そこで、まずLinuxのディストリビューションについてお伺いします
・Fedora
・Ubuntu
・CentOS
・Debian
候補はこの4つです。
お聞きしたいのは、ディストリビューション間にはどのくらいの「仕様の差」があるのかという点です。例えば、Ubuntuを少し勉強した後にFedoraに移ったとして、Ubuntuの知識はほとんど役に立たないのでしょうか。
何卒よろしくお願いします。
その4つだと大きく DebianとUbuntu、CentOSとFedora の二つに分類することが出来ます。
前者はdebファイルをaptフロントエンドで操作するものでDebian系、
後者はrpmファイルをyumフロントエンドで操作するものでRedhat系としてくくれます。
なのでDebianを勉強した後にUbuntu、CentOSを勉強した後にFedoraといった乗り換えはパッケージ管理や設定方法などはほとんど同じなので簡単だと思います。これに対してDebian系とRedhat系の乗り換えは最初は少し戸惑うと思います。個人的意見ですが少し戸惑った部分を上げると以下のような感じでしょうか。
なんか思い出しながら違いを書いていたらそんなに変わらない気がしてきましたね(^^;
というわけで、結局みな同じLinuxとその上で動く同じようなソフト群を扱うだけなので、どのディストリビューションから手を付けても勉強したことは次にちゃんと生かせると思いますよ。
一言で回答するのであれば、
「役に立たないことはありません。が、決して同じでもありません。」
となります。
Linux系のOSは基本的には、雑にいうと、kernelとその他アプリケーションの集合で構成されています。kernel自体のソースはディストリビューションによって書き直されたり、差はありますが、根本的な機能にはそれほど大きな差は自分が知る限りありません。
なので、「使う」ことに重点をおけば、kernelの差はそれほど気にならないと思います。
では、他のアプリケーションは違うかというと、これも基本的にはソースが同じだったりしますので、大差ありません。
では、何が違うかというと、個人的には2つあると思っております。
1つ目は、kernelもアプリケーションも含めて標準のバージョンであったり、標準の設定、あるいは、標準のインストール場所が違います。
こちらは、バージョンは注意すれば、他のディストリビューションの情報でも十分役に立ちますし、設定やインストール場所も多少の差こそあれ、ちょっと調べれば分かる程度です。
2つ目は、アプリケーションの管理方法です。
大きく分けると、RPM系(RH系)とports(BSD系)になると思います。また、RPM系であれば標準のパッケージ管理ツールが異なります。こちらは多少、違うと手間取る部分もありますし、好みが分かれるところだと思いますが、それぞれに十分情報が存在するので、どちらでもよいとお考えなら気にならないと思います。
ただ、この辺りはサポートのからみではまると大変です。
ですので、差はありますが、上記の4つであればどれを選択しようが問題ないと考えます。
Linuxディストリビューションをおおまかに分類すると
になります。
Linuxのカーネルはディストリビューションによらず同じであり、コマンドラインを使っている分にはそれほど差異は感じられません。(一部、日本語表示の可否で差が出る)
しかし、GUIとなると、同じ系列でもまったく異なってきます。システム管理をGUIでやろうとすると、ディストリビューションによってはまったく違うOSです。
UbuntuはDebian系で、FedoraはRedhat系ですが、パッケージ管理システムが違うため、「役に立たない」とまでは言いませんが、新しく勉強しなければならないことは少なくありません。
その4つだと大きく DebianとUbuntu、CentOSとFedora の二つに分類することが出来ます。
前者はdebファイルをaptフロントエンドで操作するものでDebian系、
後者はrpmファイルをyumフロントエンドで操作するものでRedhat系としてくくれます。
なのでDebianを勉強した後にUbuntu、CentOSを勉強した後にFedoraといった乗り換えはパッケージ管理や設定方法などはほとんど同じなので簡単だと思います。これに対してDebian系とRedhat系の乗り換えは最初は少し戸惑うと思います。個人的意見ですが少し戸惑った部分を上げると以下のような感じでしょうか。
なんか思い出しながら違いを書いていたらそんなに変わらない気がしてきましたね(^^;
というわけで、結局みな同じLinuxとその上で動く同じようなソフト群を扱うだけなので、どのディストリビューションから手を付けても勉強したことは次にちゃんと生かせると思いますよ。
自分の場合はFreeBSD(Linuxとは別物)から入って、Linux(FedoraとCentOS)にも手を染めましたが、経験から言えば、BSDからLinuxでもネット上に情報がいっぱいあるので、特別大きな壁にぶつかる事はありませんでした。
Linux同士であれば、コマンド体系にしても大きな差異はないので、ググって解決できる能力があれば特に問題にはならないと思います。
逆に、いろんなディストリビューションの特徴を知っておく事は知識の積み重ねになるので、活用できる事はあってもムダになる事ないと思います。
皆さん回答ありがとうございました。
失礼ですがまとめて返信させてください。
結局「Fedora」を選択しました。
現時点ではネットにある日本語の情報が最も豊富であり、書籍も多いと判断したからです。特に図書館に数千円する書籍がズラズラと並んでいるのが決め手になりました。
今後はUbuntuが強くなりそうですが、とりあえず今は周りの人に聞きやすい環境を選択しました。
また、y-kawazさんがディストリビューションを具体的に2種類にわけていただいたので大変助かりました。ポイント配分を一番多めにさせていただきます。そのほかの皆さんもありがとうございました!