各国が公表している軍事費の数字が、どのくらい信頼性があるか疑問ではありますが。。。
外務省の公開している「各国・地域情勢」で、各国の「基礎データ」に「外交・国防」と「経済」という区分があります。前者に国防費、後者にGDPが掲載されているので、その情報から分析は可能だと思います。
スウェーデンのストックホルム国際平和研究所(SIPRI)というところが、『軍備・軍縮年鑑』というものを刊行しています。
詳細:ウィキペディア
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%83%E3%82%A...
英文ですが、チャプター8のサマリーが公開されています。
http://yearbook2007.sipri.org/chap8/
各国の軍事費がわかりますね。
研究開発費については、チャプターの題名を見る限り記載なしということになりそうです。
国家機密ですので、研究費の割合までは調査が及ばないのかと思います。
国家の研究機関であれば、日本で言うところの「防衛省技術開発本部」のような組織があるはずなのでそこの予算を調べれば分かります。
http://www.mod.go.jp/trdi/yosan.html
民間企業であれば、軍との契約費用-総利益、で大まかな数字が出るが出るはずでが、これは軍需専門の企業の場合だけです。大体の企業は民間向けと兼業していて、出納が複雑なので明細を知りたいなら直接聞くしかないかもしれません。
↓軍需企業一覧↓
http://www2s.biglobe.ne.jp/~l-city/data/death/
参考までに三菱重工の研究費はこんな感じ↓これには民間研究も含まれているので明細とはいえませんが・・・
http://www.mhi.co.jp/fact/pdf/jpn/009.pdf
日本の場合は民間が独自で研究することは無く、技研の委託がほとんどなので技研の予算に含まれます。世界全体で見ても割合的には大して変わらないと思います。
世界の軍事研究開発費合計はおおよそ920億ドルです。内訳は 米国が750億ドル、中国とロシア、フランス、イギリス、そしてイスラエルの合計が170億ドルです。
これらの国々と比較すると他の国々の軍事研究費は合計しても微々たるものでしょう。
情報源は
http://www.idsa.in/publications/stratcomments/LaxmanBehera210207...
の第五パラグラフ中の" allocation for defence research, development, test and evaluation (RDT&E) has actually gone down marginally by $8 million from the pervious $75.125 billion. With more than $75 billion for defence R&D, or 12 per cent of the total military budget and 16 per cent of the DoD's budget, the US is far ahead of countries like China, Russia, France, and the UK and Israel whose combined defence R&D expenditure in 2004 totalled $17 billion."
です。
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