「街を見渡せば、100通りの家族に100通りの家。家をのぞいてみれば、それぞれの暮らし振りが面白い!」と展開してきたイエルポタージュ・コーナー“イエ・ルポ”の続編。
“イエ・ルポ 2”では、特にマチとイエ、人と家族のドラマやものがたりを語らっていきませんか?愛するマチ、好きな風景、家族のエピソード、イエでの思い出…。あったかい、ユニークな、心に残っているお話、みなさんのマチやイエならではのお話が集まって、「イエ・ルポ」本が実現するとうれしい!毎回のテーマに沿って、あなたのイエとマチのルポ、お待ちしています!
イエ・ルポ 2 #010 THEME「あなたと家族が語る、趣味・ライフワークの話」を教えて下さい
ルポ例はコチラ
http://d.hatena.ne.jp/ie-ha-te-na/20080404
プレゼントはコチラ
http://d.hatena.ne.jp/ie-ha-te-na/20071028#Repo2
※今回の「いわし」ご投稿は4月10日(木)正午で終了とさせて頂きます。
イエはてなで「しつらい」という言葉の意味を初めて知って、それから二十四節季や旧暦の行事などに目が向くようになりました。
イエはてなでは、しつらいの行事に関するサプリがいろいろあって、私も実践しているのですが、まさに重陽の節句のとき、菊花酒をつくろうとしたんですが、新暦だと当然咲いているものはありません。着せ綿しようにも花が咲いてないのです。
菊花酒は重陽の節句に飲みたかったので、スーパーで売っている食用菊を使いました。
やっぱり、旧暦にこそやる意味があるのかな・・しつらいの行事に関するサプリの実践は私も今年は旧暦に行おうと思います。そしてその行事の意味を理解したいと思います。
これってすごくすてきなことですね!!
よく「暦の上では」なんていう言い方をしますが、
旧暦で暮らしていけば、ちゃんと暦と季節が一致しますね。
表向きは新暦に合わせながら実は旧暦で暮らしているという
隠れ切支丹みたいな感じがまた楽しくてすてきです。
私も隠れ旧暦の人になってみます。
壁に貼れる旧暦カレンダーを作りたいな。
新暦のカレンダーに旧暦を添え書きするのではなくて、
ちゃんと旧暦の一日から始まるカレンダー。
二十四節季もしっかり書き込んで、ずれていない暦と季節を実感してみたいです。
イエはてなに参加し始めてから、季節の色々なことに興味を持つようになりました。で、気が付いたことは、伝統行事のほとんどは旧暦でやらないと意味が薄れるということ。
たとえば桃の節句と言いますが、桃の花の見頃はちょうど今ぐらいですよね。実は昨日(4月8日)が旧暦で言うところの3月3日でした。
また七夕も今の暦でやってしまうとまだ梅雨明け前の地域が多く、毎年織り姫と彦星のデートは不発に終わってしまいます。やっぱりあれは、天上に夏の大三角が輝く真夏にやるべきだと思います。
重陽の節句もまた同じ。9月9日は秋の大切な節句ですが、まだその頃は残暑も残暑。秋限定のビールは出回りはじめているけれど、それを夕涼みで飲むと言った季節です。菊だってそのために特別に日照を調整して咲かせなければまだ咲きません。だから「菊の節句」がマイナーになってしまったんだと思います。
こんなふうに、新暦に日本の伝統行事を合わせていくのは、とても無理があるんですよ。そこで、社会と関わる部分では新暦で暮らしながらも、プライベートなことは旧暦で考えていくという「隠れ旧暦主義(趣味)」でいったらどうかと考え始めたんです。
そんな時、この本に出会いました。
陰暦暮らし
そこからわが意を得たりと、私の隠れ旧暦趣味生活が始まりました。まだ旧暦初心者ですが、実際にやってみると、これは楽しいですよ。季節と暮らしの距離がグッと近付きます。
今日は旧暦で言うと何月何日? なんていうのは、ネットで簡単に調べられます。たとえばこんなサイト。
http://www.ajnet.ne.jp/dairy/
他にも「旧暦カレンダー」などのキーワードで検索すればたくさん見つかります。
ちなみにこれからの行事をちょっと書いておくと、
なんていう感じになります。
旧暦で季節の行事を体感すると、行事の由来や意義などの蘊蓄も、本当の生きた知識として記憶にとどまっていきます。これは楽しいです。この楽しさは趣味になります。今日は旧暦で言うと何月何日? を意識しながら暮らす「隠れ旧暦趣味」、お勧めです。