大量破壊兵器について調べています。

NBC兵器それぞれの兵器としての利点、欠点を教えてください。

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  • 登録:2008/01/26 00:58:10
  • 終了:2008/02/02 01:00:03

回答(3件)

id:some1 No.1

some1回答回数842ベストアンサー獲得回数372008/01/26 18:50:59

ポイント27pt

核兵器

使用地点での熱や爆風での破壊力、大量殺戮力は比類が無い。

ただ作成するのにそれなりの技術力とコスト、

そして現実的には抑止力としての効果位しか望めないわけで、

使うあても無いのに保持する管理コストもかかる。

また使用後には放射線の影響が残り、使用後の土地の資源活用などに問題が出る。

破壊してしまっては施設なども占領後に使用できない。

中性子爆弾の場合は生物殺傷がメインとなり、建築物の破壊などは爆心地以外は少ないとされている、

ただ電子機器の類は故障することが必然となる。


生物兵器

貧者の核兵器と言われるだけあって、核兵器と比較すればまだ製造コストが安い(といってもそれなりの技術と設備は必要)

使用した自分達が治療法、予防法を所持していることが使用前提となる。

使用後の発症までに時間がかかる事と、気象、人や鳥などの移動感染での拡大範囲が読めないこともあるため、被害の効果や速度のコントロールが効かない。

無差別テロ的用途用法がメインになると思われる。


化学兵器

上記2つに比べ、効果や被害範囲はコントロールしやすく、紫外線や水などで無害な物質に分解するとされているが、実質は人体への後遺症のみならず環境への悪影響も残るのが実態。



生物兵器、化学兵器に対抗するための薬品などを前線に赴く前に予防接種された兵士が、それらの兵器の被害には遭わずとも、予防接種とされた薬品による後遺症がでるなどの事例にも暇が無い。


Bは国際法(ジュネーブ議定書)で使用が禁止、

Cは化学兵器禁止条約により開発、生産、貯蔵及び使用の禁止をよびかけているが、

核兵器は大国の自国は所持し、他国に持たせないとの理屈での拡散防止呼びかけが人道面でなく政治的に行われている。

id:kyokusen No.2

きょくせん回答回数824ベストアンサー獲得回数862008/01/27 01:09:18

ポイント27pt

核兵器については、その残留放射能等が最大の問題となるかと思います。(これについては純粋水爆・中性子爆弾等がありますので一概には言えませんね。

また、相互確証破壊(MAD)の問題もあります。NBCという3種の中で、使用しても国際社会の批判を比較的浴びにくい兵器といえるかもしれません。ただし、それを開発する事自体が大きな批判の対象となります。また、その開発・製造・運用には莫大な経費が必要です。核兵器はそれが確実に使用できることを確認する為の核実験がどうしても必要ですし、それを運搬する為の兵器体系も必要となります。

http://www.pcf.city.hiroshima.jp/Peace/J/pNuclear4_2.html

生物兵器について、これが人間の手では制御不能なものであるということが最大の欠点といえましょう。

例えばペストをネズミに媒介させて敵地へ流行させようとします。この時、その運用においてはペスト菌に汚染された生きたネズミを用いざるを得ず、これをどのように敵地へと運搬するのか、また、そのネズミが思ったように行動してくれるものか不確実です。逆に高病原性のウイルスを開発して使用したとします。この時は今度はその感染域を制御する事が出来ません。もちろんそのウイルスが劇症なものであり、感染後その人間がすぐ死んでしまうようなものだとすれば、それは感染域を広げることが出来ませんし、逆にその感染者が充分に移動できるだけの潜伏期間を持つものだったとしたら、今度はただ単にパンデミックが起きてしまい、人類を破滅させるだけで何の利益もありません。

http://www.city.yokohama.jp/me/kenkou/eiken/infection_inf/bcw1.h...

兵器というよりは、テロの道具という所でしょうか。

化学兵器については生物兵器よりはその効果範囲を制御出来ますが、これも広範囲に長時間維持する等々の事が出来ません。

ただ、生物・化学兵器については禁止条約がありますから、これを正規軍が運用する事は国際社会への挑戦という事となり、難しいでしょう。

第一次大戦においては、ドイツ軍の毒ガス使用は有名ですが、これがイギリス軍らの報復使用を招き、その防御策を重視していなかったドイツ軍が結局被害を受けたという笑えない話もあります。

あえて持っている事を誇示し、それに対応させる為の労力を相手にかけさせるというのが一番いい使用法なのかもしれませんね。

id:Baku7770 No.3

Baku7770回答回数2831ベストアンサー獲得回数1812008/01/27 16:41:17

ポイント26pt

 まず共通のデメリットは使えそうで使えない兵器だと言うことです。

 

