【第２回　こんなときどういったらいいの？】

　質問者さんが気にされてる相手が、頻繁に同席する方で、なおかつ親しい友人なら、確かに簡単に「～なのはちょっと気になるよ」と感想を伝えて、本人に気づいてもらうのがいいと思います。

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　頻繁に同席するけど、そこまで親しくない、目上の立場の人の場合は、間接的に気づいてもらい、自覚してもらえるのがベターかと思います。

　食事の形式にもよりますが、もしもホームビデオなど持ち込めるような気軽な会食の場合、撮影した内容を本人に記念としてプレゼントしてみます。「この前の飲み会の映像、上手く取れてますよ～」など、本人が見たくなるように仕組みます。

　あとは、ご本人が実際に画面越しの自分を見て、犬食いだとかペチャクチャ音が鳴るなどマナーがよろしくないことに気づくかどうかでしょう・・・。

　似たような方法で、鏡やガラス越しに本人に気付かせるというのもあります。鏡の前に問題のご本人が着席するようにする。夜の場合、窓に映った姿を見てもらう。「あ、あそこに美人・イケメンがいる！」など窓の外に意識させ、自分の姿が窓によく映ることを刷り込むと、窓を意識して姿勢が正しくなる人もいますよ。

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　ビデオが無理な場合は、会食中に間接的な話題で気づいてもらう

　・・・のがいいでしょうかね。

＜上記の例ならば＞

●口を開けてペチャクチャ音を発する：「彼女（奥さん）の事でも考えてるんですか～？お口が緩んで音まで出てらっしゃいますよ（＾＾）」とダイレクトかつ笑える話題に振る・・・（無理があるかな？）。

●ずっと髪を触っている：「綺麗な髪ね。普段からのお手入れも熱心なの？」や「今日の髪形も素敵だけど、ピンとかで髪を止めるともっとお洒落じゃないかな～」と髪の話題にしてみる。

　ちょいダイレクトに行くなら「今日は髪を良く触ってるけれど、何か気になることでもあるの？」と世間話に持っていく感じ。

●犬食い：犬食いの人は猫背等になりやすいですから、姿勢の話題にスイッチしてみるといいと思います。

　「姿勢が猫背になってるよ。胃に良くないっていうから、ちょっと意識してみれば？」とか、「そんなに慌ただしく食べなくても、料理は逃げないよ。ところで○○さんはどの料理が気に入った？」など注意的なセリフの後に世間話を振る。

　マイナス要素を指摘したら、必ず後から世間話やプラス要素の話題にスイッチする。これで相手にとっても、嫌な指摘を受けたという悪い記憶が緩和されます。あとは気付くまで・直るまで、ある程度試行錯誤で話題にしていくことだと思います。超鈍感でなければ、何度か続けば本人も気づくと思いますので。

＜プロに頼む＞　

　ある程度親しい人なら、強制的にマナーをしつけてもらうのもいいと思います。「彼女（彼・上司）とデート（会食）するときに恥ずかしくない様に、テーブルマナーを体験しに行くんだけど、一緒に行かない？」と誘ってみる。そしてとにかくマナーにうるさいお店に行って、店員さんに指導してもらう・・・。

　プロに矯正してもらってもダメなら・・・最終手段は同席・近い席を避けることかもしれません。