どうしようもない場合は繰り越しも可能だそうです。
http://r25.jp/index.php/m/WB/a/WB001120/id/200704121102
>どうしようもない事情によって今年はその事業が進まなかったけれど、翌年度にはきちんとその事業を進めなくてはならないことがあったとしよう。その場合は国会の議決を経れば、実質予算を繰り越したような形にすることが可能だ。
会計が複数存在するからです。
内閣、国会、裁判所、この三権が責任を負う予算を総称して一般会計予算と言い、これを「国家予算」と呼びます。
この一般会計予算の他に、特別会計予算と政府関係機関予算があり、これらを総称して「国費」と呼びます。
一般会計予算は基本的に中央政府が集めたお金を使いますが、特別会計予算と政府関係機関予算は、中央政府が集めたお金を使うだけではなく、地方自治体が予算の一部を負担したり、特定の会社や団体が負担したり、個人が保険金という形で直接払ったり、いろんなかたちでお金が動きます。
国として使っているお金のうち、中央政府が直接責任を持ち管理しているお金が国家予算、それ以外の国のお金を含めた予算が国費です。
財務省平成19年度予算
一般会計予算 当初予算 [第166回(常会)]
http://www.bb.mof.go.jp/cgi-bin/bxss020a?rno=71
特別会計予算 当初予算 [第166回(常会)]
http://www.bb.mof.go.jp/cgi-bin/bxss020a?rno=72
政府関係機関予算 当初予算 [第166回(常会)]
http://www.bb.mof.go.jp/cgi-bin/bxss020a?rno=73
財政法第28条等による予算参考書類 当初予算 [第166回(常会)]
国の収入と支出の年間計画を国家予算で、国庫から支出する費用が国費です。
国費の場合、細かい支出の場合でも、国費○○円というような使い方をしますし、数年間にまたがった支出を合わせて、使った国費総額○○兆円というような使い方をします。
言葉の定義が異なるので、異なった額が出てくるのだと思います。
コメント(0件)