【1日目・クリスマス企画・小説ビンゴゲーム】


クリスマス企画の第1日目です。
ルール等、詳しくは http://q.hatena.ne.jp/1197051779 を参照ください。

企画に応募された9名は、全員、参加者Aとして参加いただけます。

また応募しなかった方々も、参加者Bとしてなら、
だれでも、いつでも参加できます

参加者Aには、ビンゴカードを1枚ずつWeb上に配りました。
http://www.nurs.or.jp/~lionfan/kikaku_2007_christmas/index.html

今回のキーワードは「鬼ごっこ」です。

それでは「キーワード+あなたの好きな言葉1つ」で
短い小説をつくり、この質問に答える形で応募してください。
締め切りは12/14(金) 23:59までです。

キーワードを明示することも忘れずに。
あと簡単に言及できるよう、小説にタイトルも付けてください。

小説の行数に制限はありません。
あまり負担にならない程度にご自由にどうぞ。

それではメリー・クリスマス!!

回答の条件
  • 1人2回まで
  • 登録:2007/12/12 18:35:09
  • 終了:2007/12/14 23:25:31

ベストアンサー

id:himeichigo No.10

姫苺回答回数97ベストアンサー獲得回数122007/12/14 22:00:58

ポイント300pt

『ケーキ売り』(鬼ごっこ、ひとりぼっち)


「いらっしゃいませー、クリスマスケーキいかがですかー?」

夜空に声を響かせると同時に、白い息がふわっと広がる。


今日は25日。クリスマス本番のはずだが、街全体には、イブほどの盛り上がりはないようだ。

この繁華街の道路沿いの店々は、総じてクリスマスの装飾をしているが、あと5時間ほどでクリスマスが終わってしまうせいか、装飾たちはどことなく寂しそうな輝きを発しているように見える。

私はコンビニの制服を着て、赤い「サンタ帽」を被り、一人で店の前でケーキを売っていた。

歩道に接するように折り畳み机が置かれ、その上にケーキが所狭しと並んでいる。

店内にただ陳列しておくよりも、店外で直接お客さんに声をかけながら売った方がよいだろう、という店長の考えだ。


私は精一杯、客寄せの声を張り上げた。

しかし、立ち止まってケーキを買おうとする人は誰もいなかった。

通行人は皆、目に見えない流れに乗って、右へ左へと通りすぎて行くだけ。

たまに流れに逆らって立ち止まる人がいるが、その人達の足は、ケーキ売り場とは反対方向へ向かう。

車道の脇にずらりと並べられている自転車の中から、自分の自転車を探し出すのだ。

そして自転車にまたがって、どこかへと去っていく。

売れないのも無理ないな、と私は思った。

今日はもう25日だ。大抵の家では、すでに昨日、つまりイブにケーキを食べてしまっているはずだ。

それに、このすぐ近所には、有名なケーキ屋さんがある。

コンビニでケーキを買うくらいなら、お菓子作りが本業であるケーキ屋で買う人の方が多いだろう。


私はしばらくの間、機械的に「いらっしゃいませ」の声を張り上げ続けていたが、なんだかむなしくなってきて、いつの間にかやめてしまった。

私が声を出すのをやめようが、人の流れは変わらない。ただ右へ左へ行ったり来たりするだけだ。

歩道の向こうに見える車道では、同じように無機質な車が行ったり来たりしている。

私はすっかりやる気を失って、ただ突っ立って、止まることのない人の流れを見ていた。

目に写る光景になんだか現実感がない。まるで再生されたビデオを見ているみたいだ。

自分がこの場所から一人だけ遊離しているような、奇妙な気分に襲われる。


その時ふと、以前にも同じような感覚を味わったことを思い出した。

脳裏に幼い女の子の姿が映る。

ただ一人、あちこちへ走り回る仲間から少し離れて、その場に突っ立っている。


これは、私だ。


幼稚園のころ、私のクラスではみんな鬼ごっこが好きだった。

鬼ごっこをする、となると、少なくとも10人は集まった。来るものは拒まれない。集まったものは自動的に鬼ごっこのメンバーになる。

園庭の端に集まって、小さな手を握ったり開いたりしながら、じゃんけんで鬼を決める。

私は今日も逃げる側だ。鬼が決まると同時に、みんな走り出す。

私もみんなの流れに合わせて、とりあえず前へ前へと走った。


しかし、私はしばらく走り、園庭の端まで来ると、いつものように立ち止まって、振り返った。


やはり、追いかけられていない。


参加者たちは、みんなキャアキャア言いながら走り回っている。

鬼がめまぐるしく変わっていく。

目の前を鬼と、ターゲットになった子が通りすぎる。私は少し体に力を入れた。

しかし、鬼はこっちをちらと見ることもなく、ターゲットを必死に追いかけて過ぎ去っていった。

まただ。


私はいつも、鬼ごっこでは「追いかけてもらえない」子だった。

鬼ごっこに参加しているはずなのに、いつも参加していることを忘れ去られ、ターゲットと認識されなくなってしまう。

これは決して意図的に仲間はずれにされているのではない。

鬼ごっこに夢中になってくると、みんな他に誰が参加していたか忘れてしまい、とりあえず記憶に留まっている参加者だけを追いかけ始めるのだ。

クラスのリーダー的な子、明るくてイタズラ好きな子、特に仲のいい友達、など。

私はそのどれにも入っていないようだった。

しかし、意図的ではない仲間はずれほど、怖いものはない。

みんなが、無意識に自分のことを「どうでもいい存在」と認識しているのだ、ということを、幼いながらも感覚的に理解した私は、言葉には出せなかったがゾッとしていた。


私は、鬼ごっこの輪のすぐそばで少し、うろうろ、としてみたが、やはり私のことを思い出す参加者はいないようだ。

私はいつも通りの展開がちゃんと待っていたことを確かめると、鬼ごっこの輪から少し離れたところに突っ立って、じっと走り回るクラスメイトを見つめていた。

突っ立っていようが、忘れさられているんだから関係ない。

目の前を右へ左へ、知った顔が駆けていく。私はそれを見つめているだけ。

半分泣きそうな、半分困惑した表情をした私が、脳裏に浮かぶ。


なんで私はこんなところで突っ立っているんだろう。

だれか私の存在を認識してくれてる?

私がここにいる意味ってあるの?


冷たい風がぴゅうっと吹いた。ぶるっと震えが来る。耳がじんじん痛い。

手に息を吹きかけると、白い息は指の間を通り抜けて消えていく。

そもそもなんで私は、聖夜にバイトなんかしてるんだろう。

楽しそうに笑いながら、クリスマス期間のバイトを休みにしてもらっていた同僚達を思い出した。


人の波の向こうに、自転車の列がちらちらと見え隠れする。

風にかき乱される寒さの中、じっと主人が自分を迎えに来るのを待っている。

本当に誰か迎えに来てくれるの?

本当に?


