彼を見舞いに行く際の心構え、対応、贈り物などを教えてください。
正直動揺しています。明るく振舞って「早く治して」というのも偽善に感じます。
彼が余命を知っているなら「早く治るといいね」というのはダメですが、もし告知してないのなら普通に「ちょっと体調壊した友人に会いに行く」という態度でいいのではないでしょうか。
それに余命数か月で不治の病だとしても、生存率0.001%以下だとしても、余命よりも大幅に長生きするという場合もあるわけです。医者がだめだといっても本人が自棄になっても、家族や友人は最後まで望みを捨てない態度を貫いたほうがいいのじゃないかなと思います。
本人がすでに余命を宣告されていても、「死」というものを受け入れられているのなら、普通にいつも通り接して問題ないと思いますが、受け入れられず苦悩している段階であれば、それなりに言葉を選んで接した方がいいと思います。間違っても「早く治して」「頑張って」という言葉は、禁句です。(余命宣告されている人に「早く治せ」と言っても無理だし、今すでに闘病し頑張っている人に「頑張って」というのは、ちょっと酷だと、看護学校では教えられます。)
贈り物も、病気の彼が好きなもの、特に集中して出来るもの(本が好きなら本でも良し、パズルなども集中して出来るので、自分の現状、病気の事を考えなくてすむ時間が出来る)が良いのではないでしょうか?
難しいケースではありますが、こちらが神経質過ぎるとあちらも気を使ってしますので、なるべく自然体で接してあげるのがいいのではないでしょうか?頑張ってお見舞いに行って下さい。
本人がどんなふうなのかにもよるでしょうし、正しい方法なんて存在しないと思うんですけど、たとえばその人が病気じゃなかったとして、何気なく遊びに行くとしたらどんな会話をするか考えてみたらどうでしょう。あえて病気の話をする必要もない気がする。行ってみて、話してみて、相手の様子を見て、素直に反応したらいいと思いますよ。
贈り物は、特別なものはいらんでしょう。本人がほしいって言ってりゃ別ですが。それに、病状にもよるんです。余命一カ月でも本を読んだりするような余力があるのか、入院中なのか、自宅に帰ってきているのか。
入院中なら退屈してると思うので、漫画本とか、雑誌とか、音楽CDとか(プレイヤーを持ってるようなら)、そういうものがいいと思います。食べ物は不可(食事制限があったら食べたいのに食べられないという最悪のシチュエーションになりますから)。花は、よほど花好きじゃないならいらんと思います。枕元が狭いでしょうし邪魔になります(自宅なら持って行ってもかまわない)。
状況がわからないなら、とりあえず手ぶらで行ってみる。義理とかじゃなく本当に仲のいいともだちなら、来てくれるだけでうれしいと思うから。