どのような目的での測定なのか分かりませんが、普通は機器の発生するコンダクティブノイズの測定にはLISNを接続します。
まあ、簡単に言うと電源ラインと機器の間にラインフィルタを入れて電源ラインからのノイズをフィルタしてしまう訳です。60Hz程度の非常に低い周波数で方向性結合器のような物は作りにくいのでフィルタを使うのが現実的です。
また電源ラインの品質が非常に悪い、安定しないというのであれば常時インバータ給電方式のUPS(無停電電源)を利用して完全に電源ラインと測定機器とを分離してしまうのが良いでしょう。但し、UPS自身の出すノイズについてはあらかじめ良く調べて対策を打っておくことが必要です。
また、ノイズカットトランスを併用するのもいいと思います。
http://news-sv.aij.or.jp/kankyo/s4/wg/keisoku/denji/senkai.pdf
http://www.vlac.co.jp/proficiency_test/besshi2_2No3.pdf
http://homepage3.nifty.com/tsato/terms/emission-test.html
http://www.tsjcorp.co.jp/product/system/emi/emi_c/emi_c.htm
http://www.kyoritsudenshi.co.jp/3products/3knw/knw242f.htm
http://www.kyoritsudenshi.co.jp/3products/3knw/knw403d405dc.htm
http://www.kyoritsudenshi.co.jp/3products/3knw/knw1502.htm
http://www.kyoritsudenshi.co.jp/3products/3knw/knw407f408f.htm
http://www.kyoritsudenshi.co.jp/3products/3knw/knw404.htm
http://www.kyoritsudenshi.co.jp/6joho/shiryo/0804cispro16-1-2ame...
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1 | onemuri_kappanda | 2回 | 0回 | 0回 | 2008-04-17 10:10:58 |
目的ですが、RF測定(DCA)にノイズがのって、試験デバイスが大量死するという事件が発生し、近くにあるノイズ源とおぼしき電源ユニットからのノイズを正確に把握したいというような内容です。ノイズカットトランスは効果ありませんでした。現時点では、デバイスなのか、装置からのノイズなのか原因の切り分けもできていな状態です。とりあえず、UPSを入れようという話にはなりました。
60Hzというか、ここは関東なので50Hz? LISN!すごい!自作できそうな予感。買うと高そうですね。