1191214559 【イエはてな】イエ・ルポ#040

街を見渡せば、100通りの家族に100通りの家。家をのぞいてみれば、それぞれの暮らし振りが面白い!“イエ・ルポ”とは、実際に見たり聞いたりしたイエの話、またはご自分の家の暮らしの中で生まれたユニークな工夫やアイデア、習慣や出来事をミニルポ感覚で書き込んでもらう“イエ・ルポタージュ”コーナーです。
*〈今週のお題〉に沿った、みなさんが知っている面白いイエの話を教えて下さい。
*〈今週のお題〉以外の話題のイエ・ルポも常時自由に投稿して下さいね!

イエ・ルポ #040 THEME「一度住んでみたい!憧れのあのイエ、あの人のイエ」を教えて下さい

→ルポ例はコチラ
http://d.hatena.ne.jp/ie-ha-te-na/20071001

※今回の「いわし」ご投稿はは10月4日(木)正午で終了とさせて頂きます。
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モラルのない一行投稿などはご参加者の皆様に大変ご迷惑となりますので、ご遠慮下さい。
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回答の条件
  • 1人10回まで
  • 1000 ptで終了
  • 登録:
  • 終了:2007/10/03 14:24:05
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回答268件)

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浜美枝さんの古民家再生の家 Fuel2007/10/01 15:54:09ポイント10pt

女優の浜美枝さんの箱根にあるご自宅は、

12軒の古民家の古材を余すところなく使い、

20年以上の歳月をかけて作り上げてきたこだわりの家なのだそうです。

浜さんは昭和30年代後半、高度成長の波に乗ってどんどん壊されていく古い家を見て、

木の悲鳴を聞く思いがしたと言っています。

その後、仕事でアジアやヨーロッパを旅する中で、

諸外国では古い家を上手に活かして現代の暮らしに適合させているのを見て、

日本でも壊されていく家をもう一度蘇らせることはできないかと考えはじめたそうです。

そして日本全国を周りながら12軒の民家を譲り受け、

子どもたちを自然の中で育てたい、ふるさとと呼べる場所を与えたい、

との思いを込めながら、まず造成された敷地に土を盛りなおし、

平地を山に戻したそうです。

そして12軒の古民家の解体作業に自ら立ち会って、

どの木がどこに使われていたかということを克明に記録。

その数2000本にのぼったと言われています。

そうした人の営みや歴史の染みついた木一本一本を箱根神社のお神酒で浄め、

自分で藁を使ってススを落とし、富山から呼び寄せた職人さんに依頼して、

一棟ずつ徐々に建てていったそうです。

この気の遠くなるような作業を通して生まれ変わった家は、

ただ古くさいだけではありません。

イギリスのアンティーク家具の置かれた洋間もあるし、

パリの蚤の市で見つけてきたという小物が上品に配置されていたりと、

和と洋がうまく調和しています。

国の違い、文化の違いをこえて、伝統に培われた良さという物が、

見事にマッチしているといった感じの住まいになっています。

私もこんな家を作ってみたい、住んでみたいと思います。

これはすごい YuzuPON2007/10/01 16:24:32ポイント9pt

女優業のかたわら、自らの手でここまでのこだわりの家作りをしたとは驚きです。特に、わざわざ平地に造成されていた土地を山に戻したというところに感動しました。そこまでこだわって作り上げられた家は、ちょっとほかにはないと思います。古材一本一本に対する愛情も感動ものですね。

