娘も一人子と結婚して、孫は女の子一人です。
嫁ぎ先とこちらともいずれは跡継ぎが途切れます。しかし両家共同でお墓を作り、なお将来に孫娘の嫁ぎ先までいっしょに入れるようなお墓は作ることができるのか?そんな事例はあるのか教えてください。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1310417...
両家墓は、相手との合意もあり、また宗教上の問題もあり
また両家の親戚連中の助言?とかあってなかなか難しいと
思います。同じ霊園に近くに別々の墓をたてるとか、
一方が墓を移すという手は、可能じゃないかと思います
お孫さんが養子を取るという可能性もありますし、
また、男のほうも養子に対する偏見もなくなりつつ
あるので、どうなるかはわからないですね(^^;
両家墓か可能だとしても、いつかその件についてもめる材料には
なると思います。
家族形態の変化などに伴い、近年「跡継ぎがいないが墓をどうする!?」という問題は急増しているようです。一般的に「跡継ぎの無い墓」は
1.跡継ぎがないのでお墓の建立は諦めて、お寺で永代供養をお願いする。
2.たとえ跡継ぎがいなくてもお墓を建立し、親の供養はしてあげる。そして将来、子供が継承してくれることに未来を託す。
3.家族で協議して旧姓に復し、家族みんなで実家を継承する。
4.子供と相談の上、実家の相続人になってもらう。
などが一般的なようで、従って「どうすべきか」というご質問に対する答えは上の1~4のいずれかを選ぶことになるかと思います。確かに仰るようなスタイルのいわゆる「両家墓(りょうけぼ)」というものも無いわけではありませんが、今のところ余り一般的ではありません。
一般的にならない理由は、この「両家共同のお墓」という考え方が、両家で同意できてもなかなか難しい点があるからです。まず、上のQ&Aの他の質問への回答にもある通り、「嫁いだら嫁ぎ先の墓を守っていくのが一般的(相続問題などに関わる)」「祭祀相続人は一名が原則(責任を分散させると管理者が困る)」などの理由から異論が出されたらhideosakaさんの方が立場は弱いですし、元々hideosakaさんが檀家になっておられるお寺さんとしては「宗派の違い」や「伝統」などの点から反対されるかもしれません。また、仮に現在両家で合意ができお寺同士の合意が得られたとしても、hideosakaさんが仰る「孫娘さんの嫁ぎ先」がそれに同意するとは限らず、そうなると今度は孫娘さんが「弱い」立場になりますので、結局、折角作った「両家の墓」も無駄になる可能性があるということです。
結局のところお墓は「先祖と自分の霊を祭るための場所」であるとともに、「○○家の結びつきの精神的ヨリドコロ」でもあるわけですから、当然他家との交流にこだわらない家もあれば排他的な家もあるのはやむを得ません。先祖供養をひきついて欲しいからといって、自家との交流を余り押し付けすぎるような形になり、万一将来孫娘さんの縁談の足を引っ張るようなことが起こっては本末転倒ではないでしょうか。
その辺りを含め、まずは両家と両家のお寺と、よく話し合われるのが良いかと思います。おそらくお寺では「永代供養」などの形を勧めるのではないかと思いますし、一般的にはそれが無難な落としどころではないかと思われますが、場合によっては非常に気を遣う問題にもなりかねませんので、両家と両家の将来のために忌憚なく話し合われるのがよろしいかと。m(__)m
分家筋で似たようなことがありましたので参考になればよいのですが。
(1)墓ではなく納骨堂にする。
墓は清掃、維持管理が何かと大変。子孫に迷惑をかけるかもしれないので、雨露にさらされない納骨堂を購入。(永代供養のできる納骨堂をもつ寺を探す)また購入後の維持管理費が不要な点もポイント。
(2)合祀は宗派の違い、ご先祖の為にも良くないといわれたので両家が同じ寺の納骨堂をそれぞれ購入する。万が一離婚した場合にそれぞれが入る場所を確保するために別々の納骨堂を準備した方が良いと長老の助言あり。
以上2点を両家で話し合い、宗派を問わないお寺の納骨堂を探し二家族分購入。その際、両家が隣り合う場所を確保しました。もし離婚した場合隣り合うのは気まずいでは?と聞いたら『その時は違う場所に移して貰えばいいし、ここを出てもいいし』とのこと。最悪の場合も考えて合祀はしませんでした。 下記のように、『無宗派、納骨堂』でクリックするとお近くの場所を検索できると思います。
http://www.sensyoji.or.jp/qa.html
あるいは『合祀、納骨堂』で両家が一緒に入れる場所を探すことも可能ですが、
コメント(0件)