突然、私の目にぼんやりと、静止画のように映っていた自転車の列が、左から右へと流れるように倒れ始めた。

はっ、と我に返って左方を見ると、一台の自転車を必死に支えながら、うろたえた表情で立ち尽くしている少女がいる。

どうやら、自分の自転車を出そうとした拍子に、他の自転車をドミノ倒しにしてしまったらしい。

私は反射的に自転車の方へ駆け出し、目についたものから順に自転車を起こし始めた。


「あ…ありがとうございます…」


その声に顔を上げると、ブレザーに身を包んだ少女が、申し訳なさそうな、そして何かを堪えているような表情でこっちを見ていた。

その瞬間、内部へと何かが一気に突き抜けていくような、強い、でもじんわりと残る感覚が、私を襲った。

私は照れたような笑顔を返し、その後は流れる人波の中、その女子高生と二人で黙々と自転車を起こした。

私は最後の自転車を起こし終わると、ケーキ売り場へと戻った。

去り際に女子高生が振り返り、もう一度「ありがとうございました」と言った。

私は、「気にしないで」というように、笑ってかすかに首を振った。


女子高生は今度は無事に自転車を出し、会釈しながらケーキ売り場の前を通りすぎていった。

私は彼女の背中を見つめた。


『ありがとうございます』


彼女の声の余韻が、頭の中に優しく漂っていた。

ありがとう、ってこんなに心に響く言葉だったっけ。

私は、ほうっと溜め息をつき、軽く目を伏せた。


…私は、まだここに立ってていいみたい。


私は背筋を伸ばして、真っ直ぐ前を見た。

通りの向かいにある店々のきらめくイルミネーションが目に入ってくる。

よし、と気合を入れて笑顔をつくり、息を吸い込む。

せっかくのケーキ、一つでも多く売らなきゃ。


「いらっしゃいませー!クリスマスケーキいかがですかー?」

id:lionfan

おお、上手い!! 余韻があるー!!

2007/12/14 23:23:57

その他の回答(9件)

id:castiron No.1

castiron回答回数418ベストアンサー獲得回数302007/12/12 22:28:37

ポイント30pt

「背中」(鬼ごっこ、キャンドル)

ひたすら目の前の背中を追いかける。手は届かない。

どちらかがあきらめるまで追いかけ続けなければならない。

追いかける立場だからといって「待てー!」などとは言わない。

待てと言っても待たないからでは当たり前すぎる。

そんなことを言わなくてもこちらの「待てー!」という気持ちは逃げているやつも感じてているだろう。

そして、あの背中は「こっち来るな!」と言っている。

だから止まるわけにはいかないし、追わないわけにはいかない。

しかし、体力はガラスコップでふたをされたキャンドルだ。

酸素だ。酸素をくれ。

いくら呼吸をしてもあるはずの酸素を実感できない。あいつも同じような事を感じているはずだ。

けれども絶対に俺の方がつらい。でなければあいつはあきらめないはずがないからだ。



実はなぜ自分がこんな意味のないことを考えているか知っている。

「あいつ」なんて言っているが結局、ある解決方法から目をそらしたいから「あいつ」と連呼しているのだ。

その解決方法は簡単だ。

酸素がなければキャンドルを燃えない。

では、どうするか?ふたが閉まっていくことはあっても開いていくことはない。

けれども矛盾するようだがキャンドルの熱でふたをぶっ壊してしまえばいい。

くすぶった炎じゃだめだ。ふたをぶっ壊すくらい燃え上がらないといけない。

もちろん、そんな勢いで燃え上がれば炎はいいが肝心のキャンドルが燃え尽きてしまう。

そう、この簡単な結論は分かっている。問題はこれを実行するかしないかだ。

覚悟を決めるんだ。

やるっきゃない。燃え尽きる「覚悟」を決める。

「しゃっ!」

ずっと等間隔だったあの背中が近づいてくる。1秒でも速くやめたい。もう理屈は考えられない。

あの背中に触るしかない。

背中。背中。背なか。せ中。せなか。せなか。セナか。セナカ。セナカ。背中!

id:lionfan

castiron様、最初の投稿、ありがとうございます。

回答を順次、オープンしようかどうか考えたのですが、

今回はキーワードが人によって異なるので、

他の人の作品を読んでもあまり問題にならないだろうと思いオープン致しました。

たしかにキーワードがばれるのは戦略上、少し不利かもしれませんが、

早めにオープンして、しっかりコメントを差し上げたいので・・・。

2007/12/12 23:03:15
id:hokuraku No.2

hokuraku回答回数529ベストアンサー獲得回数972007/12/13 01:41:45

ポイント30pt

視点切り替え小説「物理化学の実験」


  1. F空間において、物質Gとそれよりひとまわり体積の大きい物質Bを接触させた。なお、F空間は小物質fで飽和している。
  2. 物質Gは物質Bより一定波長のエネルギーを受けると、大きく反応した。
  3. その後、Bは鬼ごっこを始めるようにGと同方向に運動をはじめ、Gに再び接触すると極小物質eを受け渡した。
  4. この結果、BとGは強い結合を示し、互いにお互いの周りを回り始めたという。

問:物質B、G、f及びeは何か、答えなさい。

====

ひねくれものらしく、視点切り替え小説にしてみました。

id:lionfan

hokuraku様、ありがとうございます。

それでは考えてみます・・・(天体かな?)

2007/12/13 09:58:36
id:kumaimizuki No.3

くまいみずき回答回数614ベストアンサー獲得回数312007/12/13 11:38:50

ポイント30pt

タイトル:暗号メール(キーワード:鬼ごっこ/携帯電話)




