この文書は採用希望者が弊社に小論文として提出したものです。何か興味深いのですが、頭でっかちのような気もします。皆様なら、入社試験であるとして、10点満点で何点与えますか? また、その点数である理由も教えて下さい。
問:ウェブサイト製作の技術上の原則について思うところを短く論じて下さい。
答:現在、HTMLがインターネットにおける情報共有の基礎となっている。perlによるCGI、php、JavaScript、これらはすべて、HTMLを合成・提示し、またインターフェイスとして用いることを目的としたものである。私は、このHTMLに基づく情報共有という状態が、これから先半永久的に続くと見積もる。インターネット発生時代から現在まで、その普及率に基づいて見ると、ポストHTMLはその萌芽さえ見られたことがない。ただし、バージョンアップをも勘案するならば、XHTMLがそれに挙げられると考える。したがって、(X)HTMLを基礎として、それに追加してゆく形で、他の技術を選択使用してゆくべきである。
新卒ならば6点(平均点)、中途ならば3点または評価に値せずというところでしょうか。
・HTML(マークアップ規格)と各種プログラム言語の位置づけを正しく掴んでいないのかな?という印象を受ける
・しかし新卒の場合は、知識などは教育すればよいので面接重視
・設問に対する回答アプローチとしてあまり望ましくないロジックで進めている
辛口かもしれませんが。
どういった仕事に配属されるかによって点数も変わるのですが、
コーディングやウェブプログラミングの仕事をするとすれば9点くらいだと思います。
そうでない場合は5点です。
「HTMLが半永久的」ってところと、「萌芽さえ見られたことがない」ここが気にいらない。
しかも答えが「技術的な原則」じゃないし、小論文自体は2点くらかな?
未来を語るなら、現状はこうだけどこんな感じで変わりそう!って感じでないとつまらなく感じます。
ただ、こんな感じであっても半年くらいブログ書いてたりするならちょっと考えます。
コメント(14件)
コンプライアンス意識としても大いに問題かと、、、
さっさと削除したほうが・・・
自分のか?なら、かまわないけど、、
つまりそういうことかと…
早く消した方が…
書いてある事が事実とは限らないので、どっちとも解釈できるけど、、
自分の書いた事だと単に恥ずかしいから、主体を逆に見せているだけかもしらんし、、、
暇だから能書き書くと、
「半永久的」てのは大げさすぎると思う。
半永久的っていったいどれだけの期間でしょ?
数百年?数千年?
インターネットが誕生してからまだせいぜい20年か30年だかなので、単にその期間にHTMLが大きく変わらなかったからと言って、今後「半永久的」に変わらないとするのはいくらなんでも、、、
当分は変わらないだろうけど、、、
「インターネットの誕生」をどこにするかについて詳細は議論があるけれど、一般には1969年のARPANET稼働が節目だと考えられるんじゃないかな。そうするともうすぐ40年。Tim Berners-LeeがWWW, HTTPおよびHTMLを広く発表したのは1991年 (開発は前年から)なんで、HTMLの歴史はまだインターネットの歴史の半分しかない。あと、現在インターネット上に流れる情報の量に着目してもたぶんHTMLが主体とは言えない。前提がおかしいので論全体に意味がない。
「インターネット」は非技術者にとってしばしばWWWのことを指すと誤解されているので、文中の「インターネット」をWWWに置き換えると何となく意味は通るようになる。それでもHTMLはあくまで人間が読む文書のためのフォーマットであって、その他のデータ形式の話がすっぽり落ちていたり、言語の話を無理やり入れてみたりなど、理解せずにバズワードだけつなげているとしか読めないので、0点。
もちろん、採点基準が「技術に詳しくないクライアントに対して、いかに空虚な内容にバズワードをちりばめてもっともらしいプレゼンができるか」であれば話は別かもしれない。
情報共有はHTMLで行う という点で -1
フラッシュが動き出した後もHTMLベース?
ウェブサイトといっても可視なデータばかりとは限らないのでは?
(将来に渡って)ウェブサイトはウェブブラウザで見るものという固定観念に -1
前項と重複する所もあるけど...
perl = CGI となっちゃっているような気がするので、-1
XHTML は HTML の進化したものとの認識に -1
XML, SGML との関連が抜け落ちているような気がする
似て非なるものだとおもうが...
