1.番組による質の差が大きくなったように思います。
万人向けを狙う番組は総じてつまらないものが多いですが、中でも特につまらないと思うところが
・芸人をワンパターンな道化役に押し込める(持ち味を出せず、無理やり台本に沿わされてる感が痛々しい。)
・薄い情報で時間を稼ぐための必要以上のもったいつけ
・何がしたいのかわからない(まさかとは思うが、なんとなくわあわあ笑ってればそれで番組が成り立つとでも思ってるのだろうか、と疑ってしまう。見たあとでものすごい空虚感を味わう。)
などです。
おもしろいと思えるバラエティには
・普段から関心のあるテーマを扱っている
・あるいは、普段あまり気に留めてはいないけれど「言われてみれば」というような的を射たテーマを扱っている
・どちらにしても、ある一定の視点を終始保っている←ここが大切
・視点がぶれないままテーマを掘り下げることができている
・誰が見ても明らかというほどの演出過剰ややらせはない
という共通項があるように思います。
そういうバラエティだと、情報量が少なかったり、無作為を装った作為を多少感じ取れてしまったりしたとしても、見終わった後にはある程度の満足感は残ります。
「あるある大辞典」がかつてあれほどの人気を博したのも、これにあてはまる点が多いからではないかと思います。情報量は決して多くないのですが、「多くの人が興味を持っていることを」「的を絞って」「一定の視点のみから」「深く掘り下げる」という構成が視聴者に高い満足感を与えたのではないかと。これでやらせじゃなければ最高だったんですが。
2.昔に比べて歌い手のトークがたくさん聞けるようになったのは、ファンにとってはうれしいことです。でもできればあんまりイジめないであげてほしいと思ったりもします。芸人の司会者たちとの攻防に耐えうるコミュニケーション力を持ったアーティストでないと出てこないのが、ちょっともったいないというか、一面的になりがちな気はします。アイドル歌手ならばそれも仕事のうちですが、純粋に歌だけ歌っていられたらそれでいい、みたいな考え方の人にとっては出たくても出にくい雰囲気なんじゃないのかなあ、とか素人目には見えたりもします。
3.どこかで見たような話だなぁ…と思うものばっかりです。
ドラマっていうのはずっと昔からそういうものなのかもしれませんが。
あと、医者とか検事とか刑事とかパイロットとか教師とか、何か専門的な仕事を扱う内容のドラマはそろそろもうちょっと現場に近い作り方をしてもよいのではないかと思います。まったくの門外漢でも「いや、それはないだろ…」と素で思えてしまうほどにチャチな設定のドラマが結構あるような気がします。そんなふうにしないと一般の人には感情移入できんだろう、とか作る人たちは思っているのかもしれませんが、かえってチャチすぎて感情移入できなかったりします。この高度情報社会において、一般の人もそこまでものごとを知らないというわけでもないと思いますし、その仕事ならではの葛藤やジレンマといったものを描く余地はまだまだいくらでもあるのではないかと思うのに、なんか皆いつも同じようなことで悩んでて、ステロタイプだなあ、という印象が拭えません。
1.番組による質の差が大きくなったように思います。
万人向けを狙う番組は総じてつまらないものが多いですが、中でも特につまらないと思うところが
・芸人をワンパターンな道化役に押し込める(持ち味を出せず、無理やり台本に沿わされてる感が痛々しい。)
・薄い情報で時間を稼ぐための必要以上のもったいつけ
・何がしたいのかわからない(まさかとは思うが、なんとなくわあわあ笑ってればそれで番組が成り立つとでも思ってるのだろうか、と疑ってしまう。見たあとでものすごい空虚感を味わう。)
などです。
おもしろいと思えるバラエティには
・普段から関心のあるテーマを扱っている
・あるいは、普段あまり気に留めてはいないけれど「言われてみれば」というような的を射たテーマを扱っている
・どちらにしても、ある一定の視点を終始保っている←ここが大切
・視点がぶれないままテーマを掘り下げることができている
・誰が見ても明らかというほどの演出過剰ややらせはない
という共通項があるように思います。
そういうバラエティだと、情報量が少なかったり、無作為を装った作為を多少感じ取れてしまったりしたとしても、見終わった後にはある程度の満足感は残ります。
「あるある大辞典」がかつてあれほどの人気を博したのも、これにあてはまる点が多いからではないかと思います。情報量は決して多くないのですが、「多くの人が興味を持っていることを」「的を絞って」「一定の視点のみから」「深く掘り下げる」という構成が視聴者に高い満足感を与えたのではないかと。これでやらせじゃなければ最高だったんですが。
2.昔に比べて歌い手のトークがたくさん聞けるようになったのは、ファンにとってはうれしいことです。でもできればあんまりイジめないであげてほしいと思ったりもします。芸人の司会者たちとの攻防に耐えうるコミュニケーション力を持ったアーティストでないと出てこないのが、ちょっともったいないというか、一面的になりがちな気はします。アイドル歌手ならばそれも仕事のうちですが、純粋に歌だけ歌っていられたらそれでいい、みたいな考え方の人にとっては出たくても出にくい雰囲気なんじゃないのかなあ、とか素人目には見えたりもします。
3.どこかで見たような話だなぁ…と思うものばっかりです。
ドラマっていうのはずっと昔からそういうものなのかもしれませんが。
あと、医者とか検事とか刑事とかパイロットとか教師とか、何か専門的な仕事を扱う内容のドラマはそろそろもうちょっと現場に近い作り方をしてもよいのではないかと思います。まったくの門外漢でも「いや、それはないだろ…」と素で思えてしまうほどにチャチな設定のドラマが結構あるような気がします。そんなふうにしないと一般の人には感情移入できんだろう、とか作る人たちは思っているのかもしれませんが、かえってチャチすぎて感情移入できなかったりします。この高度情報社会において、一般の人もそこまでものごとを知らないというわけでもないと思いますし、その仕事ならではの葛藤やジレンマといったものを描く余地はまだまだいくらでもあるのではないかと思うのに、なんか皆いつも同じようなことで悩んでて、ステロタイプだなあ、という印象が拭えません。