勉強には暗記系と理解系があると思うのですが、暗記法は自分なりに持っているのですが、理解法?というのものは持っていません。そのせいで、教科書や参考書を読んでいて理解に行き詰ったとき、それ以上前に進めなくなったりして勉強のペースが大幅に狂ってしまいます。
そこだけ飛ばせればそれもいいのですが、意味がつながっていたりするとそれもできません。
そこで語学や数学なんでもいいのですが、解りにくい、ややこしい論理、理屈をできるだけ早く理解して吸収する具体的方法、アイデアを教えてください。(できるだけ行き詰らない方法)
私は100%理解系です。暗記がまるっきりダメです。理解していないことは全然憶えられません(誤解で記憶することは可能です)。高校時代、理系なのに物理が大の苦手でした。それで物理の教科書をマーカーで印を付けながら最初から読んでいきました。理解しにくい所は理解したつもりになるくらい無理矢理に読みました。3回目を読み終えた後、少し分かった気がして、試験でも点がとれるようになりました。高校物理くらいだと100回も読む必要はないようです。
つまりテストの得点がいい人間が優秀と判断されるのです。(実際は真の意味で優秀じゃないのに)
とりあえず、今回の質問の答えとしては。
各問題モデルを確実に適応できるように...
たくさん問題を解く(問題モデルを正解するように、この段階では問題の正解は必要ない)ことだと思います。
とりあえず分かったところないし区切りのいいところを人に説明して聞かせる(相手がいなければ壁にでも)。
自分の理解到達度が分かる上、自分なりの言葉で飲み込むことができます。
図書館、書店(学校の教科書が置いてあるようなところ)、amazonなどでとにかく目を通して
良い本を探すのが一番だと思います。
人気のある分野(資格につながるものなど)なら、たいてい意外なところから良い本が見つかります。
同じ理解をしようとしている人を捕まえておくのもいいでしょう(自分と同じ目標の本を知っているかもしれません)。幸い、ウェブに書評つき勉強日記を残す人も多くなりましたし、物足りなけば進み、難しすぎればもどっていろんなところを見てみるのが一番です。
例えば私が理系の進路に行くときは↓のかみ砕きっぷりにびっくりしました
が、今はもっと良いものもたくさんでているようです。
http://www.1101.com/kasoken/index.htmlとか
そうそう、日本語は修飾語が面倒なので、
英語の中学~高校生用の本が読めれば
非常にシンプルに理解できたりもします。
たしか、アインシュタインの相対論を「タイムマシンの作り方(仮訳)」という題名で紹介している英語の副読本もありました。
ややこしい論理は、わかりやすい論理に分解して、それの組み合わせとして理解するという方法があります。
さらにわからなければ、単語ごとに分解するという方法もあります。
複雑な概念は、理解系と暗記系を組み合わせたものだと思います。
もし、授業で学習なさっているなら、暗記するところ以外はノートを取らないという方法が良いと思います。
話を聞くのに集中するということです。
実際授業を受けていてノートをとる方に気がいき、理解ができないという人もいます。
とにかく話を聞くことに集中するということです。
わからなくなったところからやり直すのが一番ですが、だいたいこういうときはどこからわからなくなったのかがわからないのが常です。私の場合は風呂に入って湯船で考えるとふっと浮かんでくることが多いです。一度頭の熱を覚ましてみるのがいいと思います。
理解しようと思ったら必ず絵を書いてみます。
書いている時間のうちに頭の中で考えが整理されてくるように思います。
書かれた絵を見て客観的に自分が理解している事が見えるのでいいのだと思いますよ。
全体像を把握すると、細部も理解しやすくなります。
とりあえずそこは丸暗記で乗り切って、一冊全部勉強してみた後に、最初のところに戻ってみると、「なんでこんなところで行き詰まっていたんだろう」ということがあります。
私は外国人に日本語を教えていたのですが、文法で詰まりやすい人というのがおり、そういう人はだいたい真面目な方です(笑)。語学はまず暗記が先。理論がいらないわけではなく、丸暗記して、あとから理論を勉強すると、すんなり理解できます。
あと、社会にしても理科にしても、頭だけの理解では理解できないことがらというのも結構あるもので、自然のことなら実際に歩いてみるとか、経済なら、大人になってみて自分で働いて税金を払うと「ああ、昔習ったことはこういう意味だったんだ」と腑に落ちることが多いですよ(笑)。気長に構えて今は暗記で乗り切るのがいいのではないでしょうか。
物事のつながりを図解してみるというのがいいと思います。
図にする事で文字や言葉だけでなく視覚的に理解できますし、手を動かして描くという行動がさらに理解を助けると思います。
私は理解を深めるためにとにかく他人に教えます(伝えます).
