この保険は一時払いの変額終身保険といわれるものです。
終身保険は一生涯どの時点でなくなっても保険金を支払う保険です。
変額保険は支払われる保険金が一定ではなく積立金の運用結果によって上下します。運用がよければ保険金が多く支払われ、悪ければ少なく支払われます。
本保険は運用が良好な場合最低死亡保障金額がステップアップする可能性がある保険です。いったん上がった保障はその後運用が悪くなっても下がらないようになっています。
80歳時点におけるステップアップ死亡保障金額が、一生涯にわたり最低保証されます。
保険期間中の死亡保険金として一時払保険料相当額(基本保険金額)が最低保証されています。
商品性は上記のとおりです。
問題は諸費用の高さです。毎年約2.4%(保険関係費+ファンド運営費)費用が取られてしまいます。1000万を10年間預けると、約240万費用に消えてしまいます。運用が0%の場合、資金の約1/4は費用で失ってしまいます。これをしのぐ運用をしないといけませんので、ハンディは大きいと思います。
ごらんになっているかもしれませんが、コスト面を再度ご検討してください。
変額年金です。
一時払保険料が死亡時に下回ることがないため運用より
むしろ保険の税額控除を利用したいという方、
自分の死亡後家族にお金を残してあげたいと思っている方にお勧め。
ただ税額控除については現行の相続税法はいつまで続くかわからないため、あまりお勧めできない部分もありますが、
気持ちの面で生きているときにあげると使われてしまうから、とか
自分が死んだらあげようと考えている方にはいいと思います。
遺言を書くのではなく年金保険にして自分が死んだ後のお金の
行き先を指定するというのもひとつのトレンドになりつつあります。
死亡時には一時払保険料(最初に払ったお金)を下回らないこと。
タンス預金や銀行預金では増えづらい分、投資信託で運用を楽しむことが出来る、
そんな商品です。
ただそのためにはコストがかかります。
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