しかしそのケーブルを使うと液晶モニタの表示が少し滲む感じ(エッジが甘い)になってしまいます。もちろんケーブル使わないと問題はないのです。
ケーブルの問題かと他の環境でも試してみました。他のノートPCで外部VGA出力にこのケーブルを使ってみたところ、問題なく綺麗に表示されました!
ケーブルの問題なのか?PC側のグラフィックボードとの相性?なのか?
何か調査・対処方法はないでしょうか?
この手の延長ケーブルを使うと大なり小なりビデオの信号はアナログですので劣化します。問題なく綺麗に表示されていても厳密に見ると劣化していることが多いです。
信号の劣化はビデオ信号の立ち上がりや立下り(エッジの部分のことです)の信号の形が丸まってしまう現象ですからエッジが甘く見えます。
DELLPCの元々のビデオ信号の立ち上がり立下りの形が若干丸まっていた場合、それにさらに延長ケーブルで丸めてしまうということになり延長ケーブルの無い時にギリギリちゃんと見えていたのが滲んで見えるようになったのだと推察します。また信号自身の大きさも若干低目に出ているとこういう現象が起こりやすい(見えやすい)です。
これに対してノートPCのビデオ信号はキチンと波形が角張っていてかつ信号の大きさもキチンとしているのでしょう。
もちろん、1mの長さの延長ケーブルでもそのケーブルに使われている線材の質や両端のコネクタの配線処理やシールドの具合によって劣化の度合いが違ってきます。一般的に安いケーブルには安い質の悪い材料が使用される傾向にあるのでこういう現象が顕著になりやすいですね。
ですので、相性の問題と言ってしまえばそれまでなのですが、安価なケーブルにはそういった問題を起こす可能性が高いと言えます。
>何か調査・対処方法はないでしょうか?
調査は原因究明のことだとだと解釈した場合、VGA信号の波形をオシロスコープ等の信号の波形を観測できる測定器でそれぞれのケースでどうなっているか見てみるしかないです。
実際には問題が無いかどうか購入前に試させてもらうのが一番現実的でしょう。
対処方法は、液晶モニターのケーブルがモニターから分離できるタイプであれば、液晶モニターのケーブルを延長するのではなく必要な長さのケーブルに取り替えることが挙げられます。
こうすれば、延長部分の接続点が無くなりその部分での信号の劣化が無くなるからです。
http://www.sanwa.co.jp/product/peripheral/changer/qa_bunpai.html
リフレッシュシートを上げる事でなんとか回避することができました。