【イエはてな】イエ・ルポ#029お泊り


毎週実施“イエ・ルポ”のお泊りいわし!本編いわしのつづきを語らう場所です。
毎回の本編を読んで、新しいメッセージや気になったツリーのつづきを書き込んで下さいね。
“イエ・ルポ”とは、実際に見たり聞いたりしたイエの話、またはご自分の家の暮らしの中で生まれたユニークな工夫やアイデア、習慣や出来事をミニルポ感覚で書き込んでもらう“イエ・ルポタージュ”コーナーです。〈今週のお題〉に沿って、みなさんが知っている面白いイエの話を教えて下さい!

イエ・ルポ #029 THEME「あの時があったからこそ!の家族ケンカの思い出」

→本編いわしはコチラ http://q.hatena.ne.jp/1183351034

※今回の「お泊りいわし」ご投稿は7月5日(木)正午で終了とさせて頂きます。
※「お泊りいわしへのコメント」は通常の【いわしポイント】のみとなります。
→詳しくはコチラ http://d.hatena.ne.jp/ie-ha-te-na/20070325#q13
※お願い
モラルのない一行投稿などはご参加者の皆様に大変ご迷惑となりますので、ご遠慮下さい。

回答の条件
  • 1人50回まで
  • 1000 ptで終了
  • 登録:
  • 終了:2007/07/05 18:14:54
※ 有料アンケート・ポイント付き質問機能は2023年2月28日に終了しました。

回答48件)

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いくらケンカしても・・ hanatomi2007/07/03 18:58:20ポイント7pt

うちのおばあちゃんは、強烈でひどい性格で親戚でも有名?だったらしいのです。

家でもこんな感じでした。

例えば、ふすまがきっちりと閉まっていないと、大声で閉めてくれと叫ぶのですが、私が乱暴に閉めてしまうと物を投げてきたりするんです。(小学生の頃です)

(^_^;)

いつも子供相手に本気なんです。

(誰相手にも本気。)

向こうが冷蔵庫のそばにいると、マヨネーズを投げてきたり、もうびっくりします。

ちなみに他の家族は誰も人に物を投げたりしません。(^_^;)

長寿だったのですが、年をとるにつれて、これはどの人にも当てはまることなんですが、頑固になったり、疑い深くなったりして、

例えばコタツが壊れたら、hanatomiが壊したんだろうとか、

クリームが、減ったように感じたらhanatomiが使ったんだろうとか言うようになりました(^_^;)

だけど、違うよ。と言うと、2,3日して、私の机の上に新品のハンドクリームが置いてあったりするんですよね。(私はハンドクリーム使わないんだけど買って来てくれたみたい)

そして、それに気がついた私が、振り返っておばあちゃんの方を見て、目が合いそうになるとあわててテレビを見るふりをするんです。(笑)

あー。悪い事したと思ったんだな。と思ったんだなって、かわいいなと思ってました。


ケンカも山ほどしましたが、今思えば遊んでくれてたんだろうな。



高校のとき、おばあちゃんは80歳くらいだったのかな。

体調を崩して、病院に運ばれて、死んでしまうんじゃないかと思って心配で心配で、神様に、「勉強も何でもがんばるから、いい子にするから、おばあちゃん、100歳まで生きてください」って日記に書いたんです。

そしてそんなことは忙しくなって忘れてしまっていました。



就職してすぐ私は一人暮らしをしたのですが、いつもおばあちゃんが気になっていて、ゆっくりできる休日がとれると車で実家に駆けつけて、一緒にあちこち散歩していました。

おばあちゃんお散歩に行こう。というと、

歩けないからいけないよ というので、

車椅子で連れて行ってあげるから。というと、

いいのかい。ということば。

いいよいこう ^-^。

それがいつもの会話でした。

よいしょとおばあちゃんを車椅子に乗せて、

おばあちゃんと一緒に、小さい頃買ってもらったいか焼きやさんや、みたらしだんごやさん、今度は私がおばあちゃんにしてもらったようにおばあちゃんへ。


そういう日々も永遠には続かず、だんだん何も判らなくなって、そのうち、外に出かけても、20分くらいで、「もう帰ろう」というようになりました。

hanatomiが連れて行っても、hanatomi姉に散歩に連れて行ってもらったんだよ。と話していたり。

10分経ったら忘れていたり。

それでも、いっしょにいれるだけで嬉しかった。



結局おばあちゃんは100歳で亡くなりました。

長生きでよかったねと、おばあちゃんの生まれた静岡の富士山を菊で描いて、花いっぱいのお葬式をしました。

それから何年も経った後、私が社宅からの引越しの荷物を整理していたときに日記が出てきました。

パラパラ、めくってみると、「神様へおねがい。」とおばあちゃんの事が書いてありました。

そんなこと書いたことは、書いて以来忘れていました。

それを読んだ時、へとへとになりながらも何年も生きたおばあちゃんを思い出しました。

きっと、神様はかなえてくれて、おばあちゃんも私のお願いのために100歳まで生きてくれたんだ。

なんとなくそう確信できて、いつもケンカばっかりしていたおばあちゃんの愛を感じて涙が止まりませんでした。

最後の方は息をするだけでつらそうだったおばあちゃん。

きっと、私が悲しむから、私が心細くなるから、私が別れたくないと思っていたから、長生きしてくれたんだ。


いじっぱりで、意地悪で不器用で、喧嘩っ早いおばあちゃんだけど、芯はいつも優しかった。


今思うともっといっぱいケンカしたかったなぁ。

そして、もっといっぱい優しくしたかった。

文句いっぱい言いながら、もっといっしょにみたらしだんごや、おはぎ、たべたかったなぁ。

そんなことを思います。

うるうるうる・・。 vivisan2007/07/03 23:34:15ポイント7pt

hanatomiさんはたくさんおばあちゃん孝行をされたのですねぇ。そしておばあちゃんもhanatomiさんの心をちゃーんと分かってくれていたのですね。

なんかうちのおばあちゃんを思い出しました。おばあちゃんとケンカしたことってないです。わがままばかりいっておばあちゃんをいつも困らせていました。けど、おばあちゃんは怒りませんでした。困ったような顔をしてじっと私を見ていました。それを見て頭にのっていた私。

