【イエはてな】イエ・ルポ#030お泊り


毎週実施“イエ・ルポ”のお泊りいわし!本編いわしのつづきを語らう場所です。
毎回の本編を読んで、新しいメッセージや気になったツリーのつづきを書き込んで下さいね。
“イエ・ルポ”とは、実際に見たり聞いたりしたイエの話、またはご自分の家の暮らしの中で生まれたユニークな工夫やアイデア、習慣や出来事をミニルポ感覚で書き込んでもらう“イエ・ルポタージュ”コーナーです。〈今週のお題〉に沿って、みなさんが知っている面白いイエの話を教えて下さい!

イエ・ルポ #030 THEME「もしかしてウチだけ?我が家の常識・非常識」

→本編いわしはコチラ http://q.hatena.ne.jp/1183957196

※今回の「お泊りいわし」ご投稿は7月12日(木)正午で終了とさせて頂きます。
※「お泊りいわしへのコメント」は通常の【いわしポイント】のみとなります。
→詳しくはコチラ http://d.hatena.ne.jp/ie-ha-te-na/20070325#q13
※お願い
モラルのない一行投稿などはご参加者の皆様に大変ご迷惑となりますので、ご遠慮下さい。

回答の条件
  • 1人50回まで
  • 1000 ptで終了
  • 登録:
  • 終了:2007/07/12 12:04:15
※ 有料アンケート・ポイント付き質問機能は2023年2月28日に終了しました。

回答97件)

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野良を拾ってくるとお手柄と褒められる家 TomCat2007/07/12 06:54:33ポイント1pt

前回の「イエ・ルポ #029お泊まり」の続編みたいなお話です。

 

さて、何だかんだで暴力の世界から立ち直った私は、突然生命の尊さに目覚めてしまいました。そんなある日、一羽の小鳥が地面の上でバタバタやっているのを見つけたんです。どうしたんだろうとよく見てみると、片足が折れています。自然治癒は無理そうな状態だったので、とりあえず捕獲。家に連れて行って父に見せると、

 

「これは野鳥だからケガで保護するにしても許可がいる、まず獣医に連れて行って、治療がてらどう申請したらいいのか聞いてみよう」

 

とアドバイスをもらいました。で、なんだかんだで半年ほどわが家で飼って、無事放鳥出来るまでにこぎつけました。

 

両親は、ちょっと前まで人にケガを負わせても屁とも思わなかったような息子がケガをした小鳥を拾ってきたのを見て、それなりに喜んでくれたんでしょうね。よく見過ごさずに拾ってきたと、大絶賛してくれました。

 

以来私は、捨て犬、病気の猫、羽根を折って飛べなくなっていた鳩など、次から次へと拾ってきては治療するのが恒例になっていきました。気を付けて見ていると、けっこう見つかってしまうんです。見ようとしなければ気が付きませんが、ちょっと注意深く見ていると、そういう人間の助けを必要とする生き物が、実はたくさんいるんです。

 

父母はそのたびに、よくやった、よく助けた、お手柄だと、心からそれを褒めてくれました。よその家なら普通、そんなに次々と拾ってくれば、いい加減にしなさいと言われてしまうでしょう。でもわが家は、それを手柄と讃えてくれる家だったんです。

 

父も母も、保護してきた子たちの貰い手探しに奔走してくれました。本当に信頼出来る相手でなければ生き物はお任せできませんから、それは苦労して探してくれていたようです。

 

時にはどうしても助けきれずに、命を落としてしまう動物も出てきます。そんな時には、父はその動物のなきがらに餌と水と花を供えて、丁寧に弔ってくれました。人間と同じように一晩通夜を行って、それから埋葬です。それはそれは大切にしてくれました。

 

そして今、私は大人になりました。相変わらず、4匹の野良出身猫達と暮らしています。また昨日、たまたま歩いていた道で猫の事故に遭遇。幸い一命は取り留めましたので、今、動物病院に入院させているところです。かなりひどいケガなので、入院は長期にわたりそうな気配です。おそらく大変な費用がかかるでしょう。でも、懐かしい父や母の、えらいぞ、よく助けた、という声が聞こえてくる気がします。

 

任せといて。きっと元気に、そして幸せにしてみせるから。今日も帰りに動物病院に寄ってきます。この子は、まだ親父やお袋の所には行かせられない。こっちの世界で、私が責任を持って元気にします。見守っていてください。

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