http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0801/22/news085.html
ICタグの1枚の値段もそれほど下がっていないよう気がするのですが… なぜICタグの需要が急激に伸び始めたのでしょうか??
「あまり価格が下がっていないのに…」とのことですが,当該記事の07年度の発行枚数と市場規模,10年度の発行枚数と市場規模の値をそれぞれ良く見ると,1枚あたりの単価が約1/2になることが前提の計算のようです(12年度はもっと安くなる前提).
この予想が妥当かどうかはわかりませんが,タグの価格性能比は年々向上してますので,あながち嘘とも言い切れないのかな,と直感的には思います.「使い物になる」タグの値段がその価格帯に落ちてくれば十分ありうる話かと.
ICタグの潜在需要は,もともと大きいのだと考えています.言ってみれば,(低価格タグについては)バーコードの数だけICタグの潜在需要はあるのですが,ICタグのメリットがバーコード(ほぼコスト0)とタグとの価格差を正当化する領域から置き換えが進んでいると考えてよいのではないでしょうか.
#(一般的には「非接触型ICカード」と呼ばれる)高機能ICタグについては,また別のシナリオになると思いますが.
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