今日、風邪をひいて学校を休んだ。

テスト前の大事な時期なのに、と思う反面、テスト当日じゃなくて良かったとも思った。


夕方、友人からメールが届いた。

内容は「ノートはバッチリ抑えてあるから安心しろ」というものだった。

返事をしようとしたら、もう一通届いた。

タイトルは『暗号メール』。

本文の暗号を解読し、Yes / Noで答えよ。というものだった。

暗号の本文を見てみる。

愛している仕方ない田村のことが日々留守電に鬼ごっこでご飯までに陸橋で泣いて

驚いた。まさか、友人が田村の事を愛しているなんて。

しかし、「留守電に」までの文章と「鬼ごっこ」からの文章が繋がらない。

恐らくこの部分が暗号のヒントなんだろう。

俺は悩んだ。風邪というハンデを背負った頭で。

そして、ある推測が浮かんだ。


もしかしたら、アイツは明日、田村に告白しようとしているのではないだろうか。


と。

意味としては「明日告白するべきか」ということだろう。

断定は出来ないが、何となくそんな気がする。

ここは友人として、告白する勇気を与えようではないか。

俺は返信で「Yes」と送った。

友人は「ありがとう。嬉しいよ」と答えてくれた。



そして、次の日の昼休み。

「よーし。今日は、お前のおごりなんだよな!」

嬉しそうに寄ってくる友人。

「何でだよ。まさか、風邪で休んでたからお礼に……とか言うんじゃないだろうなぁ?」

「何言ってるんだよ。昨日の暗号メール、"Yes"って送っただろ?」

「ああ、それが……そうだ。お前、田村に告白するんだよな?」

すると友人はきょとんとした顔をした。

「えっ、俺が田村に告白するのか?」

「俺に聞かれても……そうやって暗号メールを送ってきただろ?」

「暗号メール……ああ、アレは違うよ。ってかお前、分からないで送ったのか?」

「違うのか?」

「全然違うよ。答えは『明日の昼、奢りな』だよ」

「おいおい。あのメールのどこから、そういう文章が出て来るんだよ」

「あの文章自体には意味はないんだ。ただ、今の携帯電話って予測変換ってのがあるだろ。それで最初に出てきた文字を並べたんだ」

「最初に出てきた文字……」

俺は昨日のメールを見返してみた。

「『あ』は『愛している』、『し』は『仕方ない』、『た』は『田村』って感じに当てはめてみ?」

言われた通りにやってみる。

あ:愛している

し:仕方ない

た:田村

の:のことが

ひ:日々

る:留守電に

お:鬼ごっこで

ご:ご飯までに

り:陸橋で

な:泣いて

確かに、頭文字を拾っていくと「あしたのひるおごりな」になる。

これに対して俺は「Yes」と送ったわけだから……

「……分かった。俺の負けだ。奢ってやるよ」

「ゴチになりまーす!」

こうして、俺は泣く泣く友人に奢るハメになった。

id:lionfan

kumaimizuki様、力作ありがとうございます。

それではもうしばらくお待ちください。

2007/12/13 11:49:27
id:takejin No.4

たけじん回答回数1475ベストアンサー獲得回数1902007/12/14 10:21:29

ポイント30pt

『最後の突撃』   キーワード:鬼ごっこ + 電飾

「前席!右前方に機影。」

「了解!いよいよ来たな。後席、最適航路を算出。左の谷から回り込む。」

「了解、航路算出。HUDに表示した。残弾確認、燃料確認。」

「後席!わかってる。最後の一撃になりそうだ。いくぞ!」

私は、操縦棹を握りなおした。機体を谷川すれすれに飛ばし、山頂を目指す。

「後席!飛び出すぞ。照準のタイミングを外すなよ。」

「前席。わかってる。人類最期の攻撃だな。精一杯やるよ。」

そうなのだ、私たち2人は人類の最後の2人。少なくとも、地球上で飛んでいる最後の軍用機のパイロットなのだ。

「前席!山頂まで、あと3秒」

「2・・・でるぞ」

・・衝撃・・・

「前席、おい大丈夫か。」

私は、後ろの席のハヤタに肩を揺すられて気がついた。

「ああ、なんとかな。どうなってる。」

左のモニタには、山頂を越えてから10秒と経っていない時計が刻まれている。

機体は順調に飛んでいるようだ。

「後席、標的は?」

ハヤタの右手が、私の肩越しに伸びてきて、真上を指差した。

見上げると、真っ黒な影が真上に浮かんでいる。まるでエイのような形だ。

「牽引ビームだな。ダン。もう、われわれにできることはないようだ。」

私は、うしろの席へ振り向きながら頷いた。

人類は、降伏せざるを得ないだろう。

「なあ、ハヤタ。あいつら何者なんだろう。」

「宇宙人なのかもわからないが、もっと判らないのは、やっていることと目的だ」

「そうだな、飛んでる飛行機を全て捕まえてるんだからな。おかげで、俺たちが最後の戦闘機になっちまった。」

「ついに、俺たちも捕まったか。鬼ごっこだったら、あいつらの勝ちってところだな。」

「どこに、連行されるんだ?これから。」

下には、アメリカ大陸の荒野が広がっているはずだが、夜で見えない。

「ダン、冗談のようだが、俺たちはあそこに連行されるみたいだ。」

と、ハヤタの手が左下を指した。そこには、夥しい数の航空機が止まっていた。そしてその真ん中に、奇妙な形の岩山が聳え立っていた

「デビルズタワーか。なんの冗談なんだ。」

 未知との遭遇そのままの岩山のすぐそばに、私の機体は下ろされた。戦闘モードのままのコンピュータが警告を発した。

「ハヤタ、信号を受信したぞ。」

「ああ、待ってくれ、解読結果を表示させる」

私は、目の前のディスプレイに

<ミンナ ツカマエタ>

とかかれるのを見た。

と、そのとき、電飾でいっぱいの巨大な敵の母船が上空に現れた。

その母船は、デビルズタワーの上に降下してきた。そして、その頂上に接触し、再び上昇して消えた。

「また入電」

<オニゴッコ カンリョウ >

「え。」

と私が言うまもなく、敵の母船が左の低空から現れ、高速でデビルズタワーに衝突した。

<ツギハ キミタチガ オニダ>

デビルズタワーはその衝撃で根元からはずれ、円柱状になって遥かかなたに飛んでいってしまった。

呆然としながら、私は後ろのハヤタ隊員が、八方に散らばっていく敵船隊に向かって突っ込む声を聞いていた。

「だからそれは、カンケリだって。オニゴッコじゃない。」

id:lionfan

takejin様、ありがとうございます。とても楽しみました!!

2007/12/14 13:24:56
id:taisin0212 No.5

タイシン@我孫子回答回数165ベストアンサー獲得回数142007/12/14 11:28:23

ポイント30pt

身近な日常(キーワード:鬼ごっこ/24)


えっ!この料金で・・

配達日が22日から25日で指定できるのか。

25日じゃ遅いでしょ、

24日じゃ、あからさまだしね、

22日に届くようにして、23日に食べればいいか。


そうだ、田中さんにも買わせよう!


ねぇ、Y〇hooショッピング、スイーツのページ観た?


いや、ここ何日間か観てないけど。


観てこれ。

さっき見つけたんだけど、究極のイチゴタルトケーキだって。

俺、もう注文しちゃったよ。


あなた、最近お取り寄せばっかりじゃないの。そんなに甘いものばかり食べて大丈夫? 太るよ。


もうね、鬼ごっこみたいだよ。新しくものをみつける、買う、また新しいものが出る、買う。を繰り返すと・・


ね、日本語間違ってるよ、いたちごっごじゃないの?



taisin0212より:

今回のお話しですが、約90%が実話です。

id:lionfan

taisin0212様、ありがとうございます。

URLや色文字、枠など、「はてな」の機能を十全につかっての小説は、

この企画ならではですね!!

