実は会社に大分県出身の女性がいます。彼女を話していてふと思いました。
彼女の前で「宮崎県は東国原知事や海老ちゃんが有名人でおるなぁ。」とか
「最近は熊本県が頑張ってるなぁ。ゴルフの上田桃子ちゃんとかスザンヌとかかわいいしなぁ」と言うと、相槌を打ってくれるのかと思いきや、急に自分のふるさと大分県のPRを始めるんです。彼女にとって九州全体はふるさとではなく、どうやら自分が育った大分県以外の九州はライバルでしかないみたいなんです。
この彼女の心理ってどういうものなんでしょうか?僕の予想では最初に書いたとおり「九州人って競争心が強く出たがりの人が多い。」に行き着くのですが、本当のところはどうなんでしょうか?
によると、
大分県は秀吉によって所領が細分化されて以後,明治まで小藩分立の時代が永く続いたという歴史的背景から,郷土意識は薄く,個人主義で協調性に乏しく,「排他的,利己的,協調性を欠く」という気質が今に残る。
鹿児島は・・・鎌倉時代から一貫して島津家の支配下にあったことや,江戸時代は一国一藩であったという歴史的背景があって,郷土意識が強く,士魂商才の伝統−−武士の精神と商人の知恵−が根づいている。・・・守旧,保守的で排他的傾向の強いな土地柄。 愛知県になぞられて『鹿児島モンロー主義』ともたとえられる。
博多を中心とする筑後は都会的で少々底意地が悪く,見栄っ張りでケチ。
「佐賀には何もなか(ない)」と自嘲するのが佐賀県人気質。これは,頑固一徹,几帳面で融通が利かさを物語る。
北部(唐津,伊万里など)や東部の鳥栖などは明るく,物わかりのよい人が多い。口下手だから愛情表現は苦手だが,意外と情熱的。
長崎の県民性は,解放的で楽天的だが粘り強さにかけるという。
「一生で一度しか嘘をつけないおおらかで正直な農業型」ともたとえられるよう,おっとりした性格,温和な性格の人が多い。人とのつきあいは親密,信頼感が強い。反面,お人好しとの評もある。また,宗教心があついのも宮崎県民の特徴である。
だそうです。(熊本はリンク切れ)
大分と鹿児島と博多(福岡)以外はそうでもないようです。
九州人というくくりでは関係ないのではないでしょうか。
たとえば地域の経済規模が同じのほかの県でも同じかもしれませんよ。
単に九州の話をしているのに大分県の話が出てないから、必死になったのかもしれませんし。
経済規模や現在の著名人の輩出する人数でいえば圧倒的に福岡県がトップですから。
「九州全体がふるさと」という感覚は持ってないかもしれません。
美しい自然や住んでいる人の人情は誰しもが自分のふるさとが一番だとおもいたいものです。
たとえば相手が群馬県の出身の人で「関東はすごいよね」てきっかけで話しているのに、
千葉県や栃木県の話ばかりされたらどうでしょう?
質問者さんがただ普通に宮崎県の話をしたらそうはならなかったかもしれないですよ。
自分は福岡出身で 現在東京に住んでますが、
東京在中の期間が長いせいか 九州は一つと言う感覚ですよ。
競争心が強くて出たがりの人もいると思いますが 人それぞれだと思います。
確かに芸能人が多いのは 出たがりで競争心が強いせいかもしれません。
自分としては関西人の方が出たがりだと思います。
でも九州の各県がライバルと言う感覚は分かります。
自分は福岡で 九州で一番発展している街なので
ある種 変な優越感は感じますね ドコモの携帯を持つ人の優越感と似たような感じで。
その辺で佐賀や大分や鹿児島とかは 意味の無い劣等感を感じてるのかもしれません
九州より 外に出ればそんなものはなくなりますが
九州に住んでいると そう言うものがずっと付きまとうのだと思います。
まあ 住んでいるところを比べるのは日本中、世界中そうだと思うので
そう言う意味では九州だけに限ったことではないと思いますよ。
福岡内でも 地区差別はありますし、差別されている地区の中でも差別し合ってますし
気にしてたら きりが無いです。
私の母が九州は博多なので、笑いながら質問文を読んでしまいました。
まず、出たがりというのは当たっていないように思います。元々九州は男尊女卑の伝統があって母も酒好きなのですが、祖父一人の前では絶対に飲みませんでしたね。父方と母方の祖父は同窓で会社同期の友人なのでしょっちゅう私の家で遊んでいましたが、その時はずうっと台所でつまみやらを作っていました。
ただ愛嬌はあります。昔話ですが、母には妹がいますが、独身時代祖父が遅く帰ってきた時には母が一人起きていて門を開けていたそうです。そうすると祖父が母にお小遣いをくれたそうです。それを知った祖母と叔母もある日起きて祖父の帰りを待っていて祖父が帰ってきたらお小遣い頂戴って手を出したもんだからそれからお小遣いをくれなくなったって最近までボヤいていましたね。
私が社会人になって祖父も住んでいる関西に戻った最初の正月「お年玉やろう」って言ってくれたんですが、その時母と叔母の両方に「社会人にもなってみっともない」って止められましたが、次の年は「僕は孫なんだし、年寄りの楽しみって孫にお小遣いやお年玉やるくらいしかないんだ。だからくれとは言わないがくれるのなら拒まない」とやって結局貰ったんですが、その後母と叔母が二人とも「私も」って貰ってましたね。
県別の対抗意識は強いですね。母に言わせれば博多は歴史が一番古く製鉄所もあってダントツ。その次は島津がいたから鹿児島。で、3番目は出島があったから長崎。後は佐賀を除いて横並び。佐賀県を馬鹿にしているところがあって、「おしん」が好きでよく見ていていたんですが、おしんのご主人の実家が佐賀の豪農という設定だったのを佐賀なんかに金持ちがいるはずがないって怒っていましたから。
その女性は大分の出身とありますが、大分は大友家の本拠地だったからという意識があるんでしょうね。結構家柄なんかを重んじますから、ご先祖の由来を聞いてみると長々と教えてくれるかもしれません。
因みに母方の曽祖父は宮川五郎三郎といって萩の変で投獄された奈良原至の弟ですからその辺は強調されて育っている面はあります。
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