民法の代理制度について学習しているのですが、「代理は事実行為については認められない」のところがわかりません。以下の疑問の説明をお願いします。

 1,そもそもなぜ事実行為については代理が認められていないのでしょうか。(代理人の意思が介在しないから?)
 2,法律行為と事実行為の区別がつきません。現在の私の知識では、ほとんどの行為が法律行為になるような気がするのです。たとえば、書類を代理人に届けさせる行為は「事実行為」なので、こうした代理は認められないのでしょうか。つまり、この場合は「使者」であって「代理」にならないということでしょうか。
 3,仮に甲と乙が事実行為について代理契約をした場合、どのような結論になるのでしょうか。無効?

一部の回答でもOKです。よろしくお願いいたします。

回答の条件
  • 1人2回まで
  • 登録:2008/03/10 17:15:04
  • 終了:2008/03/14 00:15:43

回答(3件)

id:yazuya No.1

yazuya回答回数639ベストアンサー獲得回数532008/03/10 19:29:00

ポイント150pt

1,について

「認められない」というのは「許されない・してはいけない」という意味ではないと思います。

法律行為を代わりにやってもらうことを代理と民法上呼んでいるのですから、認める、認められないというより、「定義にあてはまらないから」としか言いようがないのではないでしょうか。

あまりいい例ではないかもしれませんが、「なぜ鯨は魚類として認められないのですか?」という質問に近いと思います。

もちろん、日常用語としての意味で法律行為以外のことを「代理」してもらう(代理で車を運転してもらう等)のは許されます。



2,について

ほとんどの行為が法律行為になるような気がするのです

そんなことはありません。

wikipediaですが、例が沢山載っているのでご覧ください。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B3%95%E5%BE%8B%E8%A1%8C%E7%82%B...

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%8B%E5%AE%9F%E8%A1%8C%E7%82%B...



この場合は「使者」であって「代理」にならないということでしょうか。

その通り、使者となり本人が直接行動したものとして扱われます。



3,について

民法上の代理・事実行為・法律行為という概念を理解し意識した上で契約したとでもいうのであれば錯誤や原始的不能として無効になるのかもしれませんが、あまりそういうことは考えられません。

ケースによって異なるかもしれませんが、「日常用語としての代理」をしてもらう契約をしたと扱われるのではないでしょうか。

id:crithink

ありがとうございます。事実行為の代理は禁止されているわけではないということですね。

2008/03/10 20:03:49
id:yazuya No.2

yazuya回答回数639ベストアンサー獲得回数532008/03/10 20:19:14

事実行為の代理は禁止されているわけではないということですね。

日常用語としての意味で「代理」してもらう契約はもちろん許されます。

(Aの代理でBに書類を出してきてもらう契約とか)

禁止されている、されていないと考えるのはずれている思います。

日常用語としての「代理」と、民法上の「代理」とは異なります。

民法でいう「善意・悪意」と日常用語で言う「善意・悪意」が異なるようなものです。

日常用語と法律用語で意味が一致する場合があるので、余計ややこしいです。


それから、

あまりいい例ではないかもしれませんが、「なぜ鯨は魚類として認められないのですか?」という質問に近いと思います。

はおかしな例えでした。訂正します。


魚類(ぎょるい)・魚(さかな、うお)は、脊椎動物亜門 Vertebrata に属する動物群のうち、四肢動物ではない動物を指す。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AD%9A%E9%A1%9E

という魚類の定義があるのに対して、「なぜ四肢動物は魚類として認められてないのですか?」という質問に近い、と考えてください。

id:crithink

わざわざ訂正ありがとうございます。

結局「定義にあてはまらないから」ということで理解しました。

2008/03/10 20:48:09
id:acid_rain No.3

acid_rain回答回数7ベストアンサー獲得回数02008/03/10 20:24:51

ポイント60pt

1.

事実行為とは、人の精神作用の表現に基づかないで法律効果を発生させる行為です。

代理とは、代理人の効果意思によって本人に効果帰属させるものであるため、代理と事実行為はなじまないのです。

id:crithink

なるほど。定義の「精神作用の表現に基づかない」というところがポイントだったんですね。

2008/03/10 20:45:52

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