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この論争は学問的には既に決着がついています。
少し古い書籍ですが、全米公認アナリスト協会長であったチャールズ・エリスの「Winning The Loser’s Game」(敗者のゲーム)に1970年~96年までの27年間でS&P500インデックスに負けた投資信託(ミューチュアル・ファンド)の比率が掲載されています。
(ネットで探したのですがないので前にぼくが作成してグラフを参照しください)
これを見ると、大半のファンドが市場インデックスを上回ることに成功したのは78年、79年、94年のみで、平均すると6割近いファンドがインデックスを越えることができなかったことがわかります。しかも、ファンドのインデックスが市場インデックスを上回るのは、概して相場が下落している局面です。これは、ファンドが解約に備えキャッシュポジションを高めているためで、そのぶんだけ相場の影響を受けにくいという技術的な側面から説明がつきます。
この統計的データを裏付けるロジックは、ノーベル経済学賞を受賞した2人の学者の統計的な研究から知ることができます。
現代ポートフォリオ理論の創始者であるマーコウィッツは、「株価は無意味に変動(ランダムウォーク)しており、未来を正確に予測することは原理的に不可能である」としたうえで、「もっとも効率的なポートフォリオとは市場全体に投資することである」という発見をしたことで1990年にノーベル経済学賞を受賞した。
その後、同じくノーベル経済学賞を受賞していたジェームズ・トービンが、そのロジックの延長線上で、国債とインデックスファンドの組み合わせが、最適なポートフォリオを維持したまま投資リスクを調整する画期的な手法であることを数学的に完璧に証明しました。
はっきり言ってこの2人の学者のロジックは、証券業界では非常に評判の悪い理論です。なぜかと言うと、業界の専門家のアドバイスやファンドマネジャーの恣意性が入る投資信託は、無用の長物であると証明しているようなものだからです。
ただし、投資信託にもファンドマネジャーが運用するアクティブ運用と、一切の恣意性を排除したインデックス(効率的ポートフォリオ)で運用するパッシブ運用があります。アクティブ運用の投資信託の平均的なパフォーマンスを調べると、やはりパッシブ運用に比べて、手数料の分だけ負けているということが、各種の統計調査で明らかになっています。
ですので、金融機関で生計を立てる専門家には、経済理論に則った合理的な投資アドバイスを期待するのは無理です。
それに近い将来、サブプライム問題から端を発した大混乱が証券市場を襲うと僕は確信していますので、簡単にNETで売買の出来るETFを推奨します。楽観した市場の雰囲気はかなり怪しいものがあります。X-dayは必ずきますので、余裕資金で株式投資はしましょうね。
回答いただきありがとうございます。
かなり、決定的ですね!