2007/12/14 13:26:34
id:hosigaokakirari No.6

hosigaokakirari回答回数29ベストアンサー獲得回数72007/12/14 14:33:34

ポイント30pt

キーワード:鬼ごっこ / 武装

タイトル・・・は文末につけました(ネタバレなので)。

------

駆ける、駆ける、駆ける――立ち止まれば、殺される。

振り返る余裕さえなくて、あたしは背後に奴の気配を感じながら走り続けた。

目立たないようにと迷彩の服を身にまとってはみたけれど、独特の嗅覚を持つ奴には意味がなかったようだ。ピッタリとあたしについて来る。

奴は武装していない。あたしを傷つけることはない。ただ、その俊足であたしを追い詰めるだけだ。

父も、母も、兄も、一族はみんな奴に追い詰められて死んでいった。

あたしは最後の生き残りだ。

「あっ!」

いつの間にか袋小路に追いやられていた。行き止まりだ。3方に高い塀がそびえている。

「どうしよう・・・」

足がすくんだ。あたしにはこんな高い塀を越える力がない。

鬼ごっこはおしまいだ」

背後から奴の声。あたしは振り返った。

奴はあたしを見下ろしていた。あたしが立ちすくみ逃げる気力を失くしたと見るや、端末を使って、後方に控える自らの主人に連絡をとった。

「――捕捉しました」

あたしは思わず辺りを見回した。武器はない。いや、あったところで、あたしに扱える訳もなかった。

「観念しろ。すぐにボスが来る」

「あんたは、元はあたしたちの仲間だったじゃない!どうして・・・どうしてあんな奴らに力を貸すの?」

奴はあたしの言葉に心外そうな顔をした。

ひょいと肩をすくめて、呆れたようにあたしを見下ろす。

「俺とボスの契約は、曽祖父よりもっと昔の代からのものだ。今更お前らに仲間面される覚えはないぜ」

あたしは唇を噛んだ。

「どうしてあたしたちを攻撃するの!?あたしたちが何をしたっていうのよ!」

「別に、なにもしてないさ」

奴は再び肩をすくめた。そして、自分の雇い主がまだ現れないのかと少し後ろを気にした。

主人はまだ来ないようだった。

「ただ・・・そう、お前らのように弱いくせに逃げ足だけは速いのを追い詰めて、ドン!と撃ち殺すのかボスの趣味なのさ」

「・・・あたしを殺したら、もう、あたしたちの一族はおしまいだわ。そうしたら、あなたのボスはどうするのかしら?」

あたしは最後の交渉カードを切った。

「今度はあなたを追い詰めて、撃ち殺すんじゃない?」

この言葉には、さすがの奴も肩をすくめる訳にはいかなかった。

余裕ぶった表情が凍りついた。あたしは、いける、と確信した。この場を逃げきれば。あたしは一族を再び興すことができる。

「そうでしょう?あたしたち一族が消えれば、あなたのボスの趣味はなくなっちゃうもの。きっとあなたに銃を向けるわ」

奴はうろたえた。1歩、後ずさった。

その足が、さっきまでなかった影を踏んだ。

奴の背後から、奴の主が現れたのだ。

「・・・ボス!」

「よくやったな、下がっていなさい」

奴は主に褒められて子どものように喜ぶと、そのまま後ろにさがった。あたしを馬鹿にするよな目で見下ろしている。さっきの怯えた様子はかき消えていた。

くそっ、あんただっていつかこいつに殺されるに違いないんだから。

あたしは今度は、奴の主を見上げた。得体の知れない不気味な目をしている。

それでもなんとか糸口を見つけて――この場さえしのげば――。

「・・・そういう怯えきった顔が、なにより好きだよ」

それがあたしの聞いた最後の言葉だった。

次に耳に響いたのは、ドン、という鉛のように重たい銃声だった。

そしてあたしはその場に倒れた。

キーンと耳鳴りのような音が響く。

それをつんざくように、もう一発銃声。

あたしはどんどん狭まっていく視界の中、あたしを追い詰めた奴が地面に倒れる姿を見た。

ほら、だから言ったじゃない。

あたしは意識を失いかけながら、奴をあざ笑った。

------

タイトル:狡兎死して走狗烹らる

id:lionfan

hosigaokakirari様、スピード感あふれる文章、ありがとうございました。

2007/12/14 14:35:26
id:takejin No.7

たけじん回答回数1475ベストアンサー獲得回数1902007/12/14 15:11:41

ポイント30pt

「サンタの服」 キーワード;鬼ごっこ + サンタ

 鬼ごっこなんか、しなけりゃよかった。お兄ちゃんがいけないんだ、あんなに早く追いかけてくるから。思わず、入っちゃいけないパパとママの部屋に飛び込んじゃったんだ。

 僕は、パパとママの部屋の中に座り込んでいた。僕の前にはクロゼットの扉が大きく開いていて、中には包みが2個と大きな紙袋が1個。お兄ちゃんは、「しまったなぁ。」って顔してる。目の前の包みは、赤と緑のクリスマスのリボンがかかっているし、紙袋からは「サンタさん」の服がはみ出している。

「サンタさんって、パパだったんだね。やっぱり。」

 お兄ちゃんはあわてて、「いや、これはいつものプレゼントだよ。服は、きっと今夜のパーティーで使うんだよ。」と言っている。

 でも、僕らへのパパたちからのプレゼントは、リビングのツリーの下にもう置いてある。クリスマスパーティーでサンタさんにパパがなったことはない。

「サンタさんは一人しかいないからね。パパにはなれないんだ。」っていつも言ってたから。

 泣きたくなってきた。サンタなんて、いなかったんだ。あれはみんなパパだったんだね。お兄ちゃんもいないって、知ってたんだ。僕だけ知らなかった。みんな隠してたんだ。

 夕方になって他のみんなはイブのパーティーの準備をしていた。でも、僕は怒っていたので、パパのベッドに寝ていた。今日は、お手伝いもしないんだ。

 ガサガサっていう音で、目が覚めた。すっかり夜になっていて、部屋が真っ暗。サンタさんが目の前に立っていた。

「パパなんでしょ。もういいよ。」

僕は怒って言った。すると、目の前のサンタさんは、

「ああ、そうじゃよ。」

と言った。僕は、あれ?って思った。パパは普段こんな話し方しない。

「パパ、ふざけないでよ。ボクは怒ってるんだからね。サンタさんなんていなかったんだよね。」

目の前のサンタさんは、普段のパパより少し太っている。

「わしは、パパじゃが、パパでもない。サンタなんじゃ。」

なんだか、ヘンなことを言っている。それに、声がおじいさんみたいだ。

「怒らないで聞いてくれるかの。君のパパは、サンタなんじゃ。いや、世界中のパパは、サンタなんじゃよ。」

カーテンがはためいて、月の光がサンタさんに当たった。小さなめがねをかけて、ひげが白い。あれ?パパ、めがねもひげもないぞ。

「考えてもごらん。全世界のよい子の数を。まあ、中にはよい子じゃない子もいるが、そんな子を引いても、すごい数じゃ。一人で一晩で回れるはずがなかろうが?だから、こうして、みんなのパパの体を借りてるのじゃ。」

「だって、みんなサンタなんていないって。」

サンタさんは、右手を挙げて、窓際に僕を呼んだ。

「ごらん、隣の家にも、サンタがいるのじゃ。」

窓越しに隣の家が見える。サンタさんのかっこをしたおじいさんが、子供部屋にプレゼントを隠すのが見える。あんなおじいさん、あの家にいたっけ?

「見ててごらん。」

 隣の家のサンタさんは、ベランダ沿いにリビングに戻っていく。段々若くなっていく。あ、隣のおじさんになった。

「わかったかの?どの家にも、パパの力を借りて、サンタはやってくるのじゃ。」

僕は、大きくうなづいた。サンタさんは右手の人差し指をたてて言った。

「ただ、約束してほしいんじゃ。パパたちは、このことを知らないんじゃ。パパは自分がサンタの代わりになっていると思ってるからの。だから、君も、このパパがこのサンタに変わっていたことを、言わないでいてほしいんじゃ。よいかな。」

僕は、サンタさんと指切りをした。

「では、また来年じゃな。寝たふりをしないと、パパに戻れんぞ。」

僕は、寝たふりをするためにベッドに戻った。サンタさんの輪郭が小さくなった。

 誰かに教えたいな。でも、黙ってなくちゃ。お兄ちゃんには言ってもいいかな。どうしようかな。

 うん、決めた。僕がパパになるまで、黙っていよう。そうしよう。僕は、なんだか、わくわくしてきた。

id:lionfan

takejin様、お疲れ様でした。ありがとうございます!!

