言語をもたない動物や昆虫の世界には、嫉妬というものは存在しないのでしょうか。
定義が必要、というのはそうですよね。
飼われている犬や鳥の場合で、
自分がかまってもらえないと、へそを曲げたり、
かまって、かまって!とアピールしたり
するところを私も見たことがあります。
それは、確かに、「独占欲」、
もしくは、「嫉妬と分類される感情の中の一つの要素である独占欲」
という感じになるのかな。
あいつ、うらやましいな、という、ねたみ?が
動物にあるかどうかの検証は難しいかも・・
・私というものがありながら、そんな相手に愛情を示さないで。(独占欲)
・俺と同じ環境にあるくせに、あいつばっかりいい思いをしやがって。(ねたみ)
・セレブなんて人種、気に食わないなぁ。
こんな感じですかね。
子孫存続においては、遺伝子の優秀な配偶者を獲得することが最も効果的な手段と考えられています。その点からいえば、優秀な遺伝子保持者は「独占欲」の対象となる可能性が高いといえます。
→ 独占欲傾向の嫉妬に関しては、「嫉妬的行動を起こす要因が遺伝子システムにすでに組み込まれている」と考えてもよいのではないでしょうか。
しかし、嫉妬的行動=嫉妬心となると、検証は甚だ困難ですね。「心」の定義も議論しないといけませんから。