一般的には預金期間が長くなるほど金利が上がるのに、米ドル定期預金の金利はそうなっていません。
これは何故ですか?
(米ドル定期預金金利は↓のページを参考にしました。)
http://moneykit.net/visitor/promo/promo_fx/promo_fx01.html
短期金利<長期金利となるのは、金利が上昇傾向にあるときにです。
反対に、金利が下降傾向にあるときは
短期金利>長期金利
となります。
米ドルはいまそのちょうど境目にあると思われるので
一部が反転しているのだと思います。(6ヶ月、1年、2年)
中期的に現在の米国の金利は高位にあり、市場ではこれから金利が下がるとの見方が優勢なためです。
実際、短期金利を決定するFRBはほぼ1年にわたり利上げも利下げも行っておらず、米国の景気後退の予兆が出てくれば、利下げをするのではと見られています。
↓は参考です。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/money/20060427/101764/
■一般的には預金期間が長くなるほど金利が上がるのに
A これに関しては、預金をする時にA期間預けたらBだけ支払いますよというお約束がある場合に限ります。ですので、すべての外貨預金が預金期間が長くなるほど金利があがるわけではありません。
■米ドル定期預金の金利はそうなっていません
A 為替相場は毎日変動します。
定期預金の場合は、長期的なスパンでその変動を予測して銀行側で金利を設定するわけです。定期預金の金利は取り扱う銀行窓口によって異なりますし、預け入れる金額によっても異なります。
例えば、3年ものの定期預金の場合、A期間あずけたらBだけ支払いますという約束をするのですが、
1995年に1ドル100円だった場合、それから3年後の1998年に1ドル95円とかだったら銀行側に儲けがでるのですが、その逆だったら銀行側が自腹を切って為替差益で生じた損失部分を補填しなければならなくなります。
ですから、長期的な預金は銀行側にとっては一時的に資金を集める為にはメリットが高いですが、そうでない場合にはあまり高いメリットは得られないわけです。
従って、10,000USD未満 だろうが 100,000USD以上だろうが金利幅が0.1程度しか違わないというわけなんですね。
効率的に儲けたい場合には、長期金利よりも、短期金利の方が外貨預金の場合に限ってはお得ですよ。
http://www.mizuho-tb.co.jp/saving/banking/super_dollar_teiki.htm...
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