3点。
これだけ見ると断片的な情報だけで知ったつもりになっている感じで、即戦力とは言いがたいです。
書きなれていないのかもしれませんが、実務や専門課程を経ているのであればNGとします。
そうでないなら、この小論文の評点は重視しない方がいいですね。
5点持ちで加減して見ていきます。
>現在、HTMLがインターネットにおける情報共有の基礎となっている。
確かに、WWWはインターネットにおける情報連携の重要な手段で、用いられているHTMLは基礎だが、
情報共有ということなら手段は他にもあるし、WWWに限ってみても「現在~基礎となっている」
のではなく、最初からHTMLは基礎としてある。言いたいことはわかるけど。
もし、Web=インターネット ということなら、まるで素人。(こっちのイメージが強い)
どっちにしろ、適切な表現とは言いがたいです。
→減点1。
>perlによるCGI、php、JavaScript、これらはすべて、HTMLを合成・提示し、
>またインターフェイスとして用いることを目的としたものである。
「すべて…目的としたものである」→HTMLを生成するためだけに作られた言語・仕組みという
きめつけに読める。
誤解が多く、各要素の理解が不足していると思われます。
→減点1
>私は、このHTMLに基づく情報共有という状態が、これから先半永久的に続くと見積もる。
>インターネット発生時代から現在まで、その普及率に基づいて見ると、ポストHTMLはその萌芽さえ見られたことがない。
ここは論点として面白い(Web発生時代と読み替えた上で)。
まあ、半永久的は大げさだし、ポストHTMLも萌芽くらいはあったかと思いますが。
→おまけの加点1
>ただし、バージョンアップをも勘案するならば、XHTMLがそれに挙げられると考える。
バージョンアップという用語が適切ではないし、それで格差をつけたとしても上で論じている
ポストHTMLとして挙げるのはどうだろう?
→評価しない
>したがって、(X)HTMLを基礎として、それに追加してゆく形で、他の技術を選択使用してゆくべきである。
結局、現時点でその手段しかないところを述べているだけ。
納豆御飯を食すのに「納豆と御飯を基礎として、それに追加してゆく形で他の薬味を選択使用してゆくべき」
と言っているのとどう違うのかしらと。
→評価しない
Webサイト構成の基本技術(使用されているテクノロジー)を書き並べて、結論としてこのような
手法をとるべきと結んでいますが、事象を述べているだけで、制作技術について言及が少ない。
全体として論じていない。→減点1
会社側の人間なら、応募した人が書いた具体的内容をさらすのはマズイというのが前提。
はっきり違法ではなくとも、倫理的に問題あるよ。
私の場合ですが最初から使い物になる新入社員は1人もいませんでしたから、
経験の中で過去最高と思われる新入社員を10点としています。
9点を付けた理由は着眼点が鋭いところです。
HTML本来の役割を見直さなければならない時代に入り、
それを実行しているサイトが増える中、
そうでないサイトも未だ多数あるのが現状です。
そんな中でHTML本来の役割を守り通してきたXHTMLが見直されています。
-1点の理由はAjaxという単語が無かったことと、
以下に挙げる内容が無かった点です。
5点を付けた理由はその他の業務について記述が無いところです。
プロデュース・デザイン・プログラム・ネットワーク及びサーバ構築管理など、
サイト制作全体を見渡せるかどうかも最終的には重要な課題であると思います。
新卒なら3点というところでしょうか?
中途なら1点です。
まったく本来の意味を解ってないのが読み取れます。
「ウェブサイト製作の技術上の原則について思うところを短く論じて下さい」
という言い方の出題にも問題があるかと思いますが…
技術上の原則って? 規格のことを聞きたいのですか?
「ウェブサイト製作時における留意すべき技術上の原則」について個人的に思うところを短く論じてください。
か
「ウェブサイト製作における原則とは何か?技術的な観点から述べなさい」
とかだったらわかるかな?
いくつかの意味に読み取れてしまうので…
そもそもWEBについて聞きたいのか製作について聞きたいのか
いまいち読み取れませんが・・・
ただ、少なくともXHTMLが何やら見直されているという
ことを感じ取れているので
それぞれ仕組みについて指導すれば
それなりには覚えるのでは?
そもそろもウェブ製作に屁理屈は要らないので
「センスと論理」があればいいのでw
無理に10段階評価する必要はない気がします。
5段階で十分…
5)こいつはできる!!
4)できる気がする
3)教えれば変わる
2)ちょっと難しいか?
1)まったくダメ
もし私が採用担当だったらこれくらいシンプルに考えますw