あまり理解していなくても「要するに」というレベルで説明します.
先の方がおっしゃっているとおり,理解できている位置を確認できますし,
その地点まで何度も行くことになるので,よく使う論理展開を素早くできるようになります.
全く知らない他人に説明するためには,正確に論理の道筋を追っていく必要があります.
特に素人に複雑な理論をある程度根本的なところまで説明するのは,なかなか労力がいります.ただ,とても身につきます.
これは数学の定理でも同じことがいえます.
「他人に説明する」という方法が人によって異なると思いますが e.g., 何度もノートに書く,いろんな参考書を見る etc...
私は書く,話すように出力するのが一番身につくような気がします.
納得できる、腑に落ちるところから考えなおす。(新たに考え始める)というのが
一番かなと私も思います。
数学でさえも、解法をパターンで覚えるという方法もあります。
問題を解くときに時間は掛かりますが、確実に解けます。
一生涯の勉強としてなら理解した方が良いに違いないでしょうが、学生の、それもテストや受験のためだけの勉強なら、別にそこまで「理解する」ことにこだわらなくてもいいのではないでしょうか。
自分独自の暗記法を持っていらっしゃるなら、そちらを活用した方が良いと思われます。
勉強はとにかく時間との勝負です。
学生・生徒の成績は試験の解答が合っていれば上がっていく。
私がこんな単純な事を知ったのは30代になってからでした。(トホホ)
理解するというのはイメージが出来るということだと想います。
ですから理解不能になってきたら、なんとか形としてイメージしてみる。
上の方が仰っているように他の参考書で、他の面から見てみるのも手です。
それでも行き詰ったら、思い切って「暗記」に切り替えます。
人間の暗記力はものすごいですからね。
「風景」として暗記してしまいましょう。
いつのまにか「イメージ」となって「理解」出来るようになりますよ。
同じ意見です。
理解系はある事柄を理解するにあたってそれだけを理解するのではなくその事項に辿りつくまでに理解した事柄を踏まえて理解することに他なりません。
風が吹けば桶屋が儲かるというように点が順につながって線となって理解する事もあるでしょうし、ピラミッドの頂点に至るのにそこまでの土台全体を理解しなければならない場合もあるでしょうが、いづれにしてもそれまでの蓄積が大きく理解を助けます。
アドバイスとしては「急がば回れ」でしょうか。
普段から直接関連しない無駄知識(と言っても全く関係ないのは駄目ですが)を蓄えておいて理解の頂上に至る道筋を複数たてられるように準備しておくのです。
理解しにくい事でも別のアプローチからだと理解しやすい場合もあります。複数のアプローチを知っているとほとんど直感のように理解できたりもします。ということで、「行き詰らない」ようにするには複数の見方ができるようになるといいですよ。
暗記系は暗記した量(時間)がそのままリニアに知識量になりますが、理解系は階段状に知識が増えるのであせらずに粘り強くも必要ですね。
これが一番かと思ってるんだけども・・・・・
私の場合は同分野について全く別の本でどう書いてあるかを読んで、考えます。別の言葉デカいてある場合、それがきっかけで理解が進んだり、理解の妨げになっていた誤解が解けたりする事が、たびたびありました。
特定の分野ばかりでなく広い分野に網を広げると柔軟な考え方ができるようになり理解しやすくなりますね。
ちょっと分厚い本で専門的な本に見えますが数学好きの中学生なら読んで損は無い本です。
数学が苦手な人でも大丈夫ですが。
虚数の情緒―中学生からの全方位独学法