今日はじめてVine Linux4.1を入れてみたのですが、どのアプリケーションも、Windowsと違い、ソフトをダウンロード→クリックして次へ→インストール完了、とならず、ダウンロードした後でコマンドから操作してようやっと完了という状況です。
ここで質問です。
(1)これはそもそもVine Linuxの問題なのでしょうか、それともどのLinuxディストリビューションもそうなのでしょうか
(2)(1)がVineのみの問題であれば、簡単にソフトをインストールできるディストリビューションはどれでしょうか。またコマンドラインを使わずに済むディストリビューションはないのでしょうか
それがLinuxでは普通です。
最近のRPM系ならダウンロード→直接インストールできます。
インストールが簡単という観点だとapt-getが使えるDebian系かyumが使えるRedhat系ですね。
苦労したくないのであれば、ubuntuのデスクトップがお勧めです。
Linuxではソースからコンパイルってのが基本ですからWindowsのように手間無しポンではないですね。
手間無しポンにしようとするから対応しきれなくてトラブル出まくりなんでしょうけど・・・
その手間を省くために用意されているのがapy-getやyumになり
vine では apt-get が用意されています。
(vineはredhat系なのに昔からDebian系のapt-getを採用しています)
@IT:apt-getでインストール可能なパッケージを探すには
【 apt-get 】 パッケージを取得してインストール/アップデートする:ITpro
GUIでということならばVINEには Synaptic があります。
@IT:GUIでパッケージを新規インストールするには(Vine Linux 3.0編)
いずれも紹介は以前のバージョンですが4.1でも変わりないです。
それぞれのRPMはインストールディスクのRPMSディレクトリに収録されてるはずです。
ファイル名は下記のようなものになります。
apt-0.5.15lorg3.2-0vl9.i386.rpm
synaptic-0.57.2-0vl12.i386.rpm
ディストリビューション側で用意されていないアプリケーションは、どのディストリビューションでも何らかの作業をしないと使えないでしょう。それは、apt-get(Vine もこれですね)や yum でも同じ事です。
反対に、ディストリビューション側で用意されているものなら、このコマンド一発でダウンロードからインストールが終わります。
Vine の場合、GUI でラップされた物もあります。
http://www.vinelinux.org/manuals/synaptic.html
使いたいアプリケーションが決まっているのなら、それを用意しているディストリビューションを選ぶのが苦労しない方法でしょう。
>これはそもそもVine Linuxの問題なのでしょうか
Vineは比較的楽なほうです。ディストリビューションによってはもっと面倒です。
>簡単にソフトをインストールできるディストリビューションはどれでしょうか。
簡単にインストールできるソフトが多いのはDebianだと思います。ただし、オープンソースが基本ですので、商用アプリケーションを使うつもりなら止めたほうがいいかもしれません。
>またコマンドラインを使わずに済むディストリビューションはないのでしょうか
将来はともかく今は無いと思います。ただ、ほとんど使わなくてもインストールがだいたい済んでしまうのはUbuntuあたりだと思います。
メールなどインターネット関係、OpenOfficeあたりを使うのならばこれが一番手軽です。この程度で済ますならWindowsと変わらない感じで使えるでしょう。ただし、Linuxならではの機能を使おうとするとそうはいきません。
Windowsに慣れているとコマンド打ちが面倒だと感じるでしょうが、コマンド打ちにはコマンド打ちのメリットがあります。特に説明する時、マニュアルを書く時には如実に感じます。インストールひとつ説明する時にも aptutude install なんたらかんたら と打てで済んでしまいます。Windowsだとここをクリックしたらこういう画面が出て来てここをこうしろだのなんだのと書かなければいけません。下手すると図入りの説明が必要です。コマンド打ちならそんな必要はありません。比べるとかなり鬱陶しいです。
LinuxをWindowsの代用品だと思うとがっかりします。でもそのうちにWindowsよりはるかに良質なOSだということがわかってきます。早急に判断せずじっくり取り組んだらいいと思います。
コメント(3件)
インストーラのクリック要求につきあわされて面倒ですが
インストールがコマンドだと
コマンドの羅列で自作自動インストーラが書けて楽でしょうね
環境を移行するときに自作自動インストーラを起動すれば
あとはコーヒーを飲みに喫茶店に出かけられます、たぶん
それにコンパイラ作るか探せば非インテル系の
CPUのマシンにも入れられるし
…で合ってるかな?多分あってるはず…だけど。
合ってます。多分(笑)
コマンド打ちが面倒であれば、サイトから操作方法を書いてあるところを見つけてコピー&ペーストすれば極めて簡単。こんな芸当はWindowsでは不可能。慣れればWindowsなんぞかったるくて使ってられない。・・・・・という風になるはずなんだけどなあ?・・・・・と言いながらいまだに主に使っているのはWindowsだったりして。
YaSTっていうGUIなパッケージ管理システムがあって、そっからたいていのものはインストールできますし。
ただ世界的シェアは結構大きいのに、日本での人気はいまいちなんですよねー