 相手国あるいはその同盟国から同じ兵器で反撃されますから。かつての米軍も硫黄島攻略戦での毒ガス使用について議決までしましたが、ルーズベルトが拒否しています。原爆は使いましたが、放射能被害について当時はまだ知られていなかったですからね。キューリー夫人も放射能で亡くなったほどですから。

 

 戦争当事国にしてみれば条約なんてどうでもいいことで、それこそモーニングで連載中のジパング同様一部将校が反乱を起こして使用したと言うことにしてという手が残されています。それでも反撃で相手の使用の理由になるから使えないのです。

 

 それぞれの兵器の欠点を軍事的にまとめるとこうなります。

 

 原子兵器(N)

・価格が高価(維持含む)

・技術的に難しい

・保管が難しい

・威力が大きいため相手国の地方都市には使えるが、首都には使えない

 (元首を含め相手の首脳全員が死んでしまうと戦争が終わらない)

・破壊後その地域への浸出が難しくなる

・重量が重い

 

 BC兵器は治療薬を一緒に開発してから使用するのが一般的で、昔のように味方の兵がやられてという例は少ないようです。

 

 核兵器と比べて使いやすいと言えば使いやすい兵器です。

 

 最近でもイラン-イラク戦争でイラク側が使ったとも言われています。

 生物兵器なら自然発生した。毒ガスでも化学工場に爆弾を落とすと同時に使用して毒ガスは我々が使用したのではないと言い訳する。

 ただし、問題なのは保管が難しい点にあります。

 

 後、生物兵器の使い方としてネズミや昆虫と言う回答がありましたが、何年前の話しをしているのかが解かりません。今時は航空機からの噴霧や弾道ミサイルにつめて敵地に撃ちこむのが一般的で、イラクでさえ噴霧技術が低いと酷評されています。

id:retorin

原子兵器のところに「保管が難しい」とありますが、それは技術面ということしょうか?保安面でということでしょうか?

2008/01/27 21:55:41
  • id:kyokusen
     ネズミや昆虫を使うというのは第二次大戦期のことですね。旧日本軍によるアメリカ本土への生物・化学兵器使用計画にそういう案があったはずです。風船爆弾は焼夷弾が有名ですが、一部は化学兵器を乗せていたとかいないとか。結局被害は無かったはずで。 

     しかしどうなんでしょうねぇ。現代戦において先進国が生物化学兵器の運用体系を持っているというのはちょっとピンとこないんですよね。もちろん現代の正規軍は対NBC能力を持っていますから使用されることは考慮しているんでしょうけれども、Baku7770さんが引用されているサイトの記述通り結局はテロリストによる古典的な使用……自分がキャリアとなりその病原体を運ぶという自爆テロも含む……が一番現実性が高いように思います。しかも、これは対処しようがないんですよねぇ。
  • id:retorin
    前提としておけばよかったのですが、核兵器については相互確証破壊などを考えずに単純に兵器として考えてほしいです。
  • id:kyokusen
    純粋に兵器としての~という事であれば、やはりその運用兵器体系、管理、開発が最大のネックになるという事でいいでしょうか?
    実際の使用~例えば冷戦期に想定された使用法……敵侵攻正面や根拠地への限定使用という事であれば、Baku7770さんの指摘が一番よいという話になると思います。化学兵器についても同様のことが言えますが、その汚染地域へ進出するにはその正面部隊だけでなく補給段列にもその防護策を講じなければなくなり、現実的に進出が不可能という事になるはずです。もし、無対策での進出を命じた場合その部隊の士気は危険なほど落ちると思われます。
  • id:retorin
    >>運用兵器体系、管理、開発が最大のネックになるという事でいいでしょうか?

    そう考えてもらってかまいません。

    現在の核兵器は開発当初に比べれば格段に残留放射能が少なくなっており、冷戦期には、敵前線もしくは防衛線に戦術核で穴を開け、NBC対策を施した車両で汚染地帯を突破して進撃する。というのが戦術としてあり、現に冷戦以降の装甲車両のほとんどはそれを想定してはNBC対策が標準装備となっています。
    実際に行われることはなかったにしろ、市民をある程度犠牲にする覚悟があれば現在でも十分通用するのではないかと私は思います。
  • id:kyokusen
     ですね。
     
