以前、「社員を大事にする経営」について質問させて頂いた者です。
その節はご回答頂き、誠にありがとうございました。
今度は逆に「社員を大事にしない経営」についてお伺いしたいと思います。
経営者が何をすれば「社員を大事にしないこと」になりますでしょうか。
ご自身の経験でも何でも構いませんので、お聞かせ下さい。
よろしくお願いいたします。
依然いた会社の親会社の担当者が変わったなと思ったら実は身体を壊して療養中ということが良くありました。そのうち復帰するかなと思っていたら転職してしまったということも日常茶飯事でした。技術系の会社でしたが技術者は単なるリソースと呼ばれていて代わりがいれば問題なしという雰囲気でいたたまれない気分でした。
改善されてきてはいるものの、まだまだ企業によっては労働基準法に反する過度の労働時間を強いるところがありますので同意します。
事故や病気、安全や労働衛生に気を配らない職場は最低です。労災保険に入らない会社も。
たとえば、荷運び要員としてアルバイトを雇って、運搬中に転んで手を骨折する事故が発生した時に、「お金が無いから健康保険を使って自分で治してくれ」などと指示して「労災かくし」をしている会社。
最低です。というか、「労災かくし」は犯罪ですよね。経営者が犯罪者だっていうのは論外です。従業員にルールを守らせたいなら、自分がルールを守れよ。
厚生労働省:「労災かくし対策」について
http://www.mhlw.go.jp/general/seido/roudou/rousaikakushi/index.h...
「労災かくし」は犯罪です。事例 「労災かくし」による検察庁への送検件数の推移
http://www.mhlw.go.jp/general/seido/roudou/rousai/4.html#souken
労働安全衛生法第100条及び第120条違反
平成10年 平成11年 平成12年 平成13年 平成14年 平成15年 件数 79件 74件 91件 126件 97件 132件
最近は精神病による休職者が激増しているそうですね。
メンタルヘルスへの気配りも大事です。
労働者側に問題があるという考えの経営者も居るようですね。
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/896709.html
過労死問題について、「だいたい経営者は、過労死するまで働けなんて言いませんからね。過労死を含めて、これは自己管理だと私は思います。ボクシングの選手と一緒」と独自の見解を述べた上で、「自分でつらいなら、休みたいと自己主張すればいいのに、そんなことは言えない、とヘンな自己規制をしてしまって、周囲に促されないと休みも取れない。揚げ句、会社が悪い、上司が悪いと他人のせい。ハッキリ言って、何でもお上に決めてもらわないとできないという、今までの風土がおかしい」と、労働者側に問題があるという考えを示した。
さらに、出した病人の復職を支援しない会社。