死人に口あり、遺族に責任なし……?
Aさんの死後、Bさんの悪口を書きつづったブログが公開された。
Bさんが、Aさんの遺族に抗議したが、削除されなかった。
そこでBさんは、亡くなったAさんの悪口を、ブログで公表した。
すると、Aさんの遺族が抗議して、削除を要求した。
あなたの軍配はどちらに……?
http://q.hatena.ne.jp/1186747196
↑前問答 ↓死せるブログ
http://q.hatena.ne.jp/1165647218
悪口の内容によってはどっちも消すとか、あまりに酷い方だけ消すという結論もあるでしょうが、それなりの悪口でどちらも同程度という想定の上なら、どっちもどっちなんで両方削除なしということでそのままでいいんじゃないでしょうか。
そもそも、遺族だからといって、死んだ人のブログを消したりしなきゃいけない義務があるかは微妙ですから、どうしてもというならプロバイダにいうべきでしょう。
(「Bさんの悪口を書きつづったブログが公開された。」というのが、生前のAさんの設定で自動的に公開されたのでなく、Aさんの遺族の手によって公開されたのであれば、死者vs生者ではなく、生者vs生者の話になりますが、それではおもしろくないし、前の質問からもそういう設定だという意図が読み取れるので自動という想定です。)
一方、Bさんの側だって悪口に言い返す権利もあるでしょう。相手が死者だからといって言われっぱなしになるしかないというのも理不尽です。
なお、刑法の名誉毀損罪でも死者については嘘でなければ罰されません。
それから、余計なことですが、もうすぐはじまる実際の裁判員制度ではこういう事件は扱わないことになっています。
大きなお世話かと思いますが念の為。
>そこでBさんは、亡くなったAさんの悪口を、ブログで公表した。
>すると、Aさんの遺族が抗議して、削除を要求した。
削除要求はOK
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>Aさんの死後、Bさんの悪口を書きつづったブログが公開された。
>Bさんが、Aさんの遺族に抗議したが、削除されなかった。
プロバイダーに削除依頼を出せばどうでしょうか?
Aさんとプロバイダーの契約ですが、そのままでプロバイダの
判断で削除可能か、Aさんとプロバイダの契約はそのまま
遺族に相続?されると考えられるので、どっちにしても削除可能では?
こんにちは。
死者の遺志は、どこまで守られるのでしょう。
公開しているのはAさんの遺族でしょうから、最終的には遺族がBさんとの裁判を維持してでもblogの公開(故人の遺志をつらぬくこと)をしたいかどうか、がまず一つ目の問題だと思います。
二つ目の、BさんがAさんに対して同様のblogを公開した点は、泥仕合ともとれますが、内容によっては言葉に対して言葉で誤解を解こうとする試みのように思えます。
両者でどこかで妥協点を見つけなければならないのですから、Aさんの遺志だけ守られ、Aさんの遺族の主張が通り、Bさんのみblogを閉鎖した場合、筋が通らないように私は考えます。
そのため、Bさんとの話し合いに応じるのであれば、Aさんの遺族の主張も耳を傾けてみたいですが、そうでなく頑なな状態であるのなら、Bさんに軍配をあげざるをえないかなと考えました。
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