     朝鮮戦争において軍は原爆使用を検討しこれを政治が拒否しましたし、中東においてもアメリカは原爆使用を検討していたとの一部報道がありました。結局これも政治的判断より拒否されたんだろうな、とは思うのですが、特にそういう配慮をしない保有国であればなんの戸惑いもなく使用するかもしれませんね。特にユーラシア2国なんて危ないかも。この辺はBC兵器についても同じような事がいえましょう。

     個人的には、主要装甲車両が対NBC能力を有していたとしても、それに補給や支援を行う大多数の車両がそういった対策をしていない~兵員への個人的装備程度しかないという現状においては、使用される事は想定していても使用する事は想定していないのではないかとも思います。私だったら戦術核は敵後方の策源地~補給物資の集積地や交通の要所、航空基地などに使用します。敵攻勢正面に対しては航空近接支援などで対応したいですね。そこは多分『我が国』のはずですし。
  • id:retorin
    汚染地域を越えての輸送はそれほど障害にはならないと思います。
    2,3日遅れて出発すれば汚染はだいぶ治まってくるし、わざわざ爆心地を通らずとも迂回していけば安全に補給線をつくれるはずです。

    余談ですが、冷戦時代のカルト・ブランシュ演習によると二日間で355発の戦術核を使用して520万人が死傷するそうです。
    WWⅡの死者は6000万人以上、通常戦力での消耗戦とどちらが被害が少くなくなるのか考えどころです。
  • id:Baku7770
     まずは私の回答に対する質問に回答します。
    >原子兵器のところに「保管が難しい」とありますが、それは技術面ということしょうか?保安面でということでしょうか?

     回答の中では技術面で難しいという意味で書いていますが、実際に核兵器の保管と言う面を分析してみれば運用面、技術面、保安面の順でしょうね。ただし、保安面も内部の犯行という点を考慮しなければならないとなるとかなり難しくなります。
     
     運用面で一番難しいのは例えば核兵器を搭載している爆撃機はCAP(空中待機)中墜落が許されません。過去にそういった任務についているB52が墜落していますが、爆発したら大きな被害が出ますし、そうでなくても放射能被害を覚悟しなければなりません。SLBM搭載の潜水艦も同じです。
     
     技術面ではやはり放射性物質ですから一箇所に集中して保管できない。兵器としては軽いほうが望ましいので、軽量な容器で保管したいわけで、そうすると保管中は放射能の垂れ流しとなる。取り扱いは放射能防御服を着用せざるを得ない。緊迫した局面でそんな悠著なことって出来ますかね?
     
     保安面は格納庫に自爆装置それも建物が内側に崩壊するように仕掛けておけばある程度は処理可能と考えます。ただし、輸送中はそれが難しいでしょうね。
     
     しかし、コメント中にここまでHNが出されると照れくさいものがありますが、さて、正規軍がNBC兵器への抵抗力を持っていると言う考えには疑問があると考えています。
     
     例えば原爆投下後に放射能に対して防御能力を有する戦車を中心とした機甲師団を投入したらどうなるでしょうか?原爆を投下されたことで怒り狂った敵軍は被爆を覚悟の上で対戦車兵器を携えた歩兵部隊を投入、それに対抗するにはこちらも被爆覚悟で迷彩服に身を固めた歩兵部隊を戦車に随行させることになりますから、放射能被害を受けることなろうかと思われます。
     実際問題、劣化ウランを装甲に使い、劣化ウラン弾を使用しているM1の搭乗員が被爆していますし。
  • id:retorin
    Baku7770さんの核兵器に関するに知識についていくつか指摘したいところがあります。
     
    現在の核兵器の主流のインプロージョン方式は、起爆に1/1000秒以内の誤差が求められる超精密機械で、正しい手順で回路を作動させないと起爆しません。無理やり回路をいじったり太陽の中に投げ込んだりしても核爆発は起こらず最悪プルトニウムが飛散します。

    プルトニウムは放射性物質ですが臨界を起こさない限り大量の放射線を一度に出すことはありません。そしてプルトニウムの出すアルファ線は分裂時に出すガンマ線などと違って薄い金属で遮断することができます。

    戦術核兵器というのは元々東の機甲師団を打ち破るために西側が考えたものです。実際に運用するとすれば敵に大攻勢の隙を与えないぐらい徹底的にやるので師団規模での反撃はまずないと思われます。それに、相手が被曝覚悟で覚悟で突っ込んできたとして、こちらも相手に合わせて爆心地で戦闘する必要はありません。
    あと、劣化ウランは弾核にはよく使われますが、装甲にはめったに使われません。被曝についても直接の放射線が原因ではなく、着弾した際に飛散した物質を吸い込んだことによる内部被曝だと言われています。

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