「今日をちょっと楽しく、ちょっと特別にすることって何だろう?家で過ごすいつもの時間を素敵に変える小さな魔法のサプリがあったら…」と展開してきた “リブ・ラブ・サプリ”コーナーの続編のひとつ、SEASONバージョン。季節をもっと楽しみ、もっと彩り豊かな日々を愛したい!四季の歳時記や衣食住のこと、季節のしつらいや植物たち、日本文化や外国文化、新しいシーズンライフ…ここでいろいろ語らっていきませんか?毎回3つのテーマに沿って、あなたの日々の中にある季節の暮らしのサプリ、そのサプリにこめた思いや願い、由来などとともにメッセージ下さいね!
#008 THEME:「桃の節句に」「閏年2月29日に」「ホットドリンク」
サプリ例はコチラ
http://d.hatena.ne.jp/ie-ha-te-na/20080227
プレゼントはコチラ
http://d.hatena.ne.jp/ie-ha-te-na/20071028#SapriS
※今回の「いわし」ご投稿は3月3日(月)正午で終了とさせて頂きます。
引千切なんて、すでに日本人でもあまり馴染みがないのではないでしょうか。調べてみると、京都の雛祭りには欠かせないとされているようですし、同様の習慣が各地にあったようですが、こうしてなかなかレスが付かなかったところをみても、皆さん何のこと?とピンとこなかったことの表れではないかと思います。
なんとそれが、シアトルでいただけてしまうのですね。すでに日本人が忘れかけているならわしが北米で再現されるとは、すばらしいと思います。最近は着物にしても茶道にしても、古き良き日本の伝統には外国の人の方が詳しかったりする時代ですが、日本人も負けてはいられません。こういうところから改めて自分の国のことを見つめ直してみたいと思いました。
へ~。
こんな面白い言葉があるんですね。
いろんな形のおもちがあるので
ひな祭りの時期は子供の頃から楽しみでした。
初めて聞きました。
こういう和菓子が今現在も残っているのですね!その和菓子を海外で食べることができるというのは、本当にすごい!と思います。
是非日本人の心を再認識してくださいませ♪
将来子供ができたときには、こういう行事を復活させてみたいです。
雛祭りにはよもぎ餅を菱形に作り、初節句には上下は菱餅、中は白餅の三枚重ねの菱餅をお祝い返しに配り、二年目からは「戴餅(いただきもち)」を配る――。これは、子どもの幸福を願う公家社会の儀礼だそうで、この戴餅にちなんで雛祭りに作られたのが「引千切(ひちぎり)」だそうです。
器になる餅を杓子形に作り柄を引っ張ってちぎったままの形にしておくのは、雛菓子用に大急ぎでちぎり形を整える時間がなかったことの名残なのだとか。杓子形のくぼみには、きんとんや餡を乗せ、真珠貝に形が似ていることから別名「あこや」とも呼ばれています。
なんと、この雛祭りの京菓子が、ここシアトルでいただけることになりました。京都で和菓子作りを修業された方が当地でお店を開き、月々季節の和菓子を提供してくださるのです。京都の季節感が、ここで味わえるとはまさに夢のよう。和菓子をいただくひとときは、まさに夢見心地。夢を見させてもらう時間です。さっそく桃の節句用に注文を入れました。家族みんなで「うれしい雛祭り」。今から胸を躍らせています。