根本的な意味は一緒だと思いますが、捨象はその名の通り捨てていくこと。対して抽象は抽出することだと思います。
例えば
「1つの大きな赤い美味しそうなリンゴがある。」
という文章をリンゴに対して捨象しても抽象しても
「1つの赤いリンゴがある。」
という文書になるとします。
この場合、捨象する際に行っている行為は
「大きな」「美味しそうな」
を捨てて文章化しています。
抽象の場合は
「1つの」「赤い」
を抽出して文章化しています。
至った結論が一緒になったとしてもそこに至る過程を捨てながらたどり着くか拾いながらたどり着くかの違いだと解釈していますがどうでしょう。
抽象
事物または表象からある要素・側面・性質をぬきだして把握すること。
http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=%E6%8A%BD%E8%B1%A1&dt...
捨象
事物または表象からある要素・側面・性質を抽象するとき、他の要素・側面・性質を度外視すること。
http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=%E6%8A%BD%E8%B1%A1&dt...
ありがとうございます。
そうかなーと思ってたんですが、やっぱりそういうことでいいんですね。