それでは今夜(たぶん23:00-25:00)に発表し、次回のキーワードを示します。

2007/12/14 15:38:00
id:rikuzai No.8

りくっち回答回数1366ベストアンサー獲得回数1412007/12/14 16:48:25

ポイント30pt

師走の追跡 (鬼ごっこ+帰省)


今扱っている案件が「年をまたくぞ」と聞かされたのが昨日の22時。

自分より疲れきった顔の上司に何も言えずにそのまま家に帰り、

実家の母親に「今年も正月帰省できないや、ごめん」と電話で謝ったのは今日の昼休み。

今はJRの駅のホームで電車を待っている。

出向で大阪に来て今年は初めてのクリスマス・・・なんて浮かれたことは一切なく、

大阪環状線福島駅のホームから見えるホテルのイルミネーションツリーを恨めしく見つめるだけだ。


轟音にかき消されそうなアナウンスとともに列車がやってくると、俺は右端の席が空いたのを確認してまっすぐそこへ向かった。

大阪駅で大量に人が乗ってくるので次の駅の福島では座れないこともままある。

チャンスは見逃さないようにして、少しでも体をいたわってやらないと。

早足で向かって無事座席を確保すると、俺は安心して目を閉じた。


ハッと気がついたときには少し周りの音が遠く、いきなり飛び込んできたのは「天王寺」の言葉だった。

慌てて立ち上がってダッシュで扉に向かうと、ぷしゅっと真後ろで扉が閉まった。

ほっとして振り向くと、ゆっくり動き出した電車の中で誰かが手を振って何かをかざしている。

変だなと思って目を凝らすと、どうやら俺に向かって何か言っているらしい。

よくよくその「誰か」が振っている手元を見ると、なんだかよく見たことのある携帯電話が握られている。


まさか。


俺は慌てて尻ポケットをはたくと、果たして入れていたはずの携帯電話がない。

血の気が引くとはこのことだった。

一瞬のうちにパニックに陥った俺はもつれる脚で電車を追いかけようとしたが、すぐに無駄なことと気がついてホームに立ち尽くしてしまった。


・・・どうしよう。


その場でどれくらい考えていただろうか。

実際にはたいした時間ではなかったのだろうが、俺には何時間にも思えるくらいだった。

少し萎えかけた足をのろのろと動かして、とりあえず駅員に聞いてみようと歩き出したとき、あるものが目に入った。

・・・公衆電話だ。

そうだ、まず自分の携帯に電話をかけてみればいいのだ。

俺は突然の思いつきに動揺しながらも小銭入れを取り出して十円玉を公衆電話にありったけ投入すると、語呂合わせで覚えている自分の携帯番号を押した。

ワンコール・・・ツーコール・・・

プッと音がして相手が電話をとったのがわかった。


「あ、あの!わ、わたくしその電話の持ち主なんですが」

『あ、やっぱり』

返ってきた声はどうやら男のようだった。続いて相手が話を続ける。

『座席に置きっぱなしだったから手、振ってみたんだけど間に合いませんでしたね』

「すいません」

気のせいか相手が笑ったような感じがした。

『いや、別に構いませんけど』

「あの、それで」

『これ、取りに来ます?』

「え、取りにって」

今度は明らかにくすっと笑い声が聞こえてきた。

『いや、僕も予定あるんで』

「あ、じゃあ取りに行きます」

『うんと・・・ただ、帰省するんですよね、僕。これから』


まさか。


「えっと、もしかして結構遠いですか」

『そうですねぇ、大体五時間くらいかな』

どこの田舎だ、と心が叫ぶがそんなことを相手に言えるわけもなく、俺は動揺を抑えながら続けた。

「それではどこか届けていただけたら・・・」

『それが、結構時間ギリギリで。正直どっか寄ってる暇ないんですよね』

だったら拾うな!という言葉も飲み込んだ。

「・・・今どのあたりですか」

『今乗り換えました。関空行かないといけないんで』


俺は覚悟を決めた。

「わかりました。今から追いかけます!」

『じゃどうします?とりあえずこれ持ってたらいいですか』

俺はよろしくお願いしますと早口に言って、何時の飛行機かを確認すると電話を切った。

そのまま財布から千円札を取り出すと、売店でペットボトルを一本買って小銭を作った。


頭がフル回転を始めたような気がする。


どうやったらアイツより先に空港に行けるのか。

まともに同じ方向の電車に乗っていては間に合うはずもない。

頭の隅によく読んでいる西村京太郎のミステリが浮かんだ。

・・・時刻表だ。

俺は思わず走り出していた。






・・・・だが、それは長い鬼ごっこの始まりでしかなかったのだ。




つづく。






-----------------

というわけで連載です。

ビンゴまでに完結するかな~

id:lionfan

rikuzai様、とても読みやすい文章、ありがとうございます。

まさか連載にするとは!!

完全に想定外でした。自分の頭の固さにあきれます。

2007/12/14 17:21:32
id:FLOW_GAMA No.9

FLOW_GAMA回答回数82ベストアンサー獲得回数102007/12/14 21:04:14

ポイント30pt

タイトル「スナイパー13」使用キーワード(鬼ごっこ/賛美歌)


(数日前の出来事)

ラジオ番組に「賛美歌13番」がリクエストされた。

翌日、N新聞に「13年式G型トラクター売りたし」の広告が掲載された。




俺の名前はディック東郷、腕利きのスナイパーだ。

俺は標的が近くの公園の中にいるという情報を掴み、現場に向かった。公園は遊具や樹木が

立ち並び、標的に見つからないように身を隠して移動することは、俺にとっては容易なことだ。

まもなく標的を発見、しかしそのすぐそばには屈強なボディガードがピッタリとついていた。

ボディガードは標的を守るべく警戒し、周囲に目を光らせている。


標的がいるのは何の遮蔽物もない開けた場所で、これ以上気づかれずに接近することは不可能だ。

百戦錬磨のボディガードに発見されれば、俺はすぐにつかまってしまうだろう。




しかし俺は慌てなかった。俺には仲間がいる。仲間といってもある意味ライバル関係でもあるが、

そろそろ仲間が標的の背後、俺とは逆方向から急襲するはずだ。ボディガードがそちらに

気をとられ、捕まえに行った隙に、俺が突っ込んでいって標的を倒す作戦だ。


そして俺の目論見どおりボディガードは俺とは逆の仲間の方向に向かい、標的から離れた。

標的はその場に残ったままだ。千載一遇のチャンスを逃さず、俺は標的に向かってダッシュした。

ボディガードも背後の異変に気づき、大声で叫びながらこちらにダッシュしてきた。


熾烈を極めた競争は、俺のほうがわずかに早く標的のもとに到着した。

標的はその場に立ちすくんだままだ。俺は渾身の力を込め、標的を蹴り上げた・・・








(参考)

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%BC%B6%E3%81%91%E3%82%8A

「缶けり」は、「かくれんぼ」にさらに鬼ごっこの要素を加えて、独自のルールを

付け加えたものであり、心理的な起伏に富んでいる洗練されたゲームである。


タイトルと「賛美歌」は、某人気漫画からのネタです。

id:lionfan

FLOW_GAMA様、ありがとうございました。

ゴルゴ13は大好きなんですよ!!