おばあちゃんは中学のときに脳血栓で倒れ、寝たきりになったんです。病院へいっても何を話したらいいのかわかりませんでした。二人っきりでも声がかけられませんでした。

おばあちゃんがなくなったとき、親はおばあちゃんのところにいっていて、私と弟はイエにいたのですが、二人ともその場で固まって泣いていました。

なんでもっとハナシをしなかったのだろう?迷惑ばかりかけてなにもおかえしをしていない・・後悔でいっぱいで・・・。

ちょうど先週が命日だったので、お参りしましたが、今度お墓参りにってひさびさにいろいろ話してみようかなって思いました。

すごくいい話。 shimarakkyo2007/07/04 04:42:30ポイント6pt

イエハテナや日記でお見かけするhanatomiさんらしい、深くて、やさしいエピソードですね。

私も、読んでいて亡くなったひいおばあちゃんの事を思い出していました。昔の人には珍しく、事業をしていた女性で、他人にも家族にも厳しい人でした。そして、自分には尚厳しかった。ひ孫の私達からしてみれば、ちょっとだらしなかったり礼節に欠ける事をすると定規でぴしり!と打たれる、こわいおばあちゃんで、正直ちょっと疎ましい存在でした。でも今になって、社会に出て、身にしみて彼女の教えを有り難いと感じています。

また、彼女は私達が産まれた時からずっと、「shimarakkyoやshimarakkyo兄弟が、望むだけの教育が受けられるように」と、ずっとお金を積み立ててくれていたという事をひいおばあちゃんが亡くなった後で知らされました。

終始一貫して私達の事を気にかけてくれ、立派な人になるようにと願って、彼女なりの方法で愛情を注いでくれていたのだなぁと、今なら判ります。当時だって、ちょっと冷静に考えれば気が付く事が出来たはずなのに。生きている頃になぜもっと感謝の気持ちを表さなかったのか、なんで疎んじてばかりいたのかと、思い出す度に後悔します。

私も、帰省したら忘れずにお墓参りしないと。

ほろりとしました。 H-H2007/07/04 10:57:45ポイント5pt

「生きていて欲しい」というhanatomiさんのやさしい気持ちが伝わって、

おばあちゃんの元気に繋がっていたのではないでしょうか。

私はそんな風に思いました。

おばあちゃんとのやりとりは辛いことも多かったでしょうが、

hanatomiさんのような思いやりのある方がそばにいてくれておばあちゃんは幸せだったでしょうね。

素晴らしい!! TomCat2007/07/04 13:03:52ポイント4pt

これはある意味、奇跡のドラマですね。ケンカもした。でも愛していた。深く深く愛していた。その愛がおばあちゃんの100歳という大変な長寿を支えていった。感動です。私は、私は・・・・。ぜひこれを手記にまとめて、本にして欲しいと切望します!!

 

hanatomiさん。これ、ほんと、いつか原稿にまとめて、本にしましょうよ。日記形式でざざっと書いていただくだけでも、章立てして再構成すれば素晴らしい作品に仕上がると思います。私もお手伝いしますよ。ニッポンが求めている愛がここにあります。私は今、猛烈に感動しています。

コメントありがとうございます。m(__)m hanatomi2007/07/04 22:46:19ポイント3pt

みなさん読んでくださってありがとうございます。m(__)m

やはり、人は年を経たら年を経た分だけ何かが深くなっている気がします。

shimarakkyoさんのひいおばあさんの愛ある厳しさにも心打たれます。

昔の人って、自分にも厳しいのですよね。

(うちのおばあちゃんは、年齢からいうと曾おばあちゃんで私と70才以上違ってました。昔の人ですよね)

viviさん、お墓参り行けたらいいですね。私も一人、静岡に行ってきましたよ。おばあちゃんの好きだったサイダーやお饅頭を買って。viviさんの気持ちはきっとおばあさんに伝わってるだろうなぁ。

H-Hさん。おばあちゃんにとって私もいい存在なのだとしたら、とってもとっても嬉しいです。私就職後すぐに家でちゃったし、もっともっと優しくしてあげたかった。でも、一緒の時代を生きれて、おばあちゃんに会えて本当に幸せでした。


TomCatさん、本だなんて・・(^_^;)

TomCatさんが手伝ってくださったら素敵なのができそうですね。^-^

文章が上手だから。

私は正月の職場のミニ新聞(チラシ)くらいなら作ったことありますが、作品は作ったことが無いというか想像もつきません。笑

どうもありがとうございます。

それと、感動してくださってありがとうございます。m(__)m

思い出 eiyan2007/07/04 23:19:55ポイント2pt

 家族で喧嘩しても後に残らないですね。

 いつも口喧嘩。

 でも必要な時には何気なく助け合う。

 他人なら後遺症が残るだろうけど、家族には密接な気持ち。

 こんなに喧嘩してもという不安と安心感。

 何か複雑な気持ちが入り乱れるが、そんな事は亥にしない。

 こんな家族は宝ですね。

心温まるお話ですね riceball2007/07/04 23:43:39ポイント1pt

↓のフラッシュをふと思い浮かびました

http://pya.cc/pyaimg/pimg.php?imgid=19867

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