オマエタチさぁ、人間としての人生が終わった後、動物として生まれ変わるコトナンテ アリ得ないってタカをククッテない！！？？

人が死んで何かに生まれ変わるのなら、人間もまた他の何かから人間へと生まれ変わって、今を生きてるわけです。輪廻ってやつですね。


例えば自然界で、鯨は一度の食事で何万匹ものオキアミを捕食します。
輪廻を信じるのなら、そのオキアミのうち何割かは前世で人間だったのです。
つまり、鯨はたった一度の食事で、何千もの人間の記憶を摂取している事になりますよね。


例えば人間が食料として魚の養殖をする時、エサとして他の生命を与えます。
人間が魚を育て殺して食べる為に、エサとなる動物の記憶を与え摂取させているわけです。
エサの記憶を摂取したのは魚ですがそれを食べるのは人間です。

人間は死ぬと焼かれて灰なるか埋められ腐って土になります。
それを何百万もの微生物が摂取し、分解して生きています。
生きてるうちに数え切れないほど他の多くの生命を奪ってきた人間はちっぽけな微生物に食われる運命なのです。


だからどうだって言うんです？？


輪廻を肯定するなら、こんな事は日々当たり前のように繰り返されることで、それについて意味を考えた所でどうなると言うのでしょう。
命とか輪廻転生とかあろうがなかろうが、日は昇って沈んで、俺らは寝たり起きたり食べたり糞したり、命を奪ったり新しい命を産み落としたりしながら、ただ毎日を生きてるだけなんです。
実際、そこに意味なんかないんですよ。


でもまぁ、意味のないことを考え続ける事、それ自体に何か意味があるかのように考え、その意味を求める事で人生の意味を見つけようとするのが人間て奴です。
イロイロ考えるのは自由です。それが人間の本能なんですから。
そして、そういう無駄な事に労力を割いて来たからこそ、人は常に新しい発見をしたわけで、あながちそうやって意味を問う事が無意味だとも言えない訳で。


俺達にはたった１秒先の事さえ知る事は出来ないのに、来世のことまで心配してもしゃーないです。
ただ生きればいいんじゃないっすかね。