2007/12/14 23:22:01
id:himeichigo No.10

姫苺回答回数97ベストアンサー獲得回数122007/12/14 22:00:58ここでベストアンサー

ポイント300pt

『ケーキ売り』(鬼ごっこ、ひとりぼっち)


「いらっしゃいませー、クリスマスケーキいかがですかー?」

夜空に声を響かせると同時に、白い息がふわっと広がる。


今日は25日。クリスマス本番のはずだが、街全体には、イブほどの盛り上がりはないようだ。

この繁華街の道路沿いの店々は、総じてクリスマスの装飾をしているが、あと5時間ほどでクリスマスが終わってしまうせいか、装飾たちはどことなく寂しそうな輝きを発しているように見える。

私はコンビニの制服を着て、赤い「サンタ帽」を被り、一人で店の前でケーキを売っていた。

歩道に接するように折り畳み机が置かれ、その上にケーキが所狭しと並んでいる。

店内にただ陳列しておくよりも、店外で直接お客さんに声をかけながら売った方がよいだろう、という店長の考えだ。


私は精一杯、客寄せの声を張り上げた。

しかし、立ち止まってケーキを買おうとする人は誰もいなかった。

通行人は皆、目に見えない流れに乗って、右へ左へと通りすぎて行くだけ。

たまに流れに逆らって立ち止まる人がいるが、その人達の足は、ケーキ売り場とは反対方向へ向かう。

車道の脇にずらりと並べられている自転車の中から、自分の自転車を探し出すのだ。

そして自転車にまたがって、どこかへと去っていく。

売れないのも無理ないな、と私は思った。

今日はもう25日だ。大抵の家では、すでに昨日、つまりイブにケーキを食べてしまっているはずだ。

それに、このすぐ近所には、有名なケーキ屋さんがある。

コンビニでケーキを買うくらいなら、お菓子作りが本業であるケーキ屋で買う人の方が多いだろう。


私はしばらくの間、機械的に「いらっしゃいませ」の声を張り上げ続けていたが、なんだかむなしくなってきて、いつの間にかやめてしまった。

私が声を出すのをやめようが、人の流れは変わらない。ただ右へ左へ行ったり来たりするだけだ。

歩道の向こうに見える車道では、同じように無機質な車が行ったり来たりしている。

私はすっかりやる気を失って、ただ突っ立って、止まることのない人の流れを見ていた。

目に写る光景になんだか現実感がない。まるで再生されたビデオを見ているみたいだ。

自分がこの場所から一人だけ遊離しているような、奇妙な気分に襲われる。


その時ふと、以前にも同じような感覚を味わったことを思い出した。

脳裏に幼い女の子の姿が映る。

ただ一人、あちこちへ走り回る仲間から少し離れて、その場に突っ立っている。


これは、私だ。


幼稚園のころ、私のクラスではみんな鬼ごっこが好きだった。

鬼ごっこをする、となると、少なくとも10人は集まった。来るものは拒まれない。集まったものは自動的に鬼ごっこのメンバーになる。

園庭の端に集まって、小さな手を握ったり開いたりしながら、じゃんけんで鬼を決める。

私は今日も逃げる側だ。鬼が決まると同時に、みんな走り出す。

私もみんなの流れに合わせて、とりあえず前へ前へと走った。


しかし、私はしばらく走り、園庭の端まで来ると、いつものように立ち止まって、振り返った。


やはり、追いかけられていない。


参加者たちは、みんなキャアキャア言いながら走り回っている。

鬼がめまぐるしく変わっていく。

目の前を鬼と、ターゲットになった子が通りすぎる。私は少し体に力を入れた。

しかし、鬼はこっちをちらと見ることもなく、ターゲットを必死に追いかけて過ぎ去っていった。

まただ。


私はいつも、鬼ごっこでは「追いかけてもらえない」子だった。

鬼ごっこに参加しているはずなのに、いつも参加していることを忘れ去られ、ターゲットと認識されなくなってしまう。

これは決して意図的に仲間はずれにされているのではない。

鬼ごっこに夢中になってくると、みんな他に誰が参加していたか忘れてしまい、とりあえず記憶に留まっている参加者だけを追いかけ始めるのだ。

クラスのリーダー的な子、明るくてイタズラ好きな子、特に仲のいい友達、など。

私はそのどれにも入っていないようだった。

しかし、意図的ではない仲間はずれほど、怖いものはない。

みんなが、無意識に自分のことを「どうでもいい存在」と認識しているのだ、ということを、幼いながらも感覚的に理解した私は、言葉には出せなかったがゾッとしていた。


私は、鬼ごっこの輪のすぐそばで少し、うろうろ、としてみたが、やはり私のことを思い出す参加者はいないようだ。

私はいつも通りの展開がちゃんと待っていたことを確かめると、鬼ごっこの輪から少し離れたところに突っ立って、じっと走り回るクラスメイトを見つめていた。

突っ立っていようが、忘れさられているんだから関係ない。

目の前を右へ左へ、知った顔が駆けていく。私はそれを見つめているだけ。

半分泣きそうな、半分困惑した表情をした私が、脳裏に浮かぶ。


なんで私はこんなところで突っ立っているんだろう。

だれか私の存在を認識してくれてる?

私がここにいる意味ってあるの?


冷たい風がぴゅうっと吹いた。ぶるっと震えが来る。耳がじんじん痛い。

手に息を吹きかけると、白い息は指の間を通り抜けて消えていく。

そもそもなんで私は、聖夜にバイトなんかしてるんだろう。

楽しそうに笑いながら、クリスマス期間のバイトを休みにしてもらっていた同僚達を思い出した。


人の波の向こうに、自転車の列がちらちらと見え隠れする。

風にかき乱される寒さの中、じっと主人が自分を迎えに来るのを待っている。

本当に誰か迎えに来てくれるの?

本当に?


