1)ただ税務申告の処理をしてくれるだけでなく、節税対策まで教えていただける(つまり、経営者の利益のことを考慮して下さる)こと。
2)比較的安いこと。
つきましては、上記のような税理士事務所を見分ける方法があれば、ご教示ください。
事務所に8年在籍しておりました。現在は法人内で税務を行っています。
1については、どこの税理士・会計事務所でもたいてい考慮してくださいます。
それが主な仕事と言っても過言ではないでしょう。
経験が浅い先生ですとあまり詳しくご存じない場合もあります。
また事務所職員に申告まで任せきりの先生の事務所では、事務所職員があまり詳しくない場合も多くあります。
たいていの場合は、決算の数字や今後の見通しを考えながら、長期的・短期的に株主利益を優先するようにしています。
相続面まで含めてみる場合も少なくはありません。
あまり知られていませんが、税理士と会計士は全く業務が別ですので(税理士は税務が主、会計士は会計・監査が主)
両方の面から見られる事務所が良い事務所と言えると思います。
2については、それぞれの事情に合わせて金額を決めているケースがほとんどです。
記帳代行からすべてを任せる場合は、記帳代行料+決算・申告料がかかります。
法定調書や年末調整、経営者の確定申告などの代行もしてもらう場合はプラスアルファの料金がかかります。
年間トータルでどんな内容のことを頼むか、詳しく打ち合わせしたうえで見積もりを出してもらいましょう。
会社に経理や総務がいる場合、どの範囲をお任せするかによって変わります。
税務会計に詳しい経理社員がいて、ほとんど何もなく、零細で税務リスクが低く、決算書や申告書も自社で作成でき、
税理士事務所は内容のチェックや簡単な修正をするだけの場合は比較的安価に探せます。
経理処理自体は自社でやっているが、あまり詳しい者がおらず、細かく見てもらい修正してもらう必要がある場合は
最低月3万+決算料30万程度から探せると思います。
利用している会計ソフトがすでにあれば、そのソフトで見てもらえ税理士事務所を探すとよいでしょう。
普段はデータのやりとりで済ませられれば巡回業務がすくないため、安くできます。
具体的でなくわかりにくいかもしれませんが、最低3年は1つの事務所にお願いするでしょうから
何箇所か相談して、合うところを見つけるのが一番良いと思います。できれば近くが良いでしょう。
個人的には監査法人に10年以上在籍されていた会計士がやっている事務所で税理士もいるところがやりやすいと思っています。
安さを重視するなら、開業したての先生に数年頼むのもありです。
開業するまで数年は事務所経験もあると思いますので最低限の知識は備えています。
税理士になるには、大きくは税理士試験に合格する方法と、税務署を定年退職する方法がありますが、
ご質問のような税理士は、試験に受かった税理士のほうが多いように思います。
(一概には言えませんが)
そうなると、そのような税理士は若い人が多く、そういう人はホームページを作っていて
自分のポリシーを「経営者のための税務」などと謳っていたりします。
「○○市 税理士」などの検索で一覧を出した後、その税理士のホームページを全部当たってみると
良い税理士が見つかったりします。
あと、貴社が使っている会計ソフトと同じソフトを扱う税理士だと、その会計資料を中心に
経営指標を説明してくれる人もいます。
ちなみに、弥生会計ならここのサイトでサーチできます。
コメント(1件)
もちろん、安くするためにはそういう部分を削るので、どっちかですね。
節税対策がきちんとできていないなら、毎月の顧問料を払ってもペイするハズです。