WindowsServer2003や2008は、結局WEBサーバとしてきちんと公開するにはどれだけのライセンス料が必要になるのでしょうか？

＞Windows 2003 Serverからは、インターネットを経由した匿名アクセスの場合のみ

＞CALを必要としないというルールになり

http://blogs.itmedia.co.jp/itconcierge/2006/05/post_e13b.html

ＭＳはライセンスのルールが良く変わるので、購入元、ＭＳ等に確認するのが

無難だと思います。そもそもWEBのTCP/IPの同時接続数に制限がかかって

なかったように思いますが、実際のところは分かりません。

ＯＳとしては、CALがいらないですが、ASP（IIS？）にはいるのかも？？？？

ＤＢを使っているのなら、そちらのライセンスの考慮も必要です。

インターネットで不特定多数の匿名ユーザに公開する Web サーバなのか、イントラネットで社員に公開する Web サーバなのかによって異なります。

詳しくは Windows Server 2003 R2 ソフトウェア ライセンス条項 を読むことになりますが、重要なのは

インターネットのみを通じて本サーバー ソフトウェアのインスタンスにアクセスし、かつアクセスの際に認証を受けず、また本サーバー ソフトウェアにより個々に識別されないユーザーまたはデバイスに対しては、CAL は必要ありません。

の部分です。

「インターネットで」「匿名の閲覧者」に公開する Web サーバとして使う場合には CAL を別途購入する必要はありません。約10万円の OS 本体ライセンスのみで使用可能です。

それ以外、例えば

• (アクセス時にユーザ認証を行うか否かに関わらず) イントラネットで社員に使わせる Web サーバ
• インターネットで不特定多数に公開するものでも、ID・パスワード等を使ってユーザを識別する会員制サービス

等のために使用する場合は、必要なだけのデバイス CAL またはユーザ CAL を追加購入する必要があるということになります。

デバイス CAL (そのサーバにアクセスする端末の台数) かユーザ CAL (そのサーバにアクセスするユーザの人数) のどちらが良いかは有利な方で構いません。

多数の端末から利用する可能性があるが、ユーザ数が少ないならユーザ CAL、ユーザ数は多いが利用する端末が限られているならデバイス CAL で買うのが良いです。

CAL の価格は http://journal.mycom.co.jp/news/2003/03/04/20.html によれば 20CAL で $799 ですので、1CAL あたりざっと5000円といったところでしょうか。まとめたたくさん買うともっと安くなります。

例えば、社員が25名いる会社のイントラネットで、そのサーバにアクセスする可能性のある端末が40台ある環境で社員全員がアクセスするサーバで利用するなら、OS 本体 (5CAL 込み) に加えてユーザ CAL を 20CAL 追加購入する → 10万 + 5000円×20 = 約20万

という感じです。

ライセンス条項の解釈がはっきりしない場合はマイクロソフトに問い合わせてみると良いと思いますよ。

同様な質問が過去にもあったようです。

http://q.hatena.ne.jp/1071469415

Windows Server 2003 ライセンスの概説

http://www.microsoft.com/japan/windowsserver2003/howtobuy/licens...

インターネットのみを通じてサーバー ソフトウェアにアクセスし、アクセスする際に "認証を受けない" (たとえば、一般的な情報を求めて Web サイトにアクセスするのであり、識別のための資格情報は交換されない) 場合、Windows Server CAL は必要ありません。

単なるWebサーバーであれば、CALは不要ということになります。