「今日をちょっと楽しく、ちょっと特別にすることって何だろう?家で過ごすいつもの時間を素敵に変える小さな魔法のサプリがあったら…」と展開してきた“リブ・ラブ・サプリ”コーナーの続編のひとつ、SEASONバージョン。季節をもっと楽しみ、もっと彩り豊かな日々を愛したい!四季の歳時記や衣食住のこと、季節のしつらいや植物たち、日本文化や外国文化、新しいシーズンライフ…ここでいろいろ語らっていきませんか?毎回3つのテーマに沿って、あなたの日々の中にある季節の暮らしのサプリ、そのサプリにこめた思いや願い、由来などとともにメッセージ下さいね!
#001 THEME:「ワインとともに」「紅葉を楽しむ」「秋の夜長に」
サプリ例はコチラ
http://d.hatena.ne.jp/ie-ha-te-na/20071107
プレゼントはコチラ
http://d.hatena.ne.jp/ie-ha-te-na/20071028#SapriS
※今回の「いわし」ご投稿は11月12日(月)正午で終了とさせて頂きます。
紅葉した葉には香りがあると聞きますが、私はそれを実感したことがありません。様々な落ち葉の、形、色、そして香りを楽しむとはすてきです。私も道すがら、落ち葉を拾い集めてみたいと思います。考えてみれば今まで落ち葉を目にしても、それを手に取るということはほとんどありませんでした。身近な自然で季節を体感するサプリ。すばらしいですね。
花と同じように落ち葉を楽しむ。手にとって、全てを感じて楽しむ。そういう余裕を持ちたいですね。遠くに出かけて紅葉狩りを楽しんだりするのもいいですが、身近な所にも季節を手に取れるチャンスがたくさんありますものね。落ち葉の香り、楽しみたいです。
言われてみるとたしかにその通りです。色、形、香り、どれをとっても落ち葉にも花に負けない美しさがあります。サトウカエデは木が大きくなりますから、紅葉は本当に見事ですね。北米の秋はサトウカエデの紅葉の甘い香りに包まれると聞いたことがあります。そんな様子を想像しながら香りを楽しんだらすてきですね。
カナダの国旗になっている、あの葉っぱのカエデですね。
屋外でしか見たことがありませんから、
香りを意識したことがありませんでした。
甘い香りかぁ…。
小篭に盛って部屋に飾ったらすてきでしょうね。
そういえば子供のころ、「こぎつね」の歌に「もみじのかんざし」って出てくるじゃないですか。
友だちと紅葉した葉を髪に飾って遊んでことがありました。
紅葉は気温が下がり葉っぱに糖分がたまることから起きるので、「甘い香り」は考えてみれば自然の成り行きなのですね。息子が幼稚園の頃、この落ち葉アロマの威力を決定的に認識させてくれたできごとがあったので、ご紹介します。
その年の秋、落ち葉のプレースマット(食事をするときに引くお膳代わりの敷き物)を作ろうと、息子と一緒に葉っぱ拾いに出かけました。
何色のどんな葉っぱがどこにあるかという情報はすでに目をつけ把握していたので、バス亭の並木道、診療所の周り、ショッピングモールの駐車場、図書館の玄関口へとループを描いて直行です。いったん拾い始めるとあれもこれもと止まらなくなってしまい、結局、スーパーのプラスチックバッグ(ビニール袋)2袋分がいっぱいになるほど拾いました。しかし、マット作りに使用する葉っぱは、ほんの数十枚です。残った落ち葉は、ガレージに放置ということになってしまいました。
それからかなり経った(年越しした後だったかも?)ある日、ガレージに足を踏み入れると、油くさいガレージの匂いに混じって甘い香りが漂ってきました。香りの出どころをつきとめると、それはビニール袋に入っていた葉っぱの仕業でした。かなり日が経っていたのにもかかわらず。
この体験から葉っぱアロマの威力を知ったわたしたちは以来、秋になると紅葉の甘さに魅せられています。後で考えてみればメイプル・リーフ(砂糖カエデ)をかなり多く拾っていたので、これが強い香りの一番の原因だったかもしれません。
確かに花と同様、紅葉は色と形、手触り、香りで五感を刺激してくれ、季節感を再認識させてくれますね。子どもにとっても、大切な秋の友だちです。
赤、橙、黄色……、色鮮やかな落ち葉を見かけると思わず手に取らずにはいられません。
それは子どもたちも同じで、登下校や散歩の途中にはっとするような色と形の葉っぱを見つけると、どんどん拾って集めることになります。
特に砂糖カエデの葉は甘い香りを放ち、落ち葉を窓辺に置くだけで部屋が甘く満ちるので大好きです。
ちなみに形で人気なのが星型のスイート・ガム。色で人気は七変化の桜の葉。そしてもちろん、秋の香りは砂糖カエデです。