「街を見渡せば、100通りの家族に100通りの家。家をのぞいてみれば、それぞれの暮らし振りが面白い!」と展開してきたイエルポタージュ・コーナー“イエ・ルポ”の続編。
“イエ・ルポ 2”では、特にマチとイエ、人と家族のドラマやものがたりを語らっていきませんか?愛するマチ、好きな風景、家族のエピソード、イエでの思い出…。あったかい、ユニークな、心に残っているお話、みなさんのマチやイエならではのお話が集まって、「イエ・ルポ」本が実現するとうれしい!毎回のテーマに沿って、あなたのイエとマチのルポ、お待ちしています!
イエ・ルポ 2 #009 THEME「あなたのイエや地方ならではのイベント・季節行事」を教えて下さい
ルポ例はコチラ
http://d.hatena.ne.jp/ie-ha-te-na/20080321
プレゼントはコチラ
http://d.hatena.ne.jp/ie-ha-te-na/20071028#Repo2
※今回の「いわし」ご投稿は3月27日(木)正午で終了とさせて頂きます。
遠く離れた故郷の行事が全く違う人たちによって再評価されて、思いもよらない形で目の前に現れたわけですね。そういうことからあらためて故郷の文化の奥深さがわかっていくなんて、いいお話です。
最近は本当に各地で過疎化・高齢化が急進展していますね。そんな中で、いったいどのくらいの歴史ある行事が後継者を失っていったろうと考えると、本当に残念に思います。私たちは誰でも皆、自分のルーツを見つめなおしていくと、何かの失われかけている伝統に行き当たると思います。それを探して、何らかの形で受け継いでいく努力ができたらいいですね。
一人暮らし等で地元を離れ遠い土地で、故郷の伝統文化に触れて初めて故郷をかえりみる・・・。そういう発見というのは、心に深く刻まれて、一種の誇りを持てたりしますよね。地元にどっぷりつかっていた時は気付かなかったけど、離れて初めて分かること・・・沢山ありますね(^^)。
高齢化や伝統文化の伝承の難しさもありますね。今の住んでいる土地や、故郷でも各地を色々あるいている人には第2・第3の故郷もあるでしょう。各地の伝統文化が次世代にも受け継がれて欲しいけど、実行するのは難しいですね。
私はまずは、自分の住んでる地域・国のこと、今まで訪れた地域の文化を知ることから始めようかなと思います。そして自分の目で見て聞いて感じとって・・・、それを多くの人に広めたいです。
こういうものを見たり聞いたりすると、私たちが受け継いで行かなければ・・・とすごく思います。
けれど、田舎は過疎化して若い人たちがどんどん放れて言っているのが現状で
悲しくなりますね。
私はどちらかというと、田舎の方が空きなのですが・・・。
御燈祭
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BE%A1%E7%87%88%E7%A5%AD
私の故郷は汽車は2,3時間に一本走るほどの過疎化・高齢化がすすむ地域。近くにある新宮市もその例外ではありません。そういところで育った私は、故郷には何もないところだと思っていました。
しかし学生時代、伯父に連れられ、日本舞踊を見にいったときのことです。いくつかの踊りのあとに、「御灯祭」を題材とした踊りを見せられて、驚きました。派生したものとはいえ、まさか遠く離れた東京で生まれ故郷の文化に触れることになるとは、思いもよらないことでした。
その踊りを踊った舞踊家の人たちの話では、数年前から御灯祭に注目し、舞踊に取り入れられないか研究したそうです。その後も御灯祭自体を見る機会がないまま日常生活を送っていますが、私の故郷にもキラリと光るものがあることを教えられました。