サイモン・シンの「フェルマーの最終定理」を読んで、いたく感動しました。

あまりの感動のおかげで、他の本にも同じくらいの感動を求めてしまい、次の本に手が出ません。
あのどきどきわくわくに匹敵するような素敵な本はないでしょうか。
数学に限りませんが、ノンフィクション希望です。
ちなみに「暗号解読」は読みました。
サイモン・シンの「フェルマーの最終定理」を読まれた方からの回答をお待ちしてます。

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  • 終了:2008/01/22 21:56:27
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回答3件)

id:shimarakkyo No.1

回答回数387ベストアンサー獲得回数24

ポイント30pt

その本私も読みました!

だので趣味が似ていると仮定して、私がツボって同僚彼氏友人その他に勧めたりあげたりした本を2冊。

ペトロス伯父と「ゴールドバッハの予想」 (ハヤカワ・ノヴェルズ)

ペトロス伯父と「ゴールドバッハの予想」 (ハヤカワ・ノヴェルズ)

  • 作者: アポストロス ドキアディス
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • メディア: 単行本

フェルマーを面白いと感じたならこれも確実にツボれます。

「2以上の偶数は全て、2つの素数の和で表すことが出来る」

の証明に取り付かれた一人の人間の話です。


ゲーデル、エッシャー、バッハ―あるいは不思議の環 20周年記念版

ゲーデル、エッシャー、バッハ―あるいは不思議の環 20周年記念版

  • 作者: ダグラス・R. ホフスタッター
  • 出版社/メーカー: 白揚社
  • メディア: 単行本

これでもか、というぐらい頭をひねらされます。

アキレウスと亀のパラドクスを見てちょっとでも「おもしろ」と思ったらこの本も「当たり」です。

(ウィキペディアのゼノンのパラドックスから引用)

あるところにアキレウスと亀がいて、二人は徒競走をすることとなった。しかしアキレウスの方が足が速いのは明らか(注:イリアスにおいてアキレウスの枕詞の一つは「駿足の」である)なので亀がハンデをもらって、いくらか進んだ地点(地点 A とする)からスタートすることとなった。

スタート後、アキレウスが地点 A に達した時には亀はアキレウスがそこに達するまでの時間分先に進んでいる(地点 B)。アキレウスが今度は地点 B に達したときには亀はまたその時間分先へ進む(地点 C)。同様にアキレウスが地点 C の時には亀はさらにその先にいることになる。この考えはいくらでも続けることができ、結果、いつまでたってもアキレウスは亀に追いつけないことになる。


世にも美しい数学入門 (ちくまプリマー新書)

世にも美しい数学入門 (ちくまプリマー新書)

  • 作者: 藤原 正彦 小川 洋子
  • 出版社/メーカー: 筑摩書房
  • メディア: 新書

あとまぁ、これも楽しく読めました。

id:whitecat77

ありがとうございます!

どれも未読です。読まれてる方がこれもはまった!というのはぜひぜひ読んでみたいですね。

早速注文!

2008/01/17 18:05:38
id:hottokei No.2

回答回数178ベストアンサー獲得回数13

ポイント30pt

 言わずもがなですが、サイモン・シンにはあと

ビッグバン宇宙論 (上)

ビッグバン宇宙論 (上)

  • 作者: サイモン・シン
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • メディア: 単行本

があります。

 いちお、3冊とも読んでいます。(「暗号解読」は日本語で読むのはつらかったのでは?原文の英語で読まれた方がより理解が進むかも。)


 紀元前からサイエンスを説き起こすというスケール、それをシリーズ化させている、という シン の構想力、取材力には、敬服するばかりです。

 それに比べれば、まだまだ小さいかもしれませんが、やはりこれは外せないでしょう。日本人にもこんな風に書ける人が存在しているのか、と。

生物と無生物のあいだ (講談社現代新書)

生物と無生物のあいだ (講談社現代新書)

  • 作者: 福岡 伸一
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • メディア: 新書

id:whitecat77

ありがとうございます!

ビッグバン宇宙論も読みたいのですが、さすがのサイモンに説明されてもわかるかなぁ・・・と少ししり込みしてました。

やっぱり一読してみようかと思います。

「生物と無生物のあいだ」は読みました!これも、素晴らしい本ですね。

そうですね、福岡さんも、日本のサイモン・シンかもしれません。

2008/01/17 18:12:44
id:ita No.3

回答回数204ベストアンサー獲得回数48

ポイント30pt

フェルマーの最終定理と同様、何百年も前に提起されつい最近解決した問題としてポアンカレ予想があります。

ポアンカレ予想―世紀の謎を掛けた数学者、解き明かした数学者

ポアンカレ予想―世紀の謎を掛けた数学者、解き明かした数学者

  • 作者: ジョージ G.スピーロ
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • メディア: 単行本

係わった数学者の逸話をまじえつつ解説するスタイルはおそらくシンの著作を意識してますね。そしてシンの著作と同様非常に読ませる内容です。

id:whitecat77

ありがとうございます!

これ、少し気になってました。

>非常に読ませる内容

楽しみです。読んでみます!

2008/01/21 20:45:53
  • id:practicalscheme
    邦訳が該当するものなのかどうか自信が無いのでコメントにします。

    whitecat77さんが「フェルマーの最終定理」に感動した点が、答えを追い求める科学者(数学者)達のドラマであったなら、分野は違いますが Pete Davisの "The Devil's Flu" (isbn:0805066225)を楽しめるかもしれません。身近でありながらしばしば死につながるインフルエンザ、その正体を解き明かすために、1918年に猛威をふるったスペイン風邪の痕跡を求める科学者達のドキュメンタリーです。

    邦訳を探すためAmazon.co.jpで著者名で検索をかけると文春文庫の「四千万人を殺した戦慄のインフルエンザの正体を追う」(高橋健次訳) というのがヒットするのですが、原題が違っているようなのが気になります。同じ著者、同じテーマですからどちらかが改訂版なのだと思いますが…
  • id:whitecat77
    practicalschemeさん、ありがとうございます!
    原著で読んでみるというのもアリかもしれません。
    こういう話はロジカルに読めそうですしね。
    探してみます!

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