すっごい話です。 hanatomi2007/10/01 16:32:26ポイント8pt

木は切っても、土に挿すと根が出てくるように、命は続いてるんですよね。

ひとつひとつの命としての木をここまで大切にされている方がいるなんてすごい。

土をもとに戻してしまうなんてすごい。

すごすぎて、感嘆します。

今家は作っては壊しのようになっていますが、一つ一つに対する愛情と敬意をここまで表す方がいるなんて頭が下がるとともに、ため息が出ます。

本当にすごいです TinkerBell2007/10/01 19:42:08ポイント7pt

壊されていく家に木の悲鳴を聞いたって、

本当に木を生きているものとしてとらえていたんですね。

だから解体された材木一本一本に、

こんなに深い愛情を注いでいったんだと思います。

切り崩されてしまった山を元に戻したっていうのも、

普通ではとても考えられないことです。

ここまでして作り上げられた家は、

これから先も何百年と住み続けられていくのでしょうね。

家もきっと愛情に応えて、住む人をいつまでも守り続けてくれそうです。

うわわわわ MINT2007/10/01 20:07:57ポイント6pt

なんという家に対する愛情、なんという家と文化を守っていこうという行動力、そしてなんという家と暮らしに対するポリシー。ただただびっくりです。そして感動しました。20年以上かけて作り上げられたというのもすごいです。ずっと未完成の家に住みながら、こつこつと作り上げていったのでしょうね。それはとても大変なことだったと思いますが、でもその楽しみもすごく大きかったのではないかと思います。すてきです。憧れます。

すばらしい! tough2007/10/01 22:35:08ポイント5pt

ただ資金力に物を言わせて作る家とはわけがちがいますね。お金では買えない価値を古い民家に見いだして、それを大切に受け継いでいこうとする姿に感動します。そして木を生きているものとして接していく心にも。家に対する見方、考え方を変えてくれるような話ですね。

浜美枝さんて momokuri32007/10/01 23:21:26ポイント4pt

私の記憶では、穏やかな表情の物静かな女優さんというイメージなのですが、お若い頃から古民家の再生に大変なファイトを燃やし続けていた方だったのですね。驚きました。家だけでなく、敷地にまですごいこだわりです。普通、誰がわざわざ平地にした所に土を盛り直すでしょうか。山を切り崩してはいけないという強いメッセージが込められているように思いました。本当に住まい、家というものの捉え方を根本から変えてくれるようなお話です。

浜美枝さんのお話は TomCat2007/10/02 01:51:45ポイント3pt

以前ラジオのインタビュー番組で聞いたことがありました。本当に、自然の保護と、日本の伝統家屋、道具、暮らしの文化といったものの保存に、大変な情熱を傾けておられるご様子でした。

 

浜さんは、

  • 農林水産省 美の里づくりコンクール審査会委員
  • 農林水産省・(財)農村開発企画委員会共催 食アメニティコンテスト審査委員会会長
  • 日本花普及センター理事  
  • (財)農村開発企画委員会評議委員
  • 食アメニティ全国農村女性ネットワークの会会長 

などの要職を務められ、また、

  • 農政ジャーナリストの会会員
  • (財)日本野鳥の会会員
  • NPO法人 良い食材を考える会会員

などとしても幅広く活躍されています。こうした活動は女優としてではなく、自然と伝統を愛し守ろうとしてきた長年のご活躍が今こういう形で実っているということなのだろうと思います。

 

その原点の一つが、古民家再生という取り組みだったんですよね。本当に素晴らしいことだと思います。

今でこそ vivisan2007/10/02 10:13:50ポイント1pt

古民家再生の文字を聞くようになりましたが、それも一部でデザインとして使われていたりするのが多いですよね。

自然のことを考え、日本の伝統のことを考え、元にもどしていこうとする考え方は本当に尊敬します。

昔と今の木もまるで違いますものね。

本当にあこがれます。

素晴らしいの一言です Oregano2007/10/02 10:12:27ポイント1pt

もう皆さんと同じことしか書けませんが、それでもどうしても書きたいです。家を、それを組み立てている木を、こんなにも大切にして受け継いでいる人がいるということに感動します。そしてこういう実践をしてきた人が農林行政や自然保護などに関わってくれていることを知って、まだまだ日本は何とかなるという気がしてきました。私たちもこういう思いの何かを受け止めて、まるきり同じことはできないにしても、暮らしの中で何かを実践していけるといいですね。

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