  • 終了:2007/07/01 17:00:22

回答(2件)

id:jijisui No.1

jijisui回答回数56ベストアンサー獲得回数32007/07/01 13:54:54

ポイント42pt

千夜一夜物語が元になっているのではないでしょうか?

スルタンとはイスラムの王の呼称と思われます。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%AB%E3%82%BF%E3%83%B...

シャフリヤール王が、最初の妃に浮気され、その妃の首をはねた後、女性不信となり、処女と寝ては殺すということを毎晩繰り返していたところから話が始まります。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%83%E5%A4%9C%E4%B8%80%E5%A4%9...

そこから、スルタンの妃の首、という名前がつけられたのでは。。。

余談ですがコルサコフの交響曲も有名らしいです。

http://www.sym.jp/critic/k/t_90.html

id:z00ey

シャフリヤール王の最初の妃の首の可能性がある…ということですね。なるほど…!

ありがとうございます。

2007/07/01 16:57:48
id:newmemo No.2

newmemo回答回数1455ベストアンサー獲得回数2602007/07/01 14:39:35

ポイント28pt

紅茶の歴史と関係しています。実在のコーヒーハウス「サルタネス・ヘッド」の英語表記は Sultaness Head となっています。最初に紅茶の広告をしたお店として有名なようです。Sultaness Head の読みはスルタネス・ヘッドともサルタネス・ヘッドとも読めますよね。川北稔先生は、これを「スルタンの妃の首」と訳されたのでしょう。

http://www.visitbritain.com/VB3-ja-JP/experiences/Taste/eat/afte...

1658年9月30日には、お茶の史上初の新聞広告が、サルタネス・ヘッド・コーヒーハウスのオーナーによって出されました。

http://tea-for-life.net/history/koukoku.htm

ロンドンは王立取引所近くのコーヒーハウス『サルタンの妃の頭』(英名Sultaness Head)で売り出される

http://www.teaandhealthjapan.com/discover1.html

イギリスでは17世紀中頃、チョコレートやコーヒー、そして茶などを飲ませるコーヒーハウスが出現しました。1658年9月30日に「サルタネス・ヘッド」というコーヒーハウスが新聞に出した史上初の茶の広告は、「医師が証明した素晴らしい中国の飲みもの」と紹介しています。

http://homepage2.nifty.com/shworld/15_victorian_life_style/sugar...

み:「年表に記してあります1658年には『高貴な方々ならびに医師によって証明された、中国人によってチャ(tcha)、その他の国々でtayまたは teeと呼ばれている中国の飲み物がコーヒーハウス《サルタンの王妃の首》で売られている』と新聞広告が載っているのですが。翌1659年11月14日になると『この頃コーヒーと呼ぶトルコの飲みものとティー(tee)と呼ぶ飲みもの、ならびにチョコレートと呼ぶ飲みものがほとんどの町で売られている』と言う新聞記事があるそうです」

id:z00ey

ふむふむ、英語表記では Sultaness Head なんですね。

2007/07/01 16:59:14
  • id:kanan5100
    『千夜一夜物語』が初めてヨーロッパに紹介されたのは1704年のことなので、17世紀半ばのコーヒーハウスが『千夜一夜物語』をもとに名づけられた可能性は少ないと思いますが。
  • id:z00ey
    むむ、そうですねえ。
    もし千夜一夜物語が元ネタならば、店の名前を決めた人物が、あちらの文化について詳しい人物で18世紀初頭にヨーロッパで広まる前に知っていた、…ということになりますね。
  • id:jijisui
    kanan5100さん>確かにおっしゃる通りですね。
    Sultaness Headの名前の由来が分からないかなあと思い、調べてみましたが、
    見つけられませんでした・・
    下のURLのCoffee in Englandの項目によれば、イギリス最初の喫茶店開店にあたってはトルコ商人の介入があったような事が書いてありますが、
    http://www.muslimheritage.com/topics/default.cfm?ArticleID=378
    名前に繋がる確たる証拠はつかめませんでしたm(_ _)m
    甘ツメなのにポイント頂戴してしまい申し訳ないです。<z00eyサマ
  • id:z00ey
    いえいえ、私はここらへんのうちの誰か
    (http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%83%B3%E5%B8%9D%E5%9B%BD%E3%81%AE%E5%90%9B%E4%B8%BB)
    のスルタンで、オスマンと敵対する異教徒が妃の首をはねたのかな?としか考えていなかったのですが、
    jijisuiさんのおかげで千夜一夜に話がつながったのが、非常に面白かったのですよ。

    コメントでの情報も、ありがとうございますね。
  • id:kanan5100
    http://www.masud.co.uk/ISLAM/bmh/BMH-IRO-coffee_houses.htm
    こちらによると、当時ロンドンには、"Turk's Head"(トルコ人の首)というカフェが57店あり、ほかにも"Ye Blackmore's Head"、"The Saracen's Head"、"The Sultan's Head"などの名前のカフェもあったようです。
    "...'s Head"という店名が当時流行していたのではないでしょうか。

    また、"Saracen's Head"という名前のホテルもあります。
    http://www.search-navi.net/hotels/united_kingdom/united_kingdom_etc/greu_sar/

    http://www.jj.e-mansion.com/~fuma/niki02.htm
    こちらには、
    >やむなく少し離れた下町ふうの場の「クイーンズ・ヘッド」(直訳すると、女王の首、となるが、いったいにこの国には「王の首」とか「サラセン人の首」など、首のつく店の名などが多い。いったいこの趣味というか風習は何であろう? ひょっとしたらブリティッシュの前歴は首狩民族だったのだろうか)なるパブ兼インに部屋をとった。

    とあるので、「スルタン妃の首」に特に何か逸話があるというわけではなく、「○○の首」というイギリスではポピュラーなパターンに添った店名なのでしょう。
  • id:z00ey
    なるほど!
    こちらがビンゴでしょうか。

    コメント欄だというのに、
    丁寧な解説と、詳細な情報をありがとうございます。

    それにしてもなんとも物騒なネーミングセンスですねえ…。

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