突然、私の目にぼんやりと、静止画のように映っていた自転車の列が、左から右へと流れるように倒れ始めた。

はっ、と我に返って左方を見ると、一台の自転車を必死に支えながら、うろたえた表情で立ち尽くしている少女がいる。

どうやら、自分の自転車を出そうとした拍子に、他の自転車をドミノ倒しにしてしまったらしい。

私は反射的に自転車の方へ駆け出し、目についたものから順に自転車を起こし始めた。


「あ…ありがとうございます…」


その声に顔を上げると、ブレザーに身を包んだ少女が、申し訳なさそうな、そして何かを堪えているような表情でこっちを見ていた。

その瞬間、内部へと何かが一気に突き抜けていくような、強い、でもじんわりと残る感覚が、私を襲った。

私は照れたような笑顔を返し、その後は流れる人波の中、その女子高生と二人で黙々と自転車を起こした。

私は最後の自転車を起こし終わると、ケーキ売り場へと戻った。

去り際に女子高生が振り返り、もう一度「ありがとうございました」と言った。

私は、「気にしないで」というように、笑ってかすかに首を振った。


女子高生は今度は無事に自転車を出し、会釈しながらケーキ売り場の前を通りすぎていった。

私は彼女の背中を見つめた。


『ありがとうございます』


彼女の声の余韻が、頭の中に優しく漂っていた。

ありがとう、ってこんなに心に響く言葉だったっけ。

私は、ほうっと溜め息をつき、軽く目を伏せた。


…私は、まだここに立ってていいみたい。


私は背筋を伸ばして、真っ直ぐ前を見た。

通りの向かいにある店々のきらめくイルミネーションが目に入ってくる。

よし、と気合を入れて笑顔をつくり、息を吸い込む。

せっかくのケーキ、一つでも多く売らなきゃ。


「いらっしゃいませー!クリスマスケーキいかがですかー?」

id:lionfan

おお、上手い!! 余韻があるー!!

2007/12/14 23:23:57
  • id:takejin
    出遅れたので、参加者Bで。
    うっかり、3個目のキーワードが入っちゃったらダメですよね。
    チェックしますけど、しきれなかったりして。
  • id:lionfan
    いえ、3個目のキーワードが入ってもOKです。
    小説にキーワード(たとえば第1回なら「鬼ごっこ」+何か)を指定して頂ければ、
    それ以外のキーワードは登場しても無視します。
  • id:castiron
    キャンドルって言うか「ろうそく」なんですよね・・・
    我ながら力業だと感じます。
    同じような意味だからいいかと思ったのですがキャンドルとろうそくって燃え方が違いますよね。
    「ぽわぁ~」と「ゆらゆら」みたいなイメージです。
  • id:hokuraku
    締め切りが今日の夜だと勘違いしてたのは秘密です。
    なお、最初にこのコメント欄に視点切り替え小説の正解を書いた方に20ポイント進呈します。
  • id:himeichigo
    >>hokurakuさん
    B=Boy
    G=Girl
    ですかね?
    でもfとeの検討がつかない…。
    小説は明日投稿します。
  • id:hokuraku
    >himeichigoさん
    うん、方向性は悪くないと思います。あともうちょっとでしょうか。

    視点切り替え小説の元祖は
    「まだ行かないで」http://q.hatena.ne.jp/1182361292
    ですが、今回のも古式に則り元ネタは歌詞です。
    ただ、私が前に出題した
    「サリー」http://q.hatena.ne.jp/1182941208
    みたいに結構意訳されていますし、
    「エイリアン・レポート」http://q.hatena.ne.jp/1193865230
    にも影響を受けています。
  • id:takejin
    2本目書いちゃいました。
    オープンするかどうかはお任せします。
  • id:takejin
    わかる人にしかわからないメモ:1本目(最後の突撃)分

    「ねぇねぇ、望月君。」
    私は、炬燵に額まで埋まって寝ている、望月君の足を炬燵の中で蹴飛ばした。
    もそもそ、と首まで出したところで、望月君の動きが止まった。
    「ん、あんですか、水野さん」
    「二題噺だって、やってみない?まだはてなデビューしてないでしょ。」
    望月君は、首だけ伸ばして、炬燵の上のパソコンを覗き込んだ。
    「あー、また、はてななんかに書き込んでる。三稿はどうしたんです。今夜、通しですよ。間に合うんですか。」
    「まあまあ、なんとかなるって。それより、クリスマス企画の二題噺だって。短編書きなよ。公言したでしょ。」
    「そりゃ、言いましたけど・・って、映画の方が大事・・ですけど、・・・どんな題ですねん。」
    「ほら、やっぱり興味あるじゃん。鬼ごっこともうひとつだって。これから選ぶ。」
    「じゃあ、水野さんが夕方までに、三稿完了するならやりましょう。」
    「よーし、では私も。」
    「水野さんは脚本直しが先。」
    ・・・・・・・・・・・・・
    「水野さん、できたよー」
    「おお、SF。望月君の好きな、未知との遭遇とかウルトラセブンとか。」
    「どうしても短編だと入っちゃいますよ。ねぇ。」
    「まあ、作りやすいからね。でも、この落ち、どっかで見たような気がしないでもないが。」
    「そうですかぁ。まあ、気にしないってことで。2時間で書いたんだから、勘弁。って、水野さんの脚本は?」
    「まだやってるよ。望月君と違って、推敲を重ねるからね。」
    「あ、そうですか。この間「絶対絶命」って書いてありましたよ。「間一発」とか。推敲した結果ですか。」
    「それは、推敲じゃなくて、校正で直すものだよ。推敲は内容。」
    「でも、漢字だって直るんじゃないですか、普通」
    「望月君も、ここ。「最期」じゃなくて、「最後」にしないと。意味違っちゃうし。」
    「あ、どもども。直します・・・・・」
    ・・・・・・
    「あーーー、最期がもうひとつ残ってたぁ。くそー。」
    望月君は画面を見ながら雄たけびを上げて帰っていった。
    また、脚本置いたまんま。炬燵の中に、第三稿入ってたんだけど。気づかなかったかなぁ。

    ※ クリスマスもかけて、三題噺にしたかったんですが、趣味に走りました。
  • id:takejin
    ジュブナイルで、クリスマス三題噺。
    せっかくなので、クリスマス&ハッピーエンド、です。

    ところで、視点切り替え小説
    歌わからんのですが、
    f:friend
    e:engagering
    でしょうか。   回る歌・・・・とんでとんでとんで・・・まわって・・。
  • id:himeichigo
    できるだけ短くしたんですが、こんなに長くなってしまいました…すみません。
    ネット上で小説を発表したのは初めてで、緊張のあまり死にそうです。
    あと、やっぱりワード等で書くお話と、こういう「小さな枠」の中に書くお話は、文体が変わるなと思いました。
    いつもはここまで頻繁に文章ごとに行変えたり、こんなに段落増やしたりしません…。
    うまくいえないけど、そういう発見ができただけで大収穫です。

    発見といえば、taisin0212さんの小説を見て、初めて「はてな」で文字をカラーにできることを知りました(笑)
    ありがとうございます!

