それは以下の理由です。
中央銀行は、ハイパワードマネー(Hとします)をコントロールしますよね。そしてH=C(現金)+R(支払い準備率)と教科書にあります。そうすると、Hをコントロールすることによって、C(現金)もコントロールするというのが論理的だと思うのですが、どうして、H=C+Rという式にも関わらず中央銀行は現金預金比率をコントロールできないということになっているのでしょうか。
M=C+D (1)
H=R+C (2)
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現金預金比率=C/Dだと思います。
http://members.at.infoseek.co.jp/tc_nagano/mec_sb09.html
経済学のケも知りませんが、流動している現金と、預金をコントロールされてはたまらないですね。誰がどのように預金や信託、あるいは証券で自分の所得を自由にコントロールできるのですから、また、銀行を初めとした金融機関が1日毎に預かり金を中央銀行に報告する義務&権利は無いでしょうね。
ありがとうございました。
教科書というか、過去問集の答えには、…現金預金比率は、民間の経済主体が決定するもので、政策当局からは独立している。政策当局は現金預金比率を左右できない。所得の中でこの割合を決定するのは私たち民間の経済主体であって、政策当局ではない…と記載がありました。とりあえずこの説明で納得することにします。
すいません。そうですね。私の記載ミスです。
「中央銀行は現金預金比率をコントロールできないと教科書に記載されていた」に訂正します。