法案アイデアの例)たとえば
「群衆の叡智・活用促進法案」
・企業、団体が社内に持つさまざまな情報のうち、公開することで社会貢献の助けになるような「統計情報」を一定期間、一定の手段で公開します、と役所に申請を出し、一定の貢献性が認められ承認が出たら、そのサーバ代や運営費程度の助成金を出す
実名・匿名論(最近は顕名も加わっているようですが)は、この件に関してはそれほど意せずともすむのでは、と考えています。
実名で参加しても匿名で参加してもどっちでもOK。
もっというと、どっちの意見もフルに活用する必要がある。
それこそがネット的だと。
重視してない理由1)
先に上げた段階のうち 1)立案フェーズでは、
A) 感覚的な短文の意見を集める
→匿名コメを多数集める方式にする
→キーワード統計分析などで傾向を見える化し、活用する
#統計の時間的推移も出ると面白い
B)A)の意見を整理する・まとめる・持論を展開する
→実名で発言、もしくは同系の発言が続くことでコテハン~顕名化してゆく
(論争するということは継続してゆくことになる→キャラが明確になるため)
C)B)でアップされた意見への統計的な評価情報も公開されていく
#直接評価→はてなスター的な機能?
#間接評価→閲覧率など、サーバで自動収集できる情報
このA)、B)、C)をPDCAサイクルでまわす。
1サイクルごとに法案を文面化してゆく縛りを入れるのも面白い。
重視してない理由2)
2)のフェーズ(具体的に議会に提出する議員を見つけること)で、必ずその法案は世間からすると(政治家の)実名扱い化されること
※その場合、かならずこの議員は「ネット立法」で策定された法案であることを公にアピールすることが必須条件
「ネット発だが、十分に練りこまれた案だと率直に評価できる内容だったので、
私が代表で議会に提出します」というスタンスを取ってもらう
重視してない理由3)
これは逆説なのですが、既に現在の社会では「完全な実名」は実現できない世の中になってますよ。だから情報に対して「実名だから責任保障あり」はまったく保障の限りではない。(実名分かっていた隣人がある日突然豹変して・・・ってのもこれに該当するかと)
だからわれわれは、出てきた情報(アウトプット)のみに対して「この情報を私は信用することにするか?信用しないことにするか?見なかったことにするか?」という風に自分で取捨選択し続ける姿勢付けこそが必要で、その姿勢付けをやりやすくするインフラが揃えばより都合よいのでは、と考えています。
私の心配としては、どちらかというと
・多数の議論を効率よく整理、公開していく仕組みづくり
・法律のアマチュアと簡単に言うが、そんなに簡単に結集できるものなのか
というあたりの方がアイデアがないです。
父と話していてわかったのですが、現在のネット界では、匿名のことが多いですよね。
匿名での議論で出来上がった法案にどれだけの説得力があるか、僕は甚だ疑問です。
これについては、昔、ちょっと議論しました。question:1172045539
う、携帯から返信できなかったんですね、夜の回答になってすいません。
スタートは「陳情」ではなく、われわれがもっと優位な位置から始められるようにしたいです。
1)
「在野の識者(立法対象に詳しい分野の方)」
「アマチュア法律家(学生とか)」
「ネットの住人たち」
・・・でネット上で議論して法律の文案まで策定
2)興味を持ちそうな議員にアプローチ
武器)法案、法案を作成するまでの全議論と資料、ネット上の活動協力、投票の支持
政党や団体に依存しない形にしたい
3)一定数の議員の賛同を得たところで、役所にアプローチ
です。
>下手に役所が絡むと、(略)
これは私が最初にあげた「法案アイデアの例)」についての話ですか?
これはあくまで一例で、われわれにとって有益な法案を実際に運用するには役所の協力は不可欠ですし、法案が可決された以降は上手に使うべきだと思います。
こうやって、立案段階からネット上で「見える化」されている方が理想的だと思います。
1)の3者がそれぞれ力を発揮して集まれる場所作りがなんとかできないものか。
ということになるのでしょうか?
下手に役所が絡むと、どうしても役所の色眼鏡が入ってしまいますので、どうかなぁ、という気がします。
結局、自分の発言に責任を持たず、ただ言いたいことを言ってお終い、の結果につながりますから。もちろん、実名であったからといって、責任の所在がハッキリし、発言内容に重みのあるものが多くなる、というものでもないでしょうが。
で、いわしを好まれるユーザーでこの話題に興味あるのは僕ぐらいみたいですから、、もう締め切って、人力に切り替えた方が良くないですかね?