【イエはてな】イエ・ルポ 2 #003
「街を見渡せば、100通りの家族に100通りの家。家をのぞいてみれば、それぞれの暮らし振りが面白い!」と展開してきたイエルポタージュ・コーナー“イエ・ルポ”の続編。
“イエ・ルポ 2”では、特にマチとイエ、人と家族のドラマやものがたりを語らっていきませんか?愛するマチ、好きな風景、家族のエピソード、イエでの思い出…。あったかい、ユニークな、心に残っているお話、みなさんのマチやイエならではのお話が集まって、「イエ・ルポ」本が実現するとうれしい!毎回のテーマに沿って、あなたのイエとマチのルポ、お待ちしています!
イエ・ルポ 2 #003 THEME「これは旨いよご当地もの!地方ならではの味」を教えて下さい
ルポ例はコチラ
http://d.hatena.ne.jp/ie-ha-te-na/20071214
プレゼントはコチラ
http://d.hatena.ne.jp/ie-ha-te-na/20071028#Repo2
※今回の「いわし」ご投稿は12月20日(木)正午で終了とさせて頂きます。
※ 有料アンケート・ポイント付き質問機能は2023年2月28日に終了しました。
■
米国北西部の味、鮭
asukab2007/12/14 16:51:596pt
米国北西部と言えば、シアトル以北、カナダ・バンクーバーからアラスカにかけて産物となっている鮭が有名です。
当地の北米先住民は、古代から自然の深い恵みを享受してきました。暖流のため緯度が高いにもかかわらず冬が比較的温暖で、内陸部の先住民たちが厳しい気候条件から食料不足となるのとは対照的に、食料に困ることはなかったと聞いています。独自の文化が築けた背景には、鮭の存在が大きかったということです。
豊かな暮らしぶりは、日常品を見てみると明白です。木製の食器や棚、あるいは漁に出かけるカヌーには、丹精な彫刻が施されており、実用品に贅沢な飾りを施す習慣は全米中でも珍しいということでした。
彫刻や飾りの特長は、日本のアイヌ文化の色、形に似ています。渡米した頃、黒、赤、白が基調の彫り物を見て、オホーツク海からつながる一大文化圏を想像しました。
米国と聞くと、牛肉のバーベキューを想像されるかもしれませんが、当地ではサーモンのバーベキュー。うちでは収穫感謝も七面鳥ではなく、北西部らしい鮭にしています。
鮏
hanatomi2007/12/20 01:15:495pt
北海道に生息するような気がしてしまいますが、鮏は広い海を泳いでいるんですね。
鮏は、カナダ、アラスカの民の命もささえていたのですね。
日本とアメリカの北の地の鮭を中心とした共通性
YuzuPON2007/12/20 01:44:224pt
日本でも北の地では、鮭が神様からの贈り物だったと言われています。鮭をカムイチェプ、すなわち神の魚と呼んで主食の位置におき、さらに食用としてだけでなく皮まで衣服などに利用してきました。そしてやはり美術的にも価値の高い装飾を持つ装身具などがたくさん作られ、独自の文化を発展させてきました。日本でも北米でも、鮭の恵みを基盤にした共通性のある文化が存在することを、とても興味深く思います。海を隔てていても世界は一つですね。
神様の魚!!
TinkerBell2007/12/20 09:48:133pt
日本でも北米でも、鮭が人の暮らしや文化を支えていたんですね。
大切な大切な自然の恵みとして。
日本生まれのシロサケは、ずーっと回遊してアラスカ湾まで行き、
そしてまた生まれた川に帰ってくると聞きました。
北米の鮭も日本の近くまで泳いでくるのでしょうか。
とても大きなロマンを感じます。
北米の鮭は
momokuri32007/12/20 12:43:342pt
ギンザケやキングサーモンなどが、わずかですが日本近海で捕獲されるような話を聞いた記憶があります。これらは日本を母川にはしない鮭ですから、日本のシロザケがアラスカ近海まで行くように、北米からも日本へやってくると考えていいのではないかと思います。日本近海で見つかるこれらの鮭の母川がどこかはわかりませんが。
こうして考えてみると、人間が文明を築く遥か以前から、日本と北米の鮭は国際交流をしていたのかもしれませんね。鮭がつなぐ国際交流にあやかって、人間も世界の人々と仲良くしたいものだと思います。
キングサーモンといったらユーコン川
tough2007/12/20 12:51:291pt
ギンザケもよくはわかりませんが、北米の川で生まれる鮭だと思います。サケの国際交流、面白いですね。海はサケの国際会議場という感じでしょうか。世界の海はひとつながり。人間の文明もどこかでみんなつながっている。そう思うと、世界中の人々と心を通わせることができそうです。
-
これは旨いよご当地もの!地方ならではの味 #003 お題 「これは旨いよご当地もの!地方ならではの味」を教えて下さい “ルポ・タイトル” 「京都の冬の名物、すぐき漬けの振り売り」by
-
「いわゆる押し寿司系」by id:mekishiko 吾左衛門寿し(鳥取米子)はぶ厚すぎるほどの鯖(サバ)、 芝寿司(石川金沢)はさすがに古都金沢、見た目が美しく、 ますの寿司(富山)はつい
-
「じゃじゃ麺」by id:Beirii 盛岡には「盛岡三大麺」といわれている麺がありまして。 まず、わんこそば。有名ですよね。 ちなみに、盛岡では年越しそばと言えばわんこそば・・・という
-
「伊豆諸島・小笠原諸島に伝わる〈島寿司〉」by id:TomCat 東京都には、本土を離れ太平洋上に浮かぶ島々も含まれます。そこに伝わっている独特の寿司「島寿司」をご紹介してみましょう
-
「郷土料理百選」by id:ootatmt http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20071219i515.htm?from=navr 農林水産省は、各地に伝わる古里の味の中から「農山漁村の郷土料理百選」を決定した --- 「御当地」の23
-
「結城の〈ゆでまんじゅう〉」by id:Oregano 茨城県の西の玄関口、結城市には、ちょっと変わったお饅頭があります。その名も「ゆでまんじゅう」。一度茹でてから、さらに蒸かして作り
-
「あの人に答えてほしい」「この質問はあの人が答えられそう」というときに、回答リクエストを送ってみてましょう。
これ以上回答リクエストを送信することはできません。制限について
米国北西部と言えば、シアトル以北、カナダ・バンクーバーからアラスカにかけて産物となっている鮭が有名です。
当地の北米先住民は、古代から自然の深い恵みを享受してきました。暖流のため緯度が高いにもかかわらず冬が比較的温暖で、内陸部の先住民たちが厳しい気候条件から食料不足となるのとは対照的に、食料に困ることはなかったと聞いています。独自の文化が築けた背景には、鮭の存在が大きかったということです。
豊かな暮らしぶりは、日常品を見てみると明白です。木製の食器や棚、あるいは漁に出かけるカヌーには、丹精な彫刻が施されており、実用品に贅沢な飾りを施す習慣は全米中でも珍しいということでした。
彫刻や飾りの特長は、日本のアイヌ文化の色、形に似ています。渡米した頃、黒、赤、白が基調の彫り物を見て、オホーツク海からつながる一大文化圏を想像しました。
米国と聞くと、牛肉のバーベキューを想像されるかもしれませんが、当地ではサーモンのバーベキュー。うちでは収穫感謝も七面鳥ではなく、北西部らしい鮭にしています。