    視点切り替え小説はお手上げかもしれません…歌には詳しくないので(汗)
  • id:lionfan
    速報を。

    小説はhimeichigoさん「ケーキ売り」が、いちばん心に残りました。
    結果的には長いものを選んでしまい恐縮です・・・が、
    今回もそして今後も、長いから、という理由では選びませんのでご注意を。
    各小説についてもコメントは後に書きます。みなさまもどうぞ。

    つまり初日のキーワードは「鬼ごっこ、ひとりぼっち」となりました。
    それではカードをつくりなおし、また2回目のキーワードを選びます。
    しばらく・・・たぶん40分ほど・・・お待ちください。
  • id:lionfan
    第2の速報を。

    2日目のキーワードは「シャンパン」です。

    > 言葉<-c("ツリー","もみの木","イルミネーション","電飾","靴下","星","サンタ","プレゼント","トナカイ","そり","キャンドル","教会","賛美歌","マリア","シャンパン","ケーキ","七面鳥","パーティー","恋人","イブの夜","雪","ベル","リボン","赤","グレープフルーツ","おせち料理","りんご","お米","幽霊","馬","ライオン","餅つき","武装","温泉","湖","指輪","紙袋","携帯電話","新曲","布わらじ","24","ひとまわり","もしかして","大掃除","帰省","カウントダウン","おにぎり","株","早起き")
    > sample(言葉,1)
    [1] "シャンパン"
  • id:lionfan
    2日目の質問を立てました。キーワードは「シャンパン」です。
    よろしくお願いいたします。
    http://q.hatena.ne.jp/1197643432
  • id:lionfan
    忙しいので全部を読む時間がない、という人のために、
    みなさんの小説を3行ずつにまとめてみました。


    「背中」castiron様 鬼ごっこ・キャンドル

     なぜだか必死に鬼ごっこで疾走している二人が描写され、
     追いかける男の呼吸の苦しさを、
     酸素を必要とするキャンドルにたとえた作品。


    「物理化学の実験」hokuraku様 鬼ごっこ・ひとまわり

     視点切り替え小説。
     >F空間において、物質Gとそれよりひとまわり体積の大きい
     >物質Bを接触させた。なお、F空間は小物質fで飽和している。
     といった文章から、物質B、G、f及びeは何かを推理させという、
     クイズ的な文章。


    「暗号メール」kumaimizuki様 鬼ごっこ・携帯電話

    主人公のもとに友人から奇妙なメールが届く。
    「愛している仕方ない田村のことが日々留守電に鬼ごっこでご飯までに陸橋で泣いて」
    これにYes, Noで答えよというのだ。私は悩むが・・・。


    「最後の突撃」takejin様 鬼ごっこ・電飾

    人類は宇宙人の攻撃を受け、戦っていた最後の2人もとうとう捕まってしまう。
    そして宇宙人から<ミンナ ツカマエタ>のメッセージが。
    ところがその次のメッセージたるや・・・。


    「身近な日常」taisin0212様 鬼ごっこ・24

    ネットを見ていると、ついスイーツが欲しくなる。
    「究極のイチゴタルトケーキ」だって? 速攻でお取り寄せ。
    あきれる妻に、「まるで鬼ごっこみたいだね」と言うと見事なツッコミ。


    「狡兎死して走狗烹らる」hosigaokakirari様 鬼ごっこ・武装

    「あたし」は必死に逃げていた。立ち止まれば殺される。
    一族はみんな「奴」に殺された。
    とうとう「あたし」は「奴」につかまるが、最後の交渉を試みる。


    「サンタの服」takejin様 鬼ごっこ・サンタ

    兄と鬼ごっこをして、隠れたクロゼットでプレゼントを見つけてしまった。
    両親がサンタだ、と気づいてしまった弟。
    「サンタなんて、いなかったんだ」と悲しくなる弟の前にサンタが現れて・・・。


    「師走の追跡」rikuzai様 鬼ごっこ・帰省

    俺は大阪に単身赴任している忙しいビジネスマン。
    居眠りから目覚めて電車を降りたら、携帯を置き忘れてしまった!!
    携帯をひろった人と電話が通じたが、彼は帰省する最中だという。(続く)


    「スナイパー13」FLOW_GAMA様 鬼ごっこ・賛美歌

    俺の名前はディック東郷、腕利きのスナイパーだ。
    今回の標的は公園の中央。しかし屈強なボディガードが警戒している。
    しかし俺には作戦があった。仲間に陽動してもらい、その隙をつくのだ。


    「ケーキ売り」himeichigo様 鬼ごっこ・ひとりぼっち

    今日は25日。私はクリスマス・ケーキを売る、コンビニのバイトの女の子。
    でも呼びかけても誰も買ってくれず、いつしか声はとぎれがち。
    そう、昔もそんな風だった。子供のころの鬼ごっこだ。私がここにいる意味って?
  • id:himeichigo
    わわわ、なんだかすみません。ありがとうございます。
    嬉しさのあまりちょっと震えてます。

    あと、主催者様にお願いしたいのですが、
    質問文には「締め切りは12/14(金) 23:59までです。」と明記しておられるにも関わらず
    30分も早く受付を終了してしまうのはまずいと思います…。

    もしかしたら今後、納得がいくまで、時間をギリギリまで使って小説の手直しをしたいと思う方や、
    忙しくて時間が取れなくて、すべり込みになってしまう方も出てくるかもしれません。
    締め切りを分単位で厳密に設定しておられるのですから、できればきっちり守っていただきたいです。
  • id:lionfan
    himeichigo様、了解です。
    しめきった後での投稿もOKです。それはコメント欄にどうぞ。
    よろしくお願いします。
  • id:hokuraku
    第2日目は所用によりパスです。後日楽しみに拝見させていただきます。
    ところで視点切り替え小説の出題にミスがありました。

    2.物質Gは物質Bより一定波長のエネルギーを受けると、大きく反応した。
     ↓
    2.物質Gは物質Bより幾つかの波長からなるエネルギーを受けると、大きく反応した。

    4.この結果、BとGは強い結合を示し、互いにお互いの周りを回り始めたという。
     ↓
    4.この結果、GはBに強い親和性を持ち、反射エネルギーを射出したという。

    元ネタは誰もが知ってる童謡です。

  • id:FLOW_GAMA
    hokurakuさんの視点切り替え小説、
    物質B=「くま(Bear)」
    物質G=「お嬢さん(Girl)」
    小物質f=「花(flower)」
    極小物質e=「イヤリング(earrings)」
    元ネタの童謡は「森のくまさん」じゃないですか?
  • id:FLOW_GAMA
    F空間はForest、「森」ですよね。
  • id:hokuraku
    >FLOW_GAWAさん
    ビンゴ!正解です!

    ある日森の中くまさんに出会った → F空間において、物質Gとそれよりひとまわり体積の大きい物質Bを接触させた。
    花咲く森の道くまさんに出会った → なお、F空間は小物質fで飽和している。
    くまさんの言うことにゃお嬢さんの逃げなさい → 物質Gは物質Bより幾つかの波長からなるエネルギーを受けると、大きく反応した。
    ところがくまさんが後からついてくる → その後、Bは鬼ごっこを始めるようにGと同方向に運動をはじめ、
    お嬢さんお待ちなさいちょっと落し物白い貝殻の小さなイヤリング → Gに再び接触すると極小物質eを受け渡した。
    あらくまさんありがとうお礼に歌いましょう → この結果、GはBに強い親和性を持ち、反射エネルギーを射出したという。


    一部の空きも余さず、全問正解ですね。お見事です。
    ポイント、送信させていただきますね。
  • id:FLOW_GAMA
    hokurakuさん、ポイント送信ありがとうございます。
    「互いにお互いの周りを回り始めたという」という部分は、解っていないときはtakejinさんと
    同じように「夢想花」が頭の中を回っていました。
  • id:takejin